今回はネッククーラーの2022年最新モデル「サンコーネッククーラーPro R4」を実際に使用した様子や感想を紹介いたします!
現在販売されているネッククーラーの中で最強の冷却能力を持っていると行っても過言ではないこのモデルの実力はいかに!?
「ネッククーラーPro R4の冷却効果や音の大きさはどのくらい?」
「本当に冷えるの?」
こんな疑問にお答えしますので、これからサンコーネッククーラーPro R4の購入を考えている方は是非参考にしてください。
サンコーネッククーラー PROとEVOについての違いや、どちらがおすすめかについても解説いたします!
ネッククーラーとは?

ネッククーラーとは、「首に直接つけて涼しさを感じることができる暑さ対策グッズ」です。
首には太い血管があり、その血管ダイレクトに冷やすことで、効率よく体温を下げることができます。
首につけるだけなので、車中泊やキャンプなどのアウトドアシーンだけでなく、オフィスや通勤時にも使うことができます。
コロナの影響で、マスクが必須になってしまった現状では、マスクで息苦しい時や顔が火照ってしまう時にもおすすめです。
ネッククーラーは大きく「タオルタイプ」と「電動タイプ」の2種類に大別することができます。
今回紹介するサンコーネッククーラーPro R4は「電動タイプ」に分類され、タオルタイプと比較した際のメリット・デメリットは以下の通りです。
・高い冷却効果
・長時間冷却効果が持続する
●デメリット
・バッテリーなど電源が無いと使えない
・バッテリーを含めると重量が重たい

サンコーネッククーラーPro R4の特徴はペルチェ効果を利用した高い冷却効果です。
ペルチェ効果とは異なる金属を接合し電圧をかけ、電流を流すと、接合点で熱の吸収・放出が起こる効果。
出典:Wikipedia
ペルチェ効果によって、冷却部分は外気温から約-15℃に冷やされ、その冷たさがずっと持続します。
左右合計4つの冷却プレートがついており、ダイレクトに首を冷やし続けることで、涼しさを体感することができます。
電源を入れてから2秒で冷たくなり、すぐに使うことができるのも魅力の1つです。
サンコーネッククーラー PRO R4のスペックや特徴を解説!
次にサンコーネッククーラーPROのスペックや特徴を紹介していきます。
セット内容

・専用バッテリー×1
・USB Type-C-TypeCケーブル×1
USB Type-Cケーブル×1
・落下防止用ストラップ×1
・説明書×1
・六角レンチ×2
セット内容は上記の通りとなっています。

専用のバッテリーも付属しているため、別途で購入する必要はありません。
購入後、すぐに使い始められるセットが揃っています。

写真のように本体にバッテリーを装着して使用します。
サイズ・重量


サンコーネッククーラーPro R4の折りたたみ時のサイズは幅110×高さ40×奥行き130mmで、手のひらよりも一回り大きいサイズ感となっています。
関節を伸ばして、首に巻きつけて使用します。

本体重量は約300g、バッテリーは約155gなので合計455g程度となります。
一般的なネッククーラーは200~300g程度なので、重量感のあるモデルとなっています。
実際に装着した際も、ずっしりとした重量は感じました。

落下防止用のベルトも付属しているので、動きのある作業での使用時も安心です。
サイズ | 最大幅215×高さ40×奥行210(mm)、最小幅110×高さ40×奥行130(mm) |
重量 | 本体300g、バッテリー155g |
冷却能力・連続駆動時間

冷却プレートは4枚搭載されており、首を四方から挟むことで高い冷涼感を感じられるようになっています。
他のネッククーラーは2枚のモデルがほとんどなので、首の冷やしたい部分をしっかりと冷やすことができます。
冷却能力はハイパワーモードで外気温から−10~−15℃程度となっています。
連続駆動時間はハイパワーモードで約2時間、強モードで約3時間、弱モードで約4時間となっています。
一般的なモデルは強モードで1時間前後、弱モードで2時間前後の使用になるため、ネッククーラー Pro R4はモードによっては2倍以上の連続駆動時間であると言えます。
高い冷却能力と、長い連続駆動時間を実現したハイスペックでモデルであると言えます。
モード | 冷却能力 | 連続駆動時間 |
ハイパワー | 外気温より−10〜−15℃ | 約2時間 |
強モード | 外気温より−8〜−13℃ | 約3時間 |
弱モード | 外気温より−4〜−9℃ | 約4時間 |
給電方式

サンコーネッククーラー Pro R4はバッテリーからの給電のみとなっています。
付属のバッテリーはもちろんのこと、市販のUSBモバイルバッテリーを電源としても使用することができます。
大容量のモバイルバッテリーを使用したり、交換用のバッテリーを複数用意しておくことで連続稼働時間を気にせす、長時間使用することができます。
長時間の連続使用を考えている方は、以下の電気容量による使用時間目安を参考に、適切なモバイルバッテリーを購入しましょう。
モバイルバッテリー容量 | 弱モード |
5,000mAh | 約4時間 |
10,000mAh | 約7時間 |
保証

保証期間は購入日より12ヶ月で、1週間以内の故障の場合は初期不良として着払いで送付し、対応を受けることができます。
1週間を過ぎてしまった場合は購入者が送料を負担する必要があるようです。
また、カスタマーサポートも充実しており、電話やメールでの相談も可能です。
動作音はどのくらい?
動画は弱→ハイパワー→強モードの順に動かした際の作動音の参考です。
弱モードでは音はほとんど気になりませんが、強・ハイパワーモードでは結構大きな音が聞こえます。
屋外や音の大きな環境下では気になりませんが、静かな室内での使用は神経質な方は音が気になると思います。
音が大きな環境での使用をメインに考えることをおすすめいたします。
サンコーネッククーラーPro R4はどのくらい冷えるの!?実際に使用した感想を紹介!

②稼働時間の長さも高評価
③大きさや重さ、作動音が難点
④普段使いというよりは仕事用に適している
サンコーネッククーラーPro R4を実際に使用した感想は上記のとおりです。
①冷却効果はバツグン!
冷却効果については、現在販売されている電動ネッククーラーの中ではトップクラスでした。
4方向から首を挟むことで、安定感もあり、首の動脈をピンポイントで冷やすことができるため効果が感じやすかったです。
筆者は室温が30℃をこえる部屋での作業時に使用したのですが、いつもより暑さを感じにくく、顔周りの汗の量を抑えることができました。
全身を涼しくするというよりは、暑さによる顔や頭周りの不快感を軽減する効果が期待できます。
筆者は数多くのネッククーラーをレビューしてきましたが、冷却能力はトップクラスだったので、とにかく冷たいモデルをお探しの方にはおすすめです。
②稼働時間の長さも高評価
弱モードであれば4時間、さらに別売のモバイルバッテリーを使用することでより長時間の連続使用が可能です。
「作業中に電池が切れて結局暑い思いをしてしまう…」という経験があったので、駆動時間が伸びたのは非常に嬉しいポイントです。
ご自身が普段使用するシーンを考慮に入れてバッテリーを用意しておけば、一日中涼しい状態をキープすることもできます。
過酷な環境下や猛暑の屋外での作業が多い方におすすめです。
③大きさや重さ、作動音が難点

使用して気になった点としては「大きさ、重さ、作動音」が挙げられました。
上の画像は装着した様子を後ろから撮影したものです。
首の後ろのバッテリーが大きくて目立つため、ちょっとした外出などの街歩き用としての使用には適していません。
また、重量があるので激しい動きをすると、ズレるような感覚があります。
「重くて肩こりが気になる」という方もいると思いますが、首をしっかりと挟んで支えてくれるため、長時間使用しても疲れにくいと感じました。
作動音については耳の周囲でファンが回るため、家の中など静かな環境下での使用は、人によっては気になるでしょう。
屋外や、周囲の音が大きい環境下ではほとんど気になりません。
④普段使いというよりは仕事用に適している
自宅や街歩き用として使用するというよりは、仕事での使用に適していると感じました。
具体的には、暑い厨房での仕事(ラーメン屋、焼き鳥屋)、ガレージでの作業、炎天下での工事現場、クーラーの効いていない倉庫内での作業等が挙げられます。
このようなシーンでの使用を考えている方にはぴったりのモデルだと言えます。
サンコーネッククーラーEVOとの違いを比較!

サンコーネッククーラーPro R4とEVOはどのような違いがあるのでしょうか?
以下の表はサンコーネッククーラーPro R4とEVOのスペックをまとめたものです。
| PRO | EVO |
冷却能力 | 外気温から最大−15℃ | 外気温から最大−15℃ |
給電方式 | バッテリー給電 | USB給電、バッテリー給電 |
重量 | 455g | 200g(本体+バッテリー) |
サイズ | 最大幅21.5×高さ4.0×奥行21.0(㎝) 最小幅11.0×高さ4.0×奥行13.0(㎝) | 最大幅17×高さ3.7×奥行18(㎝) 最小幅13×高さ3.7×奥行18(㎝) |
連続駆動時間 | 弱モード:約240分 強モード:約180分 ハイパワーモード:約120分 | 弱モード:約120分 強モード:約90分 |
価格 | 12,800円 | 5,980円 |
Pro R4は4枚の冷却プレートによる高い冷却力と連続駆動時間が優れていますが、デザイン製や軽量性という点ではEVOの方が優れていることがわかります。
スペックの比較から、Pro R4は仕事用、EVOは街歩き用に適したモデルであると言えます。
普段使いで使用したいとお考えの方はネッククーラーEVOを購入することをおすすめいたします。
サンコーネッククーラーPro R4はこんな人やシーンにおすすめ!
サンコーネッククーラー Rro R4を実際に使用した上で、おすすめの使用シーンは以下の4点が挙げられました。
①厨房のような顔が熱くなる環境で仕事をする人
②真夏日のガレージや倉庫で作業をする人
③炎天下の屋外で作業をする人
④人目の気にならないアウトドアシーン
基本的には暑さの厳しい環境下で、人目を気にせずに使用できる仕事でのシーンが適しています。
厨房での料理や、ガレージでの作業、炎天下の畑作業などのシーンでは大きな効果を発揮し、いつもよりも涼しく施業をすることができます。
連続駆動時間も長いため、交換用バッテリーを活用して一日中使用することも可能です。
一方で、本体サイズが大きく、装着していると目立つため街中での使用には適していません。
ちょっとしたお買い物に使用したい方はネッククーラーEVOなどのモデルをおすすめします。
デザインを気にしないのであればご家庭用にもおすすめです。
リラックスタイムや勉強時にも使用できます。
しかし、静かな環境下では動作音が少し気になる点は理解しておきましょう。
ネッククーラー を活用して快適な夏を過ごしましょう!

以上、今回は2022年最新モデル「サンコーネッククーラーPro R4」を紹介いたしました。
現在販売されている電動ネッククーラーの中では最強と言っても過言ではないスペックを持っているモデルです。
高い冷却能力と連続駆動時間が魅力で、過酷な環境下での仕事に適したモデルと言えます。
暑い環境下での作業を少しでも快適にしたいと考えている方にはぴったりの製品ですので、是非購入を検討してください。
是非、今回の記事を参考に、ご自身にぴったりのネッククーラーを選び出しましょう!





