夏の暑さ対策の一つとして「ネッククーラー 」が注目を集めています。
今回はネッククーラー の中でも最強の冷却効果との評判もある「サンコーネッククーラーPRO」を実際に使用した様子や感想を紹介いたします!
あわせてサンコーネッククーラーPROの評判や口コミもまとめて紹介いたします。
「冷却の効果はどのくらい?」
「音の大きさはどのくらい?発熱などのトラブルはない?」
こんな疑問にお答えしますので、これからサンコーネッククーラーPROの購入を考えている方は是非参考にしてください。
サンコーネッククーラー PROとEVOについての違いや、どちらがおすすめかについても解説いたします!
最新モデルのサンコー 「ネッククーラーPRO R4 」についてのレビュー記事は以下をご覧ください↓↓↓
ネッククーラーとは?サンコーネッククーラーの特徴

ネッククーラーとは、「首に直接つけて涼しさを感じることができる暑さ対策グッズ」です。
首には太い血管があり、その血管ダイレクトに冷やすことで、効率よく体温を下げることができます。
首につけるだけなので、車中泊やキャンプなどのアウトドアシーンだけでなく、オフィスや通勤時にも使うことができます。
コロナの影響で、マスクが必須になってしまった現状では、マスクで息苦しい時や顔が火照ってしまう時にもおすすめです。
ネッククーラーは大きく「タオルタイプ」と「電動タイプ」の2種類に大別することができます。
今回紹介するサンコーネッククーラーPROは「電動タイプ」に分類され、タオルタイプと比較した際のメリット・デメリットは以下の通りです。
・高い冷却効果
・長時間冷却効果が持続する
・デザイン性が高い
●デメリット
・バッテリーなど電源が無いと使えない
・バッテリーを含めると重量が重たい

サンコーネッククーラーPROの特徴はペルチェ効果を利用した高い冷却効果です。
ペルチェ効果とは異なる金属を接合し電圧をかけ、電流を流すと、接合点で熱の吸収・放出が起こる効果。
出典:Wikipedia
ペルチェ効果によって、冷却部分は外気温から約-17℃に冷やされ、その冷たさがずっと持続します。
左右に冷却プレートがついており、ダイレクトに首を冷やし続けることで、涼しさを体感することができます。
電源を入れてから2秒で冷たくなり、すぐに使うことができるのも魅力の1つです。
サンコーネッククーラー PROのスペック
次にサンコーネッククーラーPROのスペックを紹介していきます。
セット内容

・microUSB 充電ケーブル×1
・ストラップ
・説明書
セット内容は上記の通りとなっています。
バッテリーは本体に内蔵されているため、別売のモバイルバッテリーを購入する必要はありません。
購入してすぐに使い始められるセットが揃っています。
冷却能力・連続駆動時間
冷却能力は強モードは外気温から−17℃、弱モードは−11℃となっています。
強モード−17℃はサンコーの他のどのモデルよりも冷却能力が高く、実際に使用した感想としても最も冷たく感じました。
また、連続駆動時間は強モードで約62分、弱モードで約105分、本体の充電にかかる時間は約140分です。
別売のモバイルバッテリーやUSBから給電することで長時間の使用は可能になりますが、USB給電時は弱モードでしか使用できない点に注意してください。
これらのスペックから、サンコーネッククーラー PROは短時間の使用で高い冷却能力を求める方に適していることがわかります。
サイズ・重量

サンコーネッククーラーPROは、写真のように首の太さに併せてサイズを変更することができます。
サイズは最大幅15.0×高さ3.5×奥行14.5(cm)、最小幅14.0×高さ3.5×奥行14.2(cm)となっています。
他のモデルと比較しても大きさにあまり違いはありませんが、首回り部分が全体的に太いため、首を大きく傾けると本体に顔が当たってしまいます。

重量を実際に測定したところ220gでした。
サンコーネッククーラーの他のモデルと比較すると重量は重めですが、長時間使用していても肩こりなどはあまり気にならないと思います。
バッテリーが内蔵されているので、配線の煩わしさから解放され、自由に動くことのできるメリットの方が大きいように感じました。
サイズ | 最大幅15.0×高さ3.5×奥行14.5(cm)、最小幅14.0×高さ3.5×奥行14.2(cm) |
重量 | 約220g |
給電方式

サンコーネッククーラー PROはバッテリー給電とUSB給電の2種類の給電が可能です。
首の後ろの端子にバッテリーをカチッとはめるだけで簡単に装着することができます。
内蔵バッテリーでは目安として強モードで約62分、弱モードで約105分使用することができます。
より長時間連続で使用したいという方はUSBを使用してコンセントから給電する、大容量のモバイルバッテリーを購入するといった方法があります。
また、デスクワーク時に長時間使用したい方はパソコンなどから給電し、長時間使用することもできます。
このように使用シーンに合わせてお好みの方法で給電することができるといった点が前モデルよりも進化しています。
長時間の連続使用を考えている方は、以下の電気容量による使用時間目安を参考に、適切なモバイルバッテリーを購入しましょう。
USB給電で使用する場合は長時間の連続駆動が可能になりますが、弱モードのみでの運転になるので注意してください。
モバイルバッテリー容量 | 弱モード |
5,000mAh | 約5時間 |
10,000mAh | 約10時間 |
20,000mAh | 約20時間 |
保証

保証期間は購入日より1年間で、1週間以内の故障の場合は初期不良として着払いで送付し、対応を受けることができます。
1週間を過ぎてしまった場合は購入者が送料を負担する必要があるようです。
また、カスタマーサポートも充実しており、電話やメールでの相談も可能です。
サンコーネッククーラー はどのPROはどのくらい冷えるの!?実際に使用した感想を紹介!

サンコーネッククーラーPROを強モードで使用した感想としては他モデルのネッククーラーよりも冷たく、筆者が使用した中では最も効果を実感できました。
外気温よりも−17℃の効果は大きく、かなりの冷たさを持続的に感じることができます。
暑い場所での作業や、気温が30℃近い屋外で使用しましたが、汗が出る量を抑えることができました。
また、汗が出にくいので、首元のベタつきがなく、外した際のスッキリ感を強く感じることができます。
筆者は普段は弱モードで使用し、暑さが酷い時は強モードに切り替えて使用しています。
この使用方法で2時間以上使用することができており、弱モードをうまく活用することで長時間の作業にも使用できます。
いくつものネッククーラーの中で最も高い冷却効果を感じることができたので、高い冷却効果を最優先する方にとってはおすすめのモデルです。
動作音はどのくらい?
音に関しては周囲の音がする場所や屋外で使用するにはほとんど気にならない程度の大きさです。
首回りで排気用のファンが2つ回っているので、扇風機のような音はどうしてもしてしまいます。
ご家庭や図書館のような静かな場所で使用する際は少し気になるかもしれませんが、それも慣れてしまうとほとんど気になりませんでした。
ファンの音がうるさくて使用できない…ということはほとんどないと思います。
サンコーネッククーラー PROとEVOの違いは!?どちらがおすすめ?

サンコーネッククーラーPROとEVOはどちらのモデルがおすすめなのでしょうか?
どちらのモデルも使用したことがある筆者が、実際に使用した感想を踏まえながら解説いたします。
サンコーネッククーラー PROとEVOの性能の違い
サンコーネッククーラーPROとEVOの大きな違いは以下の3点です。
②防水性能
③バッテリーの取り外しができない
実際に使用して感じた最も大きな違いは「冷却温度」です。
サンコーネッククーラーPROは外気温から最大−17℃、EVOは−15℃であり、PROの方が冷却能力が高いことがわかります。
筆者はいくつものネッククーラー試してきましたが、今まで使用した中でPROが最も冷たく感じました。
筆者の経験上では、冷却能力を最優先にする方にはサンコーネッククーラーPROが最もおすすめなモデルとなります。
また、防水性能に関しては雨の降る中でも使用することができる防水性能IPX5を備えているPROの方が優れています。
屋外や汗をかきやすい体質の方はPROの方がおすすめとなります。
バッテリーに関してはPROは本体に内蔵されているため、EVOと異なり取り外しを行うことができません。
EVOはUSB給電で使用する際はバッテリーを外して使用することができるため、本体を軽くすることができます。
使用シーンに合わせてバッテリーの取り外しができ、使用シーンに合わせることができるという点ではEVOの方が優れていると言えます。
| PRO | EVO |
冷却能力 | 外気温から最大−17℃ | 外気温から最大−15℃ |
給電方式 | USB給電、バッテリー給電 | USB給電、バッテリー給電 |
重量 | 223g | 200g(本体+バッテリー) |
サイズ | 最大幅15×高さ3.5×奥行14.5㎝ 最小幅15×高さ3.5×奥行14.5㎝ | 最大幅17×高さ3.7×奥行18㎝ 最小幅13×高さ3.7×奥行18㎝ |
連続駆動時間 | 弱モード:約105分 強モード:約62分 | 弱モード:約120分 強モード:約90分 |
価格 | 5,980円 | 5,980円 |
サンコーネッククーラー PROとEVOはどちらがおすすめ?
実際にサンコーネッククーラーPROとEVOの両方を使用した筆者が個人的におすすめするのはPROです。
その最も大きな理由は「冷却能力の高さ」で、PROの方が効果を実感しやすいと感じました。
ネッククーラーを購入する上で冷却能力の高さを最も重要視する方はPROの購入をおすすめいたします。
強モードでの連続駆動時間は約60分となので、ちょっとした外出のような短い使用時間で高い冷却効果を得たいというシーンでの使用が最も適していると思います。
モバイルバッテリーやUSB給電を使用すると連続駆動時間を延ばすことができますが、弱モードでしか使用できない点に注意してください。
また、デザイン性や重量の軽さ、連続駆動時間に関してはEVOの方が優れています。
上記の条件を優先する方にとってはEVO選択する方が適していると思います。
ご自身の使用シーンやどのような点を最優先するかによって選択することをおすすめいたします。
サンコーネッククーラー PROの口コミや評判は!?
次にサンコーネッククーラー PROの口コミや評判をまとめました!
購入後に後悔しないようにしっかりとチェックしておきましょう!
肯定的な口コミ・評価
・肝心の冷えは、5月では冷たすぎて弱でもヤバいです。普段使いで仕事とかではないためかもしれません。
通勤時、駅まで歩くのに使ったり、日中暑い日で歩く時に使ってます。元々バッテリーを持ち歩いてるので、この前お散歩に行った時使ったりもしました。その日は29度でしたが、弱でも効果的で、冷え冷えでした。
・マジでこれは凄い買い物をしたと思ってます。暑い工場現場で使用したのですが、まず汗はかきますが
首が冷やされているので苦になりません。扇風機の付いたクーラーチョッキは激しい作業の為に
破けてしまうので着用できませんでしたが、これなら装着していても問題なしでした。
あと周りの目さえ気にしなければ、街中でも使用できます。それだけ涼しいです。出典:amazon
冷却効果に関しての評価は高く、弱でもしっかりと冷えるという声が多く見られました。
また、旧型のNEOと比較すると内蔵バッテリーで配線を気にすることなく使用できる、首を挟む力が強くズレにくいといった改善も行われています。
動作音に関しても問題ない範囲との評価が多かったです。
否定的な口コミ・評価
致命的だと思います。
・1ヶ月経たないうちに片側が冷えなくなりました。不良品かもしれないので、返品して再購入予定です。
次もダメならもう買いません…
否定的な評価・口コミとしてみられたのは、「モバイルバッテリーでは弱モードしか使用できない」、「初期不良によって片側が冷えない」、「保証の対応が悪かった」という声が見られました。
初期不良に関しては、筆者の製品は特にみられず問題なく使用することができ、2ヶ月以上使用していますが特に問題はありません。
片側が冷えなくなるといった故障は何件か見られました。
カスタマー対応や故障のしにくさといった点では評価が高くないようです。
購入後に後悔しないためにも、事前に理解しておくことをおすすめいたします。
ネッククーラー を活用して快適な夏を過ごしましょう!
以上、今回はサンコーネッククーラー PROを紹介いたしました。
いくつものネッククーラーを使用してきた筆者が最も高い効果を感じることができたネッククーラーでした。
バッテリー内蔵で使い勝手も良く、弱モードであれば2〜3時間程度使用することができます。
防水性能も優れているので屋外での使用にも適しています。
デザイン性があまり優れていない点が気になりましたが、性能としてはとても優れたネッククーラーだと思います。
是非、皆さんも今回の記事を最新のネッククーラー を生活に取り入れて、快適に夏を乗り切りましょう!





