今回は車中泊やキャンプなどのアウトドアシーンでの冷房として、近年注目が高まりつつあるポータブルクーラーの情報をまとめました。
「暑い夏を少しでも快適に過ごしたい」
「ポータブルクーラーと扇風機の違いは?」
「ポータブルクーラーにはどんな種類があるの?」
そんな疑問を解決できるよう、情報をまとめたのでぜひ参考にしてください。
ポータブルクーラーとは?電気代の目安や扇風機との違いも解説

暑い夏を快適に過ごすために、車中泊やキャンプなどのアウトドアシーンで人気が高まっています。
「ポータブルクーラー」とは小型で持ち運び可能なクーラーのことを指し、AC電源やシガーソケットで動かすことができるアイテムのことを指します。
扇風機との違い
周囲と同じ温度の風を送風するだけの扇風機との大きな違いはフロン系ガスや氷、水を冷媒として、冷たい空気を送ることができる点です。
車中泊やキャンプなどのアウトドアシーンで、夏場に扇風機を使用してもぬるい空気があたるだけで、涼しく感じない場合がありますよね?
そんな場合でも、ポータブルクーラーであれば、冷えた空気で局所的に涼しく過ごすことができるようになります。
冷房器具の電気代を比較
一般的に使われることの多い冷房器具のおおよその電気代を比較していきます。
製品によって本体価格や電気代は異なりますので、あくまでも目安としてお考えください。
本体価格 | 1時間あたりの電気代 | 1か月あたりの電気代(1日24h×30日) | |
エアコン | 40,000~100,000円 | 約16円 | 約11,520円 |
扇風機 | 1,000~10,000円 | 約1.1円 | 約792円 |
冷風扇 | 5,000~15,000円 | 約0.08~1.4円 | 約57.6~1,008円 |
ポータブルクーラー | 7,000~50,000円 | 約0.14円~19円 | 約100.8~13,680円 |
ポータブルクーラーの電気代は、製品によって大きく差があることがわかります。
小型のポータブルクーラーは扇風機よりも安い電気代で使用可能です。
一方、室温を下げられるなど冷却能力が高いポータブルクーラーは、製品や使い方によってはエアコンよりも電気代が高くなることもあります。
最近では省エネモデルも多く発売されているので、電気代が気になる方は、省エネモデルを選ぶことをおすすめいたします。
ポータブルクーラーは室外機の有無で大きく3種類に分かれる
一般的に「ポータブルクーラー 」と呼ばれるアイテムは室外機の形態によって大きく3種類に分けることができます。
室外機の有無で冷却能力が異なる為、それぞれのメリット・デメリットをそれぞれ理解して商品を購入しましょう。
①室外機を搭載しているポータブルクーラー

室外機を搭載しているポータブルクーラーは、家庭用のクーラーと近い冷却方式の為、高い冷却能力を誇ると言うメリットを持っています。
室外機付きのクーラーの冷却方式は、熱交換によって室内の熱を冷媒にのせ、室外機を通して屋外に放熱することで、室内を冷やします。
つまり、室内の熱が室外機からどんどん屋外に排出されることで部屋全体の温度を下げ、涼しくすることができるのです。
このタイプは機械自体が大きく、取り付けも大変と言うデメリットがあります。
業者による取り付けが必要な場合もある為、ハードルが高いと言う点も大きなデメリットです。
冷却能力を最優先し、お金や手間を惜しまないという方にはこの室外機有りのタイプのポータブルクーラーをおすすめします。
②室外機が無いポータブルクーラー

室外機が無いポータブルクーラーは、水や氷によって排出する空気を冷やす仕組みで、「冷風扇」とも呼ばれたりします。
このような冷却方式は、熱を屋外に排出することができないため、室温を下げることはできません。
暑い空気が、給水フィルターを通ることで、水に熱を渡し冷気となって排出されて涼しく感じます。
しかし、熱を渡された水は水蒸気となって室内に放出されるため、熱は室内に留まります。
このように冷風扇は冷気は排出することはできるものの、熱は水蒸気となって室内に留まるため、熱の総量は変化せず部屋の室温は下がりません。
冷風扇とは冷風が当たっている場所だけが涼しく感じることができるアイテムなのです。
このタイプのメリットとしては、手軽に、どこでも、扇風機より涼しい風を浴びることができると言う点です。
クーラーの風が苦手と言う方にもおすすめです。
デメリットとしては、狭い室内や高温化で使用すると水蒸気によって部屋の湿度が上昇し、蒸し暑い状態を作り出します。
夏の車中泊などで使用すると、サウナ状態になる可能性もある為、使用するシーンをしっかりと選びましょう。
大人気の冷風扇としては「ここひえR3」が挙げられます。
こひえR3に関してのレビュー記事は以下をご覧ください↓↓↓

③室内機・室外機一体型のポータブルクーラー

室内機・室外機一体型のポータブルクーラーは発生する熱をホースによって室外に放出します。
このタイプは室外機が無いタイプよりも高い冷房能力を持ち、室外機があるモデルのように設置の工事が必要なく、楽に移動できるというメリットを持っています。
デメリットとしては、室外機が外にあるタイプよりは冷房能力がやや劣るという点です。
それでも、ポイントで風を当てれば十分涼しく、室温を下げる程の冷房能力は備えています。
室外機があるタイプと無いタイプの良いとこどりをしたハイブリッドモデルで、近年注目を集めている形式のポータブルクーラーです。
使用用途に合わせた冷却方式を選ぶのが最も重量!
・室外機があるタイプ
→室温自体を下げられる高い冷却能力がほしい方
・室外機が無いタイプ
→いろんなところへ持ち運んで使いたい方やクーラーの風が苦手な方
・室内機・室外機一体型のタイプ
→持ち運びやすさと冷房能力どちらも譲れない方
ポータブルクーラーの選び方
次にポータブルクーラーの選び方を紹介いたします。
それぞれの冷却方式によって適した使用用途があるので、主にどのようなシーンで使用するのかを考慮に入れて適切なポータブルクーラーを選びましょう。
使用用途に合わせた冷却方式を選ぶのが最も重要!

室外機があるタイプのポータブルクーラーは高い冷房能力を備えているため、部屋全体の温度を下げたい場合や、車中泊などの室温が上がりやすい環境での使用に適しています。
一方で、一度備え付けてしまうと移動させるのは難しくなるため、こまめに持ち運んで使用したい方には適していません。
室外機がないポータブルクーラーの場合は、本体から数十センチ程度しか冷却効果を感じることができないため、デスクワークや就寝時、クーラーの冷房が苦手な方などに適しています。
また、コンパクトで持ち運びがしやすいので、日常の様々なシーンに使用したい方におすすめです。
部屋全体の温度を下げたい場合や、車中泊などの高温かつ狭い空間で使用するのには適していません。
室内機・室外機一体型のタイプは持ち運びがしやすく、冷房能力も比較的に優れています。
暑い環境下で、ピンポイントで冷風を当てて涼むといった使用方法が最も適しています。
このようにそれぞれの特徴を理解して、どのタイプの冷却方式が良いか判断しましょう。
重量や持ち運びやすさで選ぶ

ポータブルクーラーの魅力の1つとして、好きな場所に持ち運んで冷房を使用できるという点が挙げられます。
室外機がないタイプや一体型のタイプは一般的なクーラーよりも小型で持ち運びやすいというメリットがあります。
また、サイズが大きくてもキャスターが付いており、簡単に移動できるというモデルもあります。
使用時に持ち運ぶ機会が多い方は、なるべく軽量でコンパクトなモデルをおすすめいたします。
消費電力や給電方法で選ぶ

車中泊やキャンプなどのアウトドアシーンで使用する場合は消費電力や給電方式も重要となってきます。
消費電力については基本的に、「室外機無し<室外機一体型<室外機あり」の 順で大きくなります。
室外機一体型や室外機ありのタイプは起動時に1000W、運転時は200W以上の電力を消費します。
屋外で長時間の使用を考えている方は大容量かつ高出力のバッテリーが必要となる点に注意してください。
室外機無しのタイプは消費電力が5W前後と小さく、ポータブル電源でも長時間使用できる製品が多いです。
給電方式はAC電源やUSB給電がほとんどで、一部シガーソケットから給電できるモデルもあります。
車中泊など、シガーソケットから給電をして使用したいと考えている方は給電方式にも注意しましょう。
売れ筋ポータブルクーラー16種まとめ!
それでは実際に現在販売されているポータブルクーラー16種類の情報をまとめました。
価格や冷房能力、仕組みに大きな差があるため、使用する環境を考慮に入れ、自身にあったポータブル電源をお選びください。
①EcoFlow 「WAVEポータブルクーラー 」

2022年に、ポータブル電源メーカーEcoFlowから発売されたばかりの最新のポータブルクーラーです。
バッテリー式で冷却力、稼働時間、携帯性の三拍子が揃った高性能モデルです。
EcoFlow Waveは家のコンセント(AC電源)とポータブル電源につないで使用できるのはもちろんのこと、電源のない場所で長時間使用したい場合も、着脱式のバッテリーパックを装着することで、連続8時間使用できるようになります。
EcoFlow製のポータブル電源を組み合わせるとより長時間使用することができます。
まさに車中泊に特化した、今注目のポータブルクーラーです。
2022年5月24日から予約販売を開始したため、詳しくは以下からご覧ください↓
②山善 ポータブルスポットクーラー「カンゲキくん2」

室内機・室外機一体型
まず始めに紹介するのが、ポータブルクーラーで非常におすすめのアイテム「カンゲキくん2」です。
こちらは本体後ろのホースから熱を室外に放出することができる為、高い冷却効果を持っています。
吐出口では周囲の温度よりも−10℃の冷風を排出することができ、夏の車内でも温度を下げる冷房能力を備えています。
大きさは長さ587×奥204×高さ263mmで、ポータブルクーラーの中では比較的小型で持ち運びも可能です。
取り付けの工事は一切要らないので、車中泊やアウトドア様々なシーンでの利用が可能です。
前モデルから新たにリニューアルされ、さらに使い勝手が向上しました。
最新モデルのカンゲキくん2を実際に使用したレビューは下記の記事をご覧ください↓↓↓

・現場で大活躍、おすすめです。
・音が大きめ。クーラーの効きは良く、車の冷房に近い。
③アイリスオーヤマ ポータブルクーラー「 IPA-2202G」

室内機・室外機一体型
アイリスオーヤマから2021年5月に販売されたスポットクーラーの中でもスタンダードなモデルです。
取り付け工事不要でどこでも簡単に設置が可能で、約7畳程度の広さまで対応可能となっています。
内部で水を蒸発させるノンドレン方式を採用し、水捨ての手間がほとんどありません。
サイズは286(幅)×320(奥行き)×700(高さ)mm、重さは約22kgで、移動に便利なキャスターも付いています。
今回紹介するポータブルクーラーの中では大型のモデルですが、部屋をしっかりと冷やす冷却能力を持っているモデルです。
・エアコンを設置できない賃貸の部屋でしたのでこれはとっても助かりました!届いてすぐに使える手軽さと、ポータブルでこの冷たさと風量なら充分だと思います 今年は特に暑く、湿度も高い日があったので買っていなかったらどれだけ不快だったろうと思います 違う部屋でもすぐ使えますし、引越ししても持っていける事も購入のポイントでした
④ポータブルクーラー冷え蔵2EX

室外機無し
次にご紹介するのが「ポータブルクーラー冷え蔵2EX」です。
価格は38,280円とポータブルクーラーの中では高価格帯に位置するモデルです。
こちらは室外機を搭載していないモデルです。
クーラーボックスにファンがついた構造となっており、本体上部に搭載されたラジエーターでクーラーボックス内の冷水と空気の熱交換を行うことで、冷たい空気を排出します。
ファンからは約10℃程度下がった空気が排出されます。
低電力のためポータブル電源でも長時間使用可能で、シガーソケットも利用可能なため、車中泊での利用に向いています。
しかし、30℃を超えるような真夏の環境下ではあまり効果を発揮しないという声も聞かれます。
そういった場合はあくまでも補助的の冷房として使用することをおすすめいたします。
・初期の製品と比べてずいぶん改良されています。夏の車中泊がこれで過ごしやすくなるとうれしいです。
・暑い日の犬の為に購入しました、予備冷房的に使う感じです、暑い日には効果期待出来ないです
⑤COIZUMI(コイズミ) ポータブルクーラー「ラ・クール」

室外機あり
本体は室内機と室外機に別れており、通常のクーラーと同様の仕組みを小型化した構造です。
室内機と室外機で吸熱と排熱の役割を分けているため、局所的ではなく、空間全体の温度を下げることが可能です。
消費電力は540Whなので、ポータブル電源での使用は1〜3時間程度でおすすめいたしません。
サブバッテリーを搭載した車か、AC電源を利用できる環境下のみでの使用となります。
・キャンピングカー(コンパクトキャブコン)で使用してみたくて購入。セッティングする時は重すぎ。疲れます。窓の大きさを考えないとセットできません。真夏の昼間の使用には厳しいかも。(3~4度下げるのが精一杯) 電源が確保出来るところなら、夜間は少し寝れるかなって感じ。
⑥トランスクール EC3

室外機無し
「トランスクール EC3」は冷媒に水や氷を使用して空気を冷やすタイプのポータブルクーラーです。
シガー電源(12V/24V共通)で使えるコンパクトなポータブルクーラーで、
特殊なエバポレーターが水を吸い上げてバリアブルスピードファンで涼しいミスト風が吹き出します。
車内などの密室空間で使用すると、湿度が上がり、蒸し暑い環境を作り出すこともあるため、車中泊などにはあまりおすすめできません。
・水を注ぎ入れる蓋の両サイド支えが折れた、もっと頑丈にするべき、それと移動中に水が溢れやすいー。冷房効果はあまり期待していなかったが扇風機より断然いい。
⑦CLESEED(クレシード) 「クレクール5」

室外機あり
「クレクール5」は先ほどご紹介したラ・クールと同様に、室外機と室内機が別れた構造で、冷房能力が高い製品です。
冷房機能に加え、除湿機能も搭載しているため、蒸し暑い夏にも最適です。
消費電力は560Wとサブバッテリーやポータブル電源で長時間使うには難しいものの、AC電源が利用できるキャンプ場やRVパークでは利用可能です。
標準装備されているキャンピングカーもあり、冷房能力と評判が共に高い商品です。
・商品到着後、試運転十数分の時は冷え方も良かったんですが、後日車のシートの上に設置、1時間半ほど運転し停止したところ、室内機から水漏れしシートは水を吸い込んでビショビショで後始末が大変でした。冷え方は良好です。
⑧CLESEED(クレシード) 「クレクール3ホワイト」

室内機・室外機一体型
「クレクール3」は小さな外見から冷房能力800W(3000BTU)を備えた、室内機・室外機一体型の移動式スポットクーラーです。
冷房だけでなく、除湿・加湿・空気清浄器としての機能も搭載しています。
また、コンパクト・軽量なので持ち運んで外出・レジャー先での使用もできます。
キャンピングカーや室内等の密閉空間を冷やすには、冷風口・本体・排気ダクト等に工夫(断熱材を使用しての熱処理等)が必要となるので注意してください。
・送風口に温度計を直接置いて測りましたが、室温より3~9℃弱くらいの低い温度の風が出るようです。 スポットクーラーの名の通り涼める範囲は狭く、冷房能力が低いので冷房効果は室温に依存します。室温が高いと出てくる風の温度も高くなります。
⑨ショップジャパン「ここひえ R4」

冷風扇のメジャーなアイテムがショップジャパンで販売されている「ここひえ R4」です。
昨年モデルよりも風速約2倍、静音性UP、首振り機能が進化とリニューアルされた最新の冷風扇です。
大きさは横19.0 x奥17.5×高さ20.1cmで、重量:1.5kgと小型で持ち運びも簡単。
デスクの上など場所を選ばす使用ができて、個人使用にはおすすめの冷風扇です。
省電力でポータブル電源でも動かすことができるため、キャンプなどのアウトドアシーンでも使用可能です。
2022年、最新版の「ここひえR4」を実際に使用したレビュー記事は以下をご覧ください↓↓↓
⑩NAKATOMI 「ミニクーラーMAC-10」

室内機・室外機一体型
冷暖房工具や空気工具の販売を行っているナカトミが販売するポータブルクーラー が「ミニクーラーMAC-10」です。
本体のサイズは幅29.5×横29.5×高さ44cm、重量は13kgで、ナカトミが販売するポータブルクーラーの中では最小・最軽量のモデルとなっています。
フレキシブルダクトで、360℃好きな場所にピンポイントで冷風を送ることができる点が魅力的です。
別売の排熱ダクトを付ければ室外に熱を排出することができ、広さによっては室温を下げることも可能です。
・消費電力が少ない。その割にはよく冷える気がする。6月中旬、12畳の部屋で25度が24度に。ドレンタンクは5時間で満水。キャンピングカー等、容量の大きいバッテリーで使用可能との噂も。大きさはSサイズのキャリーバッグ程度。排熱口が背面で送風口が上部。24000円でした。排熱は外に出さないと効果なし。
⑪ナカトミ「移動式エアコン MAC-20」

室内機・室外機一体型
こちらもナカトミが販売するポータブルクーラー 「移動式エアコン MAC-20」です。
本体のサイズは37×34.5×70.5cm、重量は22kgで、先ほどのミニクーラーよりも大きいモデルとなっています。
基本的にはキャリーで移動させて使用するタイプのポータブルクーラー のため、持ち運んでの使用には適していません。
排熱ダクトを使用して、室外に熱を排出することで、室温を下げることもできます。
冷風・除湿・送風の3種類の運転切り替えで、夏の室内でも快適に過ごせます。
便利なタイマー付きで、1時間ごとに設定可能となっており、就寝時の使用にも適しています。
amazonの売れ筋ランキングでも2位に位置するほど人気のポータブルクーラー です。
・排気ダクトを設置して使用すれば冷えます。16度設定だと毛布が必要なぐらいに。 移動式として考えるなら屋外向きなのかな?室内では排気ダクトの設置を暑い中で…と考えると面倒で簡単に移動させれない。 後、騒音の方は室外機との一体型と考えれば許容範囲内かな?
⑫コウデン「移動式エアコンKEP251R」

室内機・室外機一体型
ノンドレン方式が魅力の小型エアコンがコウデンの「移動式エアコンKEP251R」です。
ドレン水がほとんど発生しないノンドレン方式を採用することで、排水を処理する手間から開放され、長時間の連続稼働を可能にしました。
排熱ダクトと窓パネルも付属しており、熱を室外に放出することで室温を下げることも可能です。
サイズは幅31.7×奥40.2×高さ77.0cm、重量は21kgとやや大きいモデルではありますが、キャリーがついており、らくらく移動させることができます。
サイズが大きいため持ち運びの性能は低いですが、家の部屋のみでの使用を間変えている方には、機能性も優れており、おすすめのモデルです。
amazonの売れ筋ランキングでも上位に位置し、レビュー評価も高い製品です。
・とにかく冷える!冷えまくる!! 6畳ほどの部屋ですがかなり冷えます。設定温度を24度にしても寒いくらいです。 風量が弱と強に出来ますが弱でも風がしっかり出ます。
・いちいち排水交換をしなくていい! ノンドレン方式?とやらを採用している様で排水を交換する手間は要りません。 しかしこれは冷風の時のみで送風や除湿での使用時は普通に排水交換が必要になる様なので注意です。
⑬タンスのゲン スポットエアコン

室内機・室外機一体型
本体後部に排熱ホースがついており、室内の熱を窓から外に放出することができるため、高い冷却能力があります。
風量の調整はや冷風の温度も調整できるので、お好みの空間作りが可能です。
オフタイマーやチャイルドロック機能もついているので、就寝時の使用や、お子様のいる家庭にもおすすめです。
リモコン付きで、キャスターもついているので、移動も比較的ラクに行うことができます。
・ポータブル電源で稼働するので購入。しっかり稼働しましたが昼間の暑い車内では車内の気温を下げる効果は微妙でした。排気温度が高いので工夫が必要です。今は家の脱衣場で活躍中。スポットクーラーと割り切って使うと満足出来ます。気温より湿度の低下が早く感じられます。出典:amazon
⑭ナカトミ ポータブルミニエアコン

室内機・室外機一体型
先ほど紹介したカンゲキくんと近い形状の超小型エアコンです。
持ち運びしやすい形状で、オフィスや作業場、レジャーにもおすすめ。
本体のサイズは61.5×20.0×27.0cmとなっています。
2万円代で購入できるので、他の超小型エアコンよりもコストパフォーマンスが良いモデルとなっています。
⑮サンコー「ワイルドクーラー」

室内機・室外機一体型
通販サイトサンコーが販売している小型エアコンが「ワイルドクーラー」です。
こちらも先ほど紹介したカンゲキくんと同様で、室外機と室内機を一体化させたモデルの小型エアコンです。
本体のサイズは幅21.4×横52.5×高さ29.0cm、重量9.8kgで片手で持ちはこべるサイズとなっています。
作業場やガレージ、エアコンの無い部屋、車中泊とどこにでも持ち運んで使用することができます。
冷房能力は1000BTUで、カンゲキくんよりは低いものの、29,800円と比較的安価で購入できる点が魅力的です。
⑯アイリスオーヤマ「ポータブルクーラー ホワイト IPC-221N」
室内機・室外機一体型
アイリスオーヤマから発売されているポータブルクーラーです。
本体のサイズは約35×34.3×70.4㎝、重量は22kgです。
大きめのサイズ感のため、持ち運びには適してはいませんが、キャスター付きなので、室内での移動は楽に行えます。
先ほど紹介したナカトミの移動式エアコンMAC-20は風量を2段階で調節可能ですが、アイリスオーヤマのポータブルクーラーは3段階で調節可能です。
また風向パネルが2枚のみなので、掃除が簡単なのも嬉しいポイント。
・スイッチを入れてすぐに冷たい風が出てきます。音はそれなりにしますが、室内室外機一体型だからこんなものかな。設置に必要な部品は全て同梱されているので、即設置できてよかったです。出典:Amazon
キャンプや車中泊には予備バッテリーがあれば安心!

車のバッテリーでポータブルクーラーを使う予定の方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし車中泊ではアイドリングストップがマナーなので、夜間エンジンをかけておくことはできません。
またエンジン停止中に車のバッテリーを使用すると、バッテリーが上がってしまう恐れがあります。
車中泊や電源のないキャンプサイトで使用する場合は、ポータブル電源などの予備バッテリーを合わせて準備しておくことをおすすめいたします。
おすすめのポータブル電源について紹介した記事は以下をご覧ください↓↓↓

[まとめ] 冷房方式によって冷房能力や価格に大きな差が出る

以上、今回はポータブルクーラーと扇風機の違いや、ポータブルクーラー16種類の情報をまとめました。
以上の16種類の製品スペックから、「冷房の方式によって、冷房能力や価格に大きな差が出る」ということがわかっていただけたと思います。
室内機と室外機が別れた構造のポータブルクーラーは、冷房能力が高いというメリットがありますが、価格が高く、消費電力が大きく、設置が大変というデメリットがあります。
冷水や氷を冷媒として冷やすタイプは、低電力で使い勝手が良いというメリットがありますが、冷房能力は低く、湿度を上げてしまうというデメリットがあります。
水の気化熱現象を利用するタイプは、安価で軽量、低電力といったメリットがありますが、冷房能力はほとんどなく、湿度を上げてしまうというデメリットがあります。
このように冷房方式によって様々なそれぞれのメリット・デメリットが存在しますので、購入の際は自身が使用する環境や目的を考慮に入れて、自身にあったポータブルクーラーを選びましょう。









