ここ数年、キャンプや車中泊の人気が高まり、それと同時に限られた空間でも自分がどう楽しんでいけるかも、考えられてきたように思います。
車内やキャンプ場では、それぞれの楽しみ方がありますが、最近人気が出てきた楽しみ方の一つに「アウトドアシアター」があります。
アウトドアシアターは、野外や車内で自分の好きな映像を楽しむことです。
車内やキャンプ場では、タブレットやDVDプレイヤーなどが今まで、重宝されてきました。
ですが、みんなで楽しむには画面が小さいという欠点があったことで、そこまでメジャーになることはありませんでした。
ですが時代の流れにより、外に持ち運ぶことができる「プロジェクター」も販売され始め、再びアウトドアシアターが脚光を浴びています。
ですが同時に、アウトドアシアターを行う場合にも注意が必要です。
特にキャンプ場でアウトドアシアターを行う場合は、周囲への配慮を忘れてはいけません。
今回は、プロジェクターの選び方や、おすすめのプロジェクター6選と、アウトドアに適したスクリーンの紹介と、キャンプや車中泊で映画を見るアウトドアシアターとは何かや、注意点をご紹介します。
キャンプや車中泊で映画をみるアウトドアシアターとは?

アウトドアシアターは、持ち運びができるプロジェクターを使って、車中泊の車内やキャンプ場の野外で、映画館のようにビデオを楽しむことをいいます。
最近では、夏休みに「星空映画館」というイベントを、学校のグラウンドで行う自治体もありますね。
アウトドアシアターは、それらのイベントを「個人で行う小規模のもの」だと思えばわかりやすいかもしれません。
映画館では、決まった作品が上映されますが、アウトドアシアターは自分の好きなタイトルを選んでもいいのです。
満天の空のもと、自分のペースで好きな物を食べたり飲んだりしながら、楽しむことができますよ。
テントや車の天井をスクリーン代わりにすれば、眠りながら映像を楽しむこともできます。
アウトドアは、自然の中で楽しむことですが、大自然の中で自分の好きな映像を見ることは、何物にも代えがたい贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。
キャンプや車中泊で映画をみるために必要な道具と方法
モバイルシアターに必要なアイテムは「モバイルプロジェクター」と「スクリーン」の2点のみです。
その他にも、必要であればDVDデッキやポータブル電源を使用しましょう。
これさえあれば簡単にアウトドアシアターを楽しむことができます!
・スクリーン
・DVDデッキ(必要であれば)
・モバイルバッテリー(必要であれば)
プロジェクター

最も重要なのが「プロジェクター」です。
アウトドアシアターの為にプロジェクターを選ぶ際は「携帯性」と「明るさ」、「バッテリー容量」が大きな基準となります。
アウトドアシアターに適したプロジェクターの選び方は記事の後半で紹介いたします。
筆者は写真の「超小型レーザープロジェクター UO Smart Beam Laser」を使用していますが、携帯性も高く、投影能力も高いため重宝しています。
スクリーン

映像を映すスクリーンもアウトドアシアターには必須のアイテムです。
大まかなことを言えば、スクリーンに関しては白色であれば大きな問題はありません。
筆者はニトリで購入したテーブルクロスをスクリーンにし、そこに投影することで映画を観ています。
キャンプでスクリーンを使用したい方は下持ち運びやすく、自立するものの使用をおすすめします。
DVDデッキ(必要であれば)

最近のプロジェクターはスマートフォンと接続し、その映像を投影することができるモデルが多いため、DVDデッキは必須のアイテムではありません。
そのため、DVDデッキがなくてもネットフリックなどで視聴している映像を投影することができるのです。
DVDデッキを使用した方が安定して再生することができますし、電波の無いキャンプ場でも再生出来るという点では優れているのですが、持ち運びやセッティングが面倒というデメリットがあります。
必要な方はDVDデッキも用意すると安心です。
ポータブル電源(必要であれば)

長時間の再生を行う方はポータブル電源も用意しておくことをおすすめいたします。
プロジェクターは2時間程度の連続再生は可能ですが、場合によっては映画のラストで電池切れなんていう事態が起こりかねません。
ポータブル電源があれば8時間以上の連続再生が可能になるため、用意しておいた方が安心です。
何時間連続再生を行いたいかを考え、それが賄える程度の小さなバッテリーでも問題はありません。
DVDデッキを使用する際はコンセントプラグ(AC)が付いているモバイルバッテリーを選ぶことをおすすめします。
キャンプや車中泊で使えるプロジェクターの選び方
最近は、ご自宅のテレビ替わりにプロジェクターを購入している人も増えてきました。
そのため、アウトドアだけでなく自宅でも使用できる、性能の良いプロジェクターが多く販売されています。
プロジェクターを選ぶときに、気にしておきたい性能をご紹介していきますね。
キャンプ場や車中泊で使えるプロジェクターの選び方「持ち運びしやすいもの」

アウトドアや車中泊で使用するプロジェクターですから、なるべく持ち運びしやすい小型で軽量のものがいいでしょう。
キャンプや車中泊は、限られた収納スペースしかない場合が多いですよね。
室内で使用するときも、場所をとって動かしにくい大きさのプロジェクターよりも、小型でいつでも設置しやすいプロジェクターの方が扱いやすいです。
特に、都会では「ワンルーム」のお部屋に暮らしている人も多いでしょう。
ワンルームにお住いの場合、収納スペースも限られてくると思います。
テレビを置くよりもプロジェクターを置いて「好きな時に取り出して映像を見ている」という人もいますね。
コンパクトで軽量なプロジェクターならば、家の中でもアウトドアでも利用できるので、とてもおすすめです。
キャンプ場や車中泊で使えるプロジェクターの選び方「バッテリー容量」

最近は、アダプターをつながなくても、プロジェクター本体に充電して、コードレスで使用できるタイプのプロジェクターも販売されています。
キャンプや車中泊の時に、とても便利なのですが、バッテリー容量に注意が必要です。
ここで確認しておかないといけない部分は、連続再生可能な時間です。
大体、映画一本の上映時間は「2時間ほど」でしょうか。
ならば、せめて連続再生可能時間が「2時間」はできるものを選んだ方がいいですね。
そうすれば、感動的なシーンで「バッテリーが無くなったから、ポータブル電源につなぐね」なんてことにならないでしょう。
自分がよく見ている映像の再生時間はどのくらいかかっているのかを、調べて検討してみてくださいね。
キャンプや車中泊で使えるプロジェクターの選び方「投射距離」

投射距離は、スクリーンからプロジェクターの距離で、スクリーンに映すサイズによってどのくらいの距離が必要かを図る距離になります。
投射距離が長いほど、画面のサイズが大きくなりますので、映す画面サイズが限られる車内での鑑賞や、室内の壁に好きな大きさの画面サイズで見ることができるかの基準になります。
キャンプや車中泊だけでなく、室内でも使用したい場合は、設置予定の場所からスクリーンまでの距離を測って、投射距離を確認しておきましょう。
なお、単焦点レンズのプロジェクターは、投影距離が1m以下のものが多いので、投影する場所に制限がある場合は、単焦点レンズのプロジェクターを選んだ方がいいかもしれません。
キャンプ場や車中泊で使えるプロジェクターの選び方「輝度」
キャンプや車中泊でプロジェクターを使用するときは「夜」の使用が多いかもしれません。
そのさいは「輝度」はあまり重要視しないかもしれませんが、普段の生活の中でも使用して、アウトドアの時にも使いたい場合は、この輝度も視野に入れておく必要があります。
この「輝度」とは、明るい場所でも映像がはっきり見ることができるかどうかです。
アウトドア中の夜間に、のんびり食事をしながら映像を楽しみたい場合は、問題ではありません。
ですが普段でも使用する場合は、明るい部屋でも映像をはっきり映せるかどうかは、この輝度にかかってきます。
輝度が3,000lm以上あれば、明るい場所でも映像が見やすいです。
キャンプや車中泊時だけでなく、室内でも使用したい場合は、この「輝度」もチェックが必要です。
ちなみに、明るさの量を表す単位は「lm(ルーメン)」です。
似たような表記で「ANSIルーメン」という明るさの平均を表した単位もあります。
この「ANSI」は「American National Standards Institute」の略で「米国規格協会」というアメリカの組織を表しています。
ANSIルーメンとは、投影される光の量を平均値として算出したものです。
ルーメンとANSIルーメンの違いを簡単に説明すると下記のようになります。
【ルーメンとANSIルーメンの違い】
・ルーメン…最大値の明るさ。ただし、映し出されるすべての面がこの明るさではなくて、一部分のみこの明るさの可能性がある。
・ANSIルーメン…投影された映像の面を何分割かして、分割された中心部の明るさを測定、そこから平均照度を算出して、投影画像の面積をかけたもの。
ルーメンとANSIルーメンは、どちらかの単位で表記されることが多いです。
「比較してどちらが良い」とは、その人の使用状況にもよりますので、なんとも言い難い部分でもあります。
ですが、自分はどちらを重要視するかの判断材料になると思いますので、この単位の表記も見ておいてくださいね。
キャンプや車中泊におすすめのプロジェクター6選!
キャンプや車中泊におすすめのプロジェクターをご紹介します。
最近では、プロジェクターもコンパクトになり、使うシーンを選ばなくなりました。
室内や社内での使用だけでなく、アウトドアのキャンプや車中泊でもとても人気です。
筆者も以前「超小型レーザープロジェクターUO Smart Beam Laser」を紹介していますので、そちらの記事も併せてご覧くださいね。
①キャンプや車中泊におすすめ「超小型レーザープロジェクターUO Smart Beam Laser」
とても軽くてコンパクトなモバイルプロジェクターです。
映像を映し出す方法がレーザーで、自動で焦点が合うので、ピント合わせが不要です。
Wi-Fiで無線接続も可能ですが、HDMIケーブルを使った有線接続も可能です。
バッテリーを内蔵しているので、ポータブル電源がない場所でも使用が可能です。
レーザーを使用しているため、「日本工業規格レーザー製品」の安全基準をクリアしていますが、念のため人に向けて投射しないように気を付ける必要があります。
サイズ | 5.5×5.5×5.5cm |
重量 | 552g |
明るさ | 100ルーメン |
投影サイズ | 100インチ |
機能 | SmartBeamのアプリから台形補正の調節可能 |
インターフェース | 有線・無線接続可能。microHDMIケーブルでマックやWindowsPCにつなぐことができます |
付属品 | ・USB充電用ACアダプター・海外用コンセント用変換機・充電用MicroUSBケーブル・MHLケーブル・MHL変換アダプター・取り扱い説明書 |
②キャンプや車中泊におすすめ「【YiFUAR】 小型プロジェクター」
コンパクトな家庭用のプロジェクターです。
1080PフルHDに対応しており、高画質のコンテンツを楽しむことができます。
上下15まで調整できる、台形補正機能があるので、水平におかなくても調節が可能です。
投影サイズは32~170インチに対応しているので、家の中で使用するときは、スクリーンや白い壁・天井のサイズに合わせて、映像サイズを変化させることができます。
もちろん家の中だけでなく、キャンプや車中泊時にも楽しむことができますよ。(ただし、ポータブル電源は必要です。)
ポータブル電源と併用して、長時間の映像を楽しみたい場合におすすめです。
サイズ | 12.5×16.7×6.7cm |
重量 | 0.66kg |
明るさ | 5000ルーメン |
投影サイズ | 32~170インチ |
機能 | 台形補正 |
インターフェース | AV接続(VCD・DVD)・HDMI接続(Swtich・PS4・XBOX・ブルーレイDVD)・マルチメディア(USEカード) |
付属品 | ・電源ケーブル・AVケーブル・HDMIケーブル・三脚・説明書・リモコン |
③キャンプや車中泊におすすめ「【créer】ミニスマートプロジェクター」
こちらは、5.8インチのスマホサイズのコンパクトなモバイルプロジェクターです。
自宅だけでなく、キャンプや車中泊にも最適で、持ち運びの時にも場所を取りません。
外出時にも使用できるように、内蔵バッテリーが搭載されています。
モバイルバッテリーとしても使用ができますが、使用時間は約2時間ほどです。
見る作品によっては、内蔵バッテリーが切れるかもしれませんので、ポータブル電源も念のために用意しておいたほうがいいかもしれません。
サイズ | 14.5×7.5×1.81cm |
重量 | 不明 |
明るさ | 50ANSIルーメン |
機能 | ・画面ミラーリング対応・台形補正 |
インターフェース | ・Wi-Fi接続・Bluetooth接続・有線LAN・有線接続可能 |
付属品 | ・日本語説明書・専用袋 |
④キャンプや車中泊におすすめ「【Anker】Nebula Capsule Ⅱ」
Ankerのモバイルプロジェクターです。
Android TV9.0が搭載されたプロジェクターなので、YouTube動画やAmazon prime Videoなどのアプリを利用して映像を楽しむことができます。
2020年にGOOD DESIGN AWARDを受賞しています。
最大100インチの大画面で臨場感のある映像を楽しむこともできます。
映像の場合は、約2.5時間連続使用が可能で、スピーカーとしての利用もできるので、音楽再生であれば約10時間連続して使用することができます。
500mlの缶よりも少し小さいサイズなので、持ち運びに適しています。
キャンプや車中泊だけでなく、室内でも十分きれいな映像を楽しむことができますよ。
サイズ | 8×8×15cm |
重量 | 739g |
明るさ | 200ANSIルーメン |
投影サイズ | 20~100インチ |
機能 | ・台形補正・オートフォーカス機能・画面ミラーリング |
インターフェース | ・HDMI・USB・Wi-Fi・Bluetooth・Chromcast |
付属品 | リモコン |
⑤キャンプや車中泊におすすめ「【Canon】モバイルプロジェクターC-13W」
手のひらサイズのコンパクトなプロジェクターです。
ネットに接続すればWEB・PDF・Officsのデータが閲覧可能。
そのため、アウトドアや自宅だけでなく、お仕事にも使用することができます。
電源ケーブルを接続しなくても、バッテリーが内蔵されているため、最長2時間ほど使用が可能です。
スマートフォンの電源が無くなれば、モバイルバッテリーとしても利用が可能です。
サイズ | 120×120×33mm |
重量 | 410g |
明るさ | 130lm |
投影サイズ | 16.1~97インチ |
投射距離 | 0.5~3m |
機能 | ・WEB・PDF・Officsのデータが閲覧可能(注:インターネット環境が必要)・縦自動台形補正・左右上下反転表示・内蔵スピーカー |
インターフェース | ・HDMIソケット・USB TypeA×2・Micro SDソケット・音声出力・Bluetooth R・内蔵スピーカー |
⑥キャンプや車中泊におすすめ「【Artlii Q】ミニプロジェクター」
とてもコンパクトで軽量な「単焦点プロジェクター」です。
単焦点プロジェクターなので、とても近くから映して使用できるので、場所が限られている場合でも使用することができます。
バッテリーも内蔵されているので、キャンプや車中泊でも利用できます。
内蔵バッテリーをフル充電した場合の使用時間は「約1.5時間」です。
長編の映像作品を楽しむ場合には、ポータブル電源が必要ですが、子供たちがゲームをするときに繋げば、時間に制限ができていいかもしれません。
サイズ | 14×9×5cm |
重量 | 340g |
明るさ | 1200ルーメン |
投影サイズ | 14~72インチ |
投射距離 | 0.5~2.4m |
機能 | ・スリープ機能・ズーム機能 |
インターフェース | HDMI・USB・VGA・TF・AV・パソコン・タブレット・PS3・PS4・DVDプレイヤーに接続可能 |
付属品 | ・HDMIケーブル・AVケーブル・リモコン |
キャンプや車中泊に適したスクリーンを紹介!
室内でプロジェクターを使用する場合は、白い壁に映像を映すこともできるので、スクリーンはなくても利用できます。
ですが、キャンプやアウトドアの場合は、スクリーンがないと映像を見ることができません。
スクリーンの代用品を利用する方法もあります。
筆者も以前、ニトリのテーブルクロスで代用していたことを紹介しましたね。
代用品を使用する場合は、白色でも「しっかりしたごつい布(帆布など)」がいいでしょう。
布が透けてしまうほど薄い場合は、あまりスクリーン用としては向いていません。
このように代用品でもスクリーンとして利用することができますが、代用品の場合、「しわができやすい」ことがあるので、できればしっかりしたスクリーンが望ましいです。
ですので、持ち運びしやすいコンパクトなスクリーンをご紹介します。
キャンプや車中泊に適したスクリーン「プロジェクタースクリーン持ち運び・折り畳み式」
72インチのサイズのスクリーンです。
折りたたんで保管することができるので、場所を取りません。
外で使用する場合、汚れても手洗いや洗濯機を利用して洗うことができるので、メンテナンスがとても楽にできます。
しわが気になる場合は、低温のアイロンでしわを伸ばすこともできます。
自立式ではないので、外で使用する場合は、木に括りつけて張るように設置するようになるでしょう。
ロープが付属していますが、予備として、数本のロープも用意しておいた方がいいかもしれません。
サイズ | 158×92cm |
重量 | 440g |
付属品 | ・フック×16個・ロープ(12m)・収納バッグ |
キャンプや車中泊に適したスクリーン「40インチ自立スクリーン」
アウトドアで使用する場合、気になるのが急な雨です。
「山の天気は変わりやすい」ということもありますので、キャンプで使用するときには、防水性のあるスクリーンがおすすめです。
汚れてしまった場合、水やせっけん水を含ませた布で拭くことができます。
このスクリーンは自立式ですが、風があるときは「ロープ」で倒れないように固定して使用してください。
サイズ | 118×8.7×8.7cm(梱包時) |
重量 | 1.9kg |
キャンプで迷惑にならないために注意する点
自然の中でのアウトドアシアターは、とても解放感にあふれています。
ですが解放感にあふれていても、周囲への気遣いを忘れてはいけません。
周囲に他のキャンパーがいるならばなおさらです。
自分が楽しければいいわけではなく、自然を楽しむ人たちがいることを忘れないようにしておきましょう。
光に注意する
周囲に人がいるキャンプ場や、道の駅での休憩中の車中泊の時には、「光」が漏れないように注意しておきましょう。
車中泊の場合で、車内で観賞する場合は別ですが、キャンプ場で車の側面にスクリーンを装着して観賞する場合も同じです。
夜のキャンプ場では、いろいろな楽しみ方がありますよね。
焚火の炎を見つめながら静かにお酒を飲んだり、美しい星空を眺めるためにキャンプ場に来る人もいます。
プロジェクターは、スクリーンに映像を映して使用しますから、光が隣のテントサイトに及ぶこともあるかもしれません。
特に「天体観測」をしている場合は、光があると星が見えなくなるので、天体観測中に光を感じることは好ましくありません。
もしも、天体望遠鏡やカメラを「空」に向けて、設置しているキャンパーがいれば、光を自分のサイトから出ないように配置するようにしてくださいね。
音に注意する
キャンプ場を利用している人は、あなただけではありません。
他にも利用しているキャンパーがいると思います。
キャンプ場では、「夜の10時以降は就寝時間なので、焚火も音が出る楽器も控えてください。」と注意事項として告げられる場合が多いです。
車中泊中の車内で、映像を見る場合でも、車の外に音が漏れていることがよくあります。
特に、キャンピンクカーではない車両で車中泊をしている場合は、外に音が漏れる可能性が大です。
街中でも、大音量の音楽をかけて走る車もいますよね。
大音量で音楽を聴いている人は、外に音が漏れている認識はないかもしれません。
ですが、音漏れはかなりしています。
これは、道の駅とか公共の場所での休憩中でもいえることですが、車内だからと言って、何をしてもいいわけではありません。
例え、周囲に人がいない場合でも、音漏れはしないように心がけて楽しみましょう。
見る映像に注意
アウトドアシアターは、自分の好きな作品を見ることができる「個人シアター」といっても過言ではありません。
自分の好きな作品を、自分の好きなだけ見ることができます。
ですが、ここで「自分の苦手系な作品(ホラー・心霊系など)」は見ることはやめておきましょう。
アウトドアシアターですから、雰囲気は申し分ありません。
映像の中で、木の葉が揺れる音は現実の音なのかわからなくなるほど混同すると思います。
緊迫感と臨場感を味わうことができるため、家や映画館の中で感じる恐怖よりも、室外では、さらに大きな怖さを感じるのです。
特に、映画の中のシチュエーションに似た環境だと、なおさら感じるでしょう。
そこで「楽しかった~(^^)」で終わればいいのですが、「怖くてトイレにいけない」にならないように注意しておきましょう。
まとめ

今回は、プロジェクターの選び方や、おすすめのプロジェクター6選と、アウトドアに適したスクリーンの紹介と、キャンプや車中泊で映画を見るアウトドアシアターとは何かや、注意点をご紹介しました。
アウトドアシアターは、プロジェクターがコンパクトになり、外でも楽しめるようになったため、キャンプ場や車中泊で気軽に行えるようになりました。
ですが、特にキャンプ場はいろいろなキャンパーが、それぞれの楽しみ方で楽しんでいます。
周囲の人たちの楽しみを遮ることのないように、注意するべきことに気を付けて、アウトドアシアターを楽しんでいきましょう。
