こんにちは!北海道でバンライフを実践しているユウイチロウです!(Instagram、facebook)
今回は、キャンピングカーの中でも人気の型「バンコン 」について、メリット、デメリットやおすすめの車種を紹介いたします。
バンコンとは何?
バンコンのメリット、デメリットは?
バンコンに向いているおすすめの車種は?
ユウイチロウ
バンコンとは?
まず初めに、バンコンとは何かについて解説いたします。
バンコンとは「ハイエースなどの中型バンをコンバージョン(conversion:改造)したキャンピングカー」のことを指します。
ハイエースやキャラバンなどの車種をベースとして、自由に改造できることから高い人気を誇っているキャンピングカーのスタイルです。
バンコンのメリット
バンコンには他のキャンピングカーには無い多くのメリットがあります。
そこで、バンコンをキャンピングカーとして使用する際のメリットをいくつかご紹介いたします。
・キャブコンと比較して安い価格で購入できる
バンコンのメリットの1つとして、「キャブコンと比較して安い価格で購入できる」点が挙げられます。
キャブコンの平均的な購入価格は新車で700万円〜、中古で400万円〜程度です。
バンコンはベース車をハイエースとした場合、新車で400万円〜、中古で200万円〜程度で購入できるため、キャブコンと比較して価格が安いです。
キャンピングカーに乗りたいけど、高くてキャブコンを購入できない方にはバンコンがおすすめです。
・改造、カスタマイズの幅が広い
近年、バンコンは高い人気を誇っているため改造業者や内装を作る際のアイテムが豊富に販売されており、自分好みのキャンピングカーを自由に作れるというメリットがあります。
キャンピングカーを使用する用途に合わせて、使い勝手の良いキャンピングカーを作成できます。
自分に必要な機能を絞ることで、コストの削減にもつながります。
・操作性が高く、普段使いとしても使用できる
バンコンはベースが乗用車のため、通常の車と同じ感覚で運転・使用ができるのが大きな魅力です。
キャブコンは車体も大きく重量もあるため、操作性が低く、普段使いには向いていません。
旅行に出かけるときのみキャンピング仕様にすることもでき、日常使いに加えてキャンプも楽しめるのがバンコンの大きなメリットです。
・ベースの車種が豊富
バンコンのベース車両には多くの種類があり、費用や使い勝手から自分に合った車両を選ぶことができます。
日本ではトヨタのハイエースや日産のキャラバンなどの商用バンが人気です。
その他にも国産のワゴン車や海外の車などもベース車にすることが可能で、幅広い選択肢の中から自分にぴったりの車を選ぶことができます。
バンコンに向いている車種の詳しい紹介は記事の後半でいたします。
・改造、カスタマイズの幅が広い
・操作性が高く、普段使いとしても使用できる
・ベースの車種が豊富
バンコンのデメリット
気軽に楽しめることで人気のバンコンですが、デメリットも抱えています。
次はバンコンのデメリットをそれぞれ紹介していきます。
・居住性が低い
バンコンのデメリットとして「キャブコンと比較して居住性が低い」という点が挙げられます。
ベッドスペースは広いため寝心地には大きな問題はありませんが、車内の天井は低く、直立することができません。
そのため、長期の旅行などでは疲れが溜まりやすく、週末キャンプなどの短期間の車中泊に向いています。
ルーフテントを装備すれば直立は可能になりますが、費用がかかることや冬場の使用にはあまり向いていません。
また、キャブコンのようにトイレ、シャワーなどの設備がついていないため、トイレは道の駅やコンビニ、お風呂は銭湯を利用する必要があります。
シンクや冷蔵庫などは改造によって取り付けることもできますが、その分費用がかかってしまいます。
・外気温の影響を受けやすい
バンコンの車体は外気温の変化を受けやすいというデメリットも抱えています。
対策としては後付けのFFヒーターやクーラーをつける、ボディの内部や窓ガラスに断熱材を使用するなどがあります。
お住まいの地域や使用時期によってしっかりと対策を行う必要があります。
・外気温の影響を受けやすい
ユウイチロウ
バンコン におすすめの車種
バンコンと言っても、使用するベース車によって大小様々な種類があります。
国内ではトヨタの「ハイエース」と日産の「NV350キャラバン」の2種類が高い人気を誇っています。
その他にもバンコン に向いている車種をまとめて紹介いたします。
・トヨタ「ハイエース」
まず初めに紹介するのがトヨタの「ハイエース」です。
広い車内、カスタマイズの汎用性の高さ、中古でも高く販売できることから高い人気を誇っています。
バンコンの購入を考えている方はまずはこちらのハイエースから検討してみることをおすすめします。
最近では、ハイエースを改造したおしゃれなキャンピングカー「SEDONA」なども販売されています。
・日産「NV350キャラバン」
ハイエースについで人気なのが日産の「NV350キャラバン」です。
ハイエースとほぼ同スペックの機能を持っており、バンコンに向いている車種です。
NV350キャラバンを選択するメリットとしては中古価格がハイエースと比較すると安い点です。
車体費用を抑えたい方はキャラバンを選ぶことをおすすめいたします。
・マツダ「ボンゴ」
車内の広さはハイエースやキャラバンに劣るものの、マツダの「ボンゴ」もバンコンに向いている車種です。
ボンゴも中古車価格が安いという点で大きなメリットを持っています。
・メルセデスベンツ「トランスポーター」
外車でバンコンに向いている車種がメルセデスベンツの「トランスポーター」です。
この車の大きな特徴は「高い天井で直立できる」という点です。
バンコンでもキャブコンと同等の居住性を求める方にはトランスポーターをおすすめいたします。
大工の鈴木大地さんはトランスポーターをおしゃれに改造して、まるで家のような内装を作り出しています。
バンコンであなたも素敵なキャンピングカーライフを
以上、今回はバンコンとは?そしてそのメリット、デメリットやおすすめの車種を紹介いたしました。
これからキャンピングカーの購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
自分にぴったりのキャンピングカーを見つけて、素敵なキャンピングカーライフを送りましょう。
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