バンライフや車中泊に向いている車種は?キャンピングカー6種の特徴をまとめました!

こんにちは!北海道でバンライフを実践しているユウイチロウです!Instagramfacebook)

今回の記事ではバンライフに向いている車6種の特徴を比較してみました!

ユウイチロウ

バンライフに挑戦しようと考えている方、どんな車にしようか悩んでいる方は参考にしてください!

バンライフに適している車種は?比較する重要な要素6選はコレだ!

ユウイチロウ

バンライフを実践している僕が、重要だと考える要素6つはこれです!
1.購入金額の安さ
2.燃費
3.居住性:空間の広さや、トイレ、水道を含めた住みやすさ
4.維持費の安さ:修理費、車検
5.デザイン
6.ロマン

上記の6要素を車種ごとに比較してみます。

キャブコン

出典:VANTECH

一般的にキャンピングカーと呼ばれているのがこちらの「キャブコン」です。

今回はキャブコンの中でも人気のZiLというタイプについてみてみます。

購入金額(新品)770万円〜
購入金額(中古)400万円〜
燃費6〜9km/L

キャブコンのもっとも優れた特徴は「居住性」の高さにあります。

室内の広さや、キッチン、トイレ、暖房など車内での生活に特化したアイテムが揃っています。

まさに動く家で、快適な旅を重要視する人にとってはキャブコンが最もオススメです。

しかし、キャブコンで最も気になる点が「購入金額」です。

車両にもよりますが、新品で約770万円〜と高く、資金に余裕のあるキャンパー向けの車種です。

こんな人にオススメ

・居住性を最も重要視する人
・資金に余裕のある人
・長期間の旅をする人

バンコン

出典:toyota

バンコンとはハイエース等の「中型バンをコンバージョンしたキャンピングカー」のことを指します。(例:ハイエース、キャラバン、デリカ等)

価格や、居住性、維持費のバランスが良いため、多くの方が利用しているキャンピングカーのスタイルです。

購入金額(新車)400万円〜
購入金額(中古)200万円〜
燃費10km/L

バンコンの特徴は全体的にバランスの良いスペックを持っている点にあります。

そのため、車中泊初心者の方でも安心して挑戦することができる車種です。

燃費は約10kmLと良く、故障のリスクも低いため、長距離移動が多い車中泊旅に向いています。

懸念点としては購入金額がやや高い点と、居住性が低い点です。

ポップアップルーフやハイルーフを付ける等の改造をしない限りは車内での直立ができない為、長期間の車中泊では大きな負担となります。

どちらかといえば週末キャンパーのように、短期的な車中泊に向いている車です。

出典:VANTECH
出典:VANTECH

写真のように、改造次第では居住性もあげることができます。

欠点を補ってしまえば、とてもスペックの高いキャンピングカーとなります。

こんな人にオススメ

・車中泊初心者の方
・長距離移動の多い方
・短期的な車中泊者

軽キャンパー

出典:ホワイトハウスキャンパー
購入金額(新品)200万円〜
購入金額(中古)50万円〜
燃費14〜15km/L

軽キャンパーの最も優れている点は「コストの安さ」にあります。

他の車種に比べ、購入金額の安さや燃費が非常に良い点が魅力的です。

費用はそこまでかけられないけど、車中泊旅やバンライフに挑戦してみたいという方にはオススメの車種です。

車内の空間が狭いため、居住性が低いのが欠点です。

しかし、近年では軽キャンパー用のアイテムも充実しており、少人数であれば快適な生活を送れる程になってきています。

出典:ホワイトハウスキャンパー
出典:ホワイトハウスキャンパー
こんな人にオススメ

・安い初期投資で車中泊を始めたい人
・少人数で車中泊を行う人
・燃費や維持費を極力抑えたい人

キャンピングカートレーラー

出典: TOZAIATEO
購入金額(新品)160万円〜
購入金額(中古)100万円〜
燃費牽引車による

日本では見かけることが少ないキャンピングカートレーラーですが、実は多くのメリットがあり、オススメのキャンピングスタイルです。

その最も大きなメリットとは「費用が安いにもかかわらず、居住性が高い」ことです。

エンジンがついていないため、購入金額が安く、キャブコンに近いほどの居住性を備えています。

また、使用しない時はトレーラーを切り離し、車を普段使いできることもメリットとなります。

デメリットとしては、牽引運転に技術がいる点や、多くの駐車スペースを必要とする点が挙げられます。

牽引については750kg以下であれば普通免許で運転できるので、そこまで難しい技術は必要ありません。

駐車スペースが限られる地域では、2台分の駐車料金がかかってしまうので注意してください。

こんな人にオススメ

・安い初期投資で車中泊を始めたい人
・高い居住性を求める人
・すでに所有している車を活用したい人
・長期滞在をメインとした旅をする人

モバイルハウス

近年、少しづつ盛り上がりを見せているのが「モバイルハウス」です。

モバイルハウスとはトラックの荷台に、自ら居住スペースを自作するというものです。

購入金額については「車両代金+居住スペースの建築費用」がかかります。

建築費用については廃材を利用し4万円程度で済むものもあれば、50万円近くかかってしまうものもあるため、一概に高いとも安いとも言えません。

個人の選択次第で、費用を調整することができます。

居住性については、自分好みに内装を作れるので、まるで自分の部屋がそのまま車の荷台に乗ったような住みやすさがあります。

デメリットは居住スペースの作成に多くの労力と時間を要する点です。

その労力をかけてでも、自作のモバイルハウスで旅をしたいというロマン溢れる人にはオススメのスタイルです。

ワーゲンバス

海外のおしゃれなバンライフでよく見るのが「ワーゲンバス」ことVW Type2です。

この愛らしいルックスやバックグラウンドカルチャーから根強い人気を誇っています。

僕もこの車を相棒としてバンライフを行なっています。

このワーゲンバスはどうかみてみましょう。

購入金額200〜600万円
燃費3〜8km/L

デザイン性とロマンにパラメーターを全振りし、尖ったスペックを持っているのがワーゲンバスです。

旧車で人気のため、購入価格も高く、実際に走り出すまでにさらに修繕費用がかかることもあります。

また、昔のエンジンのため燃費が良くても8km/Lであり、決して燃費が良いとは言えず、移動をメインに生活したい方には向いていません。

維持費においても、故障のリスクが高いことや、壊れた場合には部品を取り寄せて専門店で修理してもらう必要があるため大きなリスクを常に抱えています。

このようにスペックだけを見ると、バンライフに向いているとは言えない車です。

しかしそんなことは気にせず、この圧倒的なルックスや個性に魅力を感じる方にはぴったりの車です。

こんな人にオススメ

・デザイン性、ロマンを追い求める人
・綺麗な写真を取りたい人
・資金に余裕がある人

まとめ

以上、今回はバンライフや車中泊で使用される車のスタイル6種の特徴について紹介いたしました。

各6種類とも、それぞれメリット、デメリットを抱えています。

自分のバンライフのスタイルに合わせて適切なものを選びましょう。

それぞれの特徴を比較して、是非自分にぴったりの車選びに役立ててください!