冬場のトイレは、とても寒いですね。
トイレは、日中だけでなく夜中にも行きますので、夜間の冷え込みはさらに寒さが厳しくなり、トイレに行くにもおっくうになってしまいます。
そんな時に心配なのは「ヒートショック」です。
ヒートショックは、空気の温度差が原因で起こるので、できれば温度差をなくしてから用を足したいところです。
そんなヒートショックを防げるアイテムの一つに「トイレヒーター」があります。
今回は、おすすめのトイレヒーター5選と、選び方や気になる電気代についてご紹介します。
トイレヒーターとは?選び方を紹介!

トイレヒーターは、様々な製品があります。
トイレだけでなく、エアコンやストーブの設置が難しい場所でも使用ができるので、マルチなヒーターともいえるでしょう。
トイレヒーターとして紹介しますが、マルチに使用ができるヒーターでもありますので、トイレだけでなく他の場所でも使用を考えている人たちも、参考にしてみてくださいね。
人感センサーの有無

一番注目しておきたいポイントが「人感センサー」の有無です。
人感センサーとは、人や物をセンサーが感知して、機器を作動させるものになります。
一番身近な例で言いますと、センサーライトですね。
センサーライトは、人や物の気配を感知したら、灯りがつくシステムです。
トイレヒーターもこの人感センサーが備わっているものであれば、センサーが感知した時に、自動で電源が入り温め始めます。
つまり、手で電源を入れなくても自動で電源を入れることができるのです。
人感センサーが感知する範囲は、製品によって違いがありますから、トイレの室内の広さを考慮して選びましょう。
壁掛けが据置か

トイレヒーターには、壁につけて使用する「壁掛けタイプ」と、床に置いて使用する「据え置きタイプ」があります。
壁掛けタイプや据え置きタイプには、メリット・デメリットがあります。
下記でご紹介しますので、購入するときの参考にしてみてくださいね。
メリット:床に置かなくてもいいので、場所を取らない(邪魔にならない)
デメリット:壁に取り付けるので、本体の移動ができなくなる
【据え置きタイプのメリット・デメリット】
メリット:固定されていないので、トイレ以外の場所でも使用できる
デメリット:トイレの床に置くことになるので、抵抗がある(衛生面で)
サイズを選ぶ
トイレの室内の広さは、各家庭によって違いますが、他の部屋に比べるとスペースが限られていることは共通だと思います。
そのため、トイレに置いても邪魔にならないサイズのヒーターを選びましょう。
それと同時に、ヒーターのコードの長さのチェックも必要です。
トイレ内のコンセントは、おそらく便器の近くにあると思いますが、トイレヒーターを設置しようと思う場所から遠すぎる場合、コードが届かない場合があります。
その場合は、コードの長い製品を選ぶか延長コードの準備も必要になってきます。
購入する前に、設置する場所とコンセントのある位置の距離を測っておきましょう。
ヒーターの種類
トイレヒーターには、大きく分けて「セラミックヒーター」と「パネルヒーター」の2種類があります。
暖房器具としてどちらも有名ですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
<メリット>
・暖まるのが早め
・部屋全体(トイレ)を暖めることが可能
<デメリット>
・温風が出るのでホコリが舞う可能性あり
・空気が乾燥する
【パネルヒーターのメリット・デメリット】
<メリット>
・軽量で場所を取らない
・乾燥しにくい
<デメリット>
・暖まるのに時間がかかる
パネルヒーターもセラミックヒーターも、どちらにもメリット・デメリットがあります。
トイレに、数時間籠っていることは無いでしょうが、それでも肌をさらす部屋でもありますので、なるべく快適に過せるような製品が望ましいでしょう。
立ち上がりの時間の速さ
ヒーターが暖かい空気を出し始める時間は、なるべく速い方がいいですよね。
「トイレが暖かくなってから便座に座る」という人は、おそらくいないでしょう。
そのため、電源を入れてから(人感センサーが電源を入れてから)なるべく早く立ち上がる製品が望ましいです。
トイレ全体を暖めきれなくても、温風が早く出てくれば、それだけ暖かさを感じることができます。
最近は、2秒で温風が出る製品もあるので、購入する前に確認しておきましょう。
タイマー機能(切忘れ防止機能)の有無
人感センサーで電源が入りますが、センサーの範囲内に動くものがあれば電源が切れない場合もあります。
そこで、タイマー機能や切忘れ防止機能があるトイレヒーターもおすすめです。
人感センサーによって、電源もOFFになりますが、動くものがあればセンサーが反応します。
トイレから出る時に、スイッチを切っておけば心配することはありませんが、スイッチを切り忘れることもあります。
センサーが何かしらに反応して、付きっぱなしになることもあります。(特にペットが自由に出入りできる場合は、要注意です。)
タイマー機能や切忘れ防止機能があれば、「ずっと付きっぱなし」という状態を避けることができますよ。
購入するときには、タイマー機能や切忘れ防止機能があるかないかも確認してくださいね。
大見出し)人感センサー付きのトイレヒーターは電気代を安く抑えられる!?
トイレヒーターの電気代を考えてみました。
一般的なヒーターは、種類によって変わりますが、最大1200Wの製品が多いです。
トイレヒーターも最大温風を使用する場合も、おなじようなW数になります。
そこで1200Wの電気代を計算してみました。
【1200Wのトイレヒーターを1時間使用した場合の電気代(1kW=27円で計算)】
・1時間当たりの電気代…32.4円
1時間あたりの電気代としては、ちょっとお値段がリーズナブルとは言えません。
ですが、トイレに1時間もずっと居続けることはそこまで無いでしょう。
介護の補助や、子供のトイレトレーニングを行っていても、おそらくそこまでの時間はかからないと思います。
ですのでW数は大きくても、そこまでの電気代はかからず安く抑えることも可能でしょう。
ただし、ペットが自由に出入りできる場合や、何かしらの動く物がある場合は、人感センサーが作動してしまうので注意が必要です。
おすすめトイレヒーター5選!人感センサー付きや壁掛けのモデルを紹介!
おすすめのトイレヒーターをご紹介します。
トイレヒーターとしてのご紹介になりますが、トイレだけでなく脱衣所やキッチンでも使用できるヒーターです。
購入する際の参考にしてくださいね。
【田湧家電販売店】セラミックファンヒーター人感センサー&タイマー機能付き

コンパクトサイズで持ち運びができるトイレヒーターです。
トイレだけでなく、暖房の設置が難しい脱衣所やキッチンの足元、車中泊の時にも使用できるのでとても便利に使うことができます。
サイズ | 17×16×25cm |
重さ | 1.1kg |
機能 | 人感センサー(上下左右90°・3m)・転倒オフ・切忘れ機能・タイマー機能・速暖(2秒)・3段階風量切り替え(送風(5W)・弱温風(600W)・強温風(950W)) |
【Rakukurasi】セラミックヒーター

首振り機能がついているヒーターです。
室温センサーもついているので、部屋の温度に合わせて無駄に暖め過ぎになることを防ぎます。
サイズ | 約16.3×58cm |
重量 | 2.27kg |
機能 | 首振り(左右最大60°)・タイマー・静音・加熱転倒保護・3段階風量(自然風(20w)・弱温風(600w)・高温風(1200w))・2秒速暖 |
付属品 | リモコン |
【アイリスオーヤマ】セラミックファンヒーター

人感センサー付きで、人がいなくなれば電源が切れます。
見た目も木目調なので、トイレといえどもインテリアにこだわる人におすすめです。
サイズ | 約26×13.5×37.9cm |
重量 | 2.5kg |
機能 | 人感センサー(上下約60°・前約2m)・チャイルドロック・転倒時自動OFF・最大消費電力1200w |
コードの長さ | 1.8m |
【スリーアップ】壁掛け式ヒーター(CH-T1839WH)

トイレだけでなく脱衣所でも使用できる壁掛け式ヒーターです。
シンプルなデザインなので、部屋のインテリアを損ないません。
ドライバーが一本あれば取り付けられますので、専用の業者に頼む必要もありませんよ。
サイズ | 25×12×38.8cm |
重量 | 2kg |
機能 | 2段階調節(弱:800W・強:1200W)・人感センサー(上下60°・左右90°)・オフタイマー・送風モード |
付属品 | リモコン・タオルハンガー・取付パーツ一式 |
コードの長さ | 1.5m |
【ドウシシャ】セラミックヒーター

床に直置き(縦横)だけでなく、壁にも取り付けられるタイプのトイレヒーターです。
壁に取り付ける際にも、業者を呼ぶ必要もなく、自分で取り付けができます。
サイズ | 14.5×38.5×19cm |
重量 | 2kg |
機能 | 人感センサー・タイマー・強弱2段階+送風・転倒OFF・サーモスタット・風向き調節ルーバー |
付属品 | リモコン |
人感センサー付きのトイレヒーターで電気代を抑えて快適に過ごしましょう!
今回は、おすすめのトイレヒーター5選と、選び方や気になる電気代についてご紹介しました。
長居する場所ではないですが、トイレは肌をさらす場所でもあります。
寒さが厳しい冬ですが、少しでも快適にすごしたいですね。
トイレヒーターを購入する際の、参考にしてみてくださいね。