布団クリーナー付き掃除機「三菱電機　iNSTICK HC-VXF30P-N」使用レビュー！兼用でダニも吸い取る高機能！

本稿では、iNSTICK HC-VXF30P-Nについて使用感のレビューを記載いたします。筆者は本機を約4年使用しております。頻度は1日1回のため、これまで1500回程度は使用した計算となります。

iNSTICKシリーズは三菱電機から販売されているコードレススティック型クリーナーです。価格は約5〜6万円程度です。

充電時間90分で、標準モードで20分、強モードで10分の運転が可能となっております。

また主な特徴としては下記の2点が挙げられます。

　①ふとん専用「アレルパンチふとんクリーンアタッチメント」を使用することで、布団の上を掃除することが可能

　②充電台に空気清浄機能および脱臭機能が搭載されており、部屋の空気をきれいにすることが可能

布団クリーナー付き掃除機はダニも吸い取ることができて便利？そのメリットを紹介

布団掃除を実施するの主な目的はダニ対策かと思います。ダニ本体(死骸含む)の掃除はもちろん、ダニを増やさないために、餌となる人の皮脂やフケ、垢、またダニの死骸などもiNSTICKの布団専用アタッチメントを用いた布団クリーナーで吸い込むことができます。

掃除機、布団掃除機をそれぞれ購入している家庭が多いかと思いますが、iNSTICKの場合はこの商品単独で双方の機能を備えているため、省スペース、ゴミ捨てや消耗品の交換といったメンテナンスの回数が少なくなるというメリットがあります。

掃除機を布団にかけるのは汚い？

直接肌をつける布団に、普段床を掃除している掃除機を使うことは憚られると思います。

しかし、iNSTICKの場合は布団専用アタッチメントに付け替えることができるため、布団専用の掃除機として使うことになりとても衛生的です。

三菱電機　iNSTICK HC-VXF30P-Nの使い方

掃除機として使う場合

まずは専用の充電台で充電します。(90分でフル充電されます)

充電台からスティック部分を取り外し、電源ボタンを押して、起動させます。必要に応じて強弱ボタンで切り替えます。

また、ハンディークリーナーにすることも可能で、その場合にはヘッド部分を取り外し、本体に付属しているハンディークリーナー用アタッチメントを取り付けます。食べ物の食べこぼしや大きめのゴミなどもこれで難なく吸い込むことができます。

布団クリーナーとして使う場合

布団クリーナーとして使用する場合は、先端を布団専用のアタッチメントに付け替えます。

電源のオンオフや、強弱の調整は、通常の床掃除の際と同様です。

床掃除の際との違いとしては、手元から先端までの距離が短くなるので、とても軽く感じることです。

床掃除をする場合と比較して、掃除機の吸い込み音が小さいので、本当に掃除できているか最初は不安になりましたが、数日試した後にゴミ捨てを行おうとしたところ、大量の髪の毛やホコリ、ゴミが出てきたので、しっかり吸引できていることを確認できました。

(この間、通常の床掃除には使用しなかったので、純粋な布団掃除の際のゴミだけを確認できました)

三菱電機　iNSTICK HC-VXF30P-Nを実際に使用して良かった点

下記の3点が、iNSTICKの良い点と感じています。

①階段など、コードありではやりづらい箇所も楽々掃除

これはiNSTICKだけでなく、コードレスクリーナー全般について言えることですが、とても楽です。

iNSTICK購入以前は、コード式を使っていたため、部屋を跨いで掃除を行う際には、必ずコードの差し直しが必要でした。これがとても手間でした。

特に、階段など、コンセントがない箇所の掃除の際には延長コードを使って対応しておりましたが、それが無くなったことがとても嬉しかったです。

自宅の外でも使えるので、車内の掃除用のハンディークリーナーとしても使用しています。これまではガソリンスタンドの100円クリーナーを洗車の度に使用していたため、iNSTICKを使用することで節約にもなりました。

②スタイリッシュ(見せる収納)

これはiNSTICK特有のことかと思います。掃除機はこれまで押し入れにしまっていました。外に置いたままにしておくと、片付けが出来ない人に思われそうでしたし、やはり見苦しいイメージを持っていました。

iNSTICKは見た目もとても美しく、インテリアとして部屋に調和してくれますし、来客からの評判も良いです。従来掃除機を格納していた押し入れのスペースも有効活用できましたし、満足しています。

③空気清浄機機能が良い

iNSTICKの充電台には空気清浄機能が付属しています。これまで空気清浄器は別のメーカーの専用品を使っていましたが、iNSTICKだけで十分空気が綺麗になります。

空気清浄機能も賢く、周囲の空気の汚れ具合に応じて強弱を自動で変更してくれるため、操作の手間が無く楽です。

掃除機をかけている際は、空気清浄機が自動で強モードになってくれるため、掃除によってホコリが舞ったままという心配がないです。

三菱電機　iNSTICK HC-VXF30P-Nを実際に使用して気になった点

下記の4点が気になった点です。

①重心が先端に近い箇所にあり、イメージよりは重かった

コードレスクリーナーのメリットの一つとして、軽いことが挙げられると思うのですが、iNSTICKは想像よりは少し重めでした。

カタログスペック上は2.1kgなのですが、重心が先端に近い箇所にあり、少し重く感じます。階段などでは一段一段持ち上げる作業があるため、少し堪えます。

②連続使用時間が短い

フル充電(90分間)で標準モードで20分、強モードで10分使用可能なのですが、基本私の場合強モードで使うため、10分しか連続使用ができません。

ワンルームの場合などは問題ないでしょうけど、一軒家など、部屋数が多い場合はたまに充電が持たないことがあります。

経年劣化でバッテリーの持ちも徐々に悪くなってくるので、年数が経過するほど、この悩みが顕著にはなってきています。

③ゴミカップの掃除が少し面倒

ワンタッチでゴミカップを外してゴミを捨てることができるので、ゴミをそこまで大変ではないのですが、カップを綺麗に保つのが少し面倒です。

ゴミカップにハウスダストがたまるので、定期的に濡れタオルで拭くか洗って乾かす必要があります。

これまで紙パック式しか使ってこなかったので、ハンディークリーナーならではの悩みかと思っています。

④充電部分の接触不良がたまに発生する

ハンディークリーナー部分と、充電台との接触が悪いことがあり、充電ができていないことがあります。

単に充電台に載せるだけではなく、一応充電箇所が接触しているかをしっかり確認する必要があります。

充電開始時にランプがつくので、分かると言えばわかるのですが、もう少し接触部を大きくしてもらえたら嬉しかったです。

まとめ

値段に対して、機能、デザインを考慮すると、総合的には満足しています。

確かに不満な部分はありますが、それを上回るメリットがあるため、次回掃除機を買い替える際にもiNSTICKの最新機種を検討したいと考えております。

長年使った筆者の主観としては、下記に当てはまる方には大変お勧めできる商品です。