電気圧力鍋のデメリットは!?人気のおすすめモデル10選!

電気と圧力の力で調理時間を短縮できる電気圧力鍋。
数時間煮込んだような料理を30分ほどで作れる人気の家電製品です。
調理中に目を離せたり、圧力や火加減を自動で調節したりとたくさんのメリットがあります。

一方で、買って後悔している方がいるのも事実です。

そこで今回は電気圧力鍋のデメリットをご紹介いたします。
電気圧力鍋の選び方やおすすめのモデルも紹介もいたしますので、電気圧力鍋を検討している方はぜひ参考にしてくださいね!

電気圧力鍋のデメリット

出典:Amazon

電気圧力鍋は圧力や火加減を自動で調節するので、より手軽に圧力調理ができる便利な家電です。
調理中に目を離しても安心なので、他の家事をしたりお子様のお世話をしたりなど、時間を有効活用できます。

また自動調理メニューを内蔵しており、料理が苦手な方でも簡単においしい料理が作れるのもメリットの1つです。

多数のメリットがありますが、当然デメリットもたくさんあります。
電気圧力鍋のデメリットを紹介いたしますので、参考にしてくださいね。

電気圧力鍋のデメリットとして挙げられるのは以下の6点です。

デメリット
・サイズが大きいので場所を取る調理時間が意外とかかる
・調理時間が意外とかかる
・お手入れが大変
・自動調理や予約できるメニューが少ない
・一般的な圧力鍋よりも高価
・再加熱に時間がかかる

サイズが大きいので場所を取る

電気圧力鍋は炊飯器くらいの大きさがあり、キッチンにスペースがないと置き場所に困ります。
近くにコンセントがある場所で使う必要があり、設置場所が限られることも。

また電気圧力鍋を置くスペースはあるが、フタの置き場所がなくてストレスに感じている方も多いです。フタを取り外しできるモデルをご購入の際は、フタを置けるスペースも考えておきましょう。

調理時間が意外とかかる

「肉じゃがを3分で作れる!」などと数分で調理が完了すると謳われていますが、実際にはもっと時間がかかります。
「圧力をあげる・調理・蒸らし」の工程があり、レシピに記載されているのは調理時間のみの場合が多いです。

加圧と減圧に10〜30分ほどかかることもあり、料理が完成するまで30分以上かかることもあります。
料理の時短ができるイメージの電気圧力鍋ですが、数分で料理が出来上がるものではありません。

数時間煮込んだような料理が1時間ほどでできる」という家電なので、その点は理解しておきましょう。

お手入れが大変

お手入れが大変という点もデメリットの1つです。
電気圧力鍋は独特の構造のため、どうしても細かいパーツが多くなります。
使用するたびに細かいパーツをお手入れしなくてはいけません。

使用後のお手入れが大変で、電気圧力鍋を使うのが面倒になったという方も・・・
購入前にお手入れ方法を確認し、パーツが少ないものやお手入れが簡単なものを選びましょう。

自動調理や予約できるメニューが少ない

電気圧力鍋には自動調理や予約機能が搭載されていますが、調理できるメニューは限られています。
自動調理メニューは商品ごとに異なり、内蔵されているレシピしか対応していません。

その他のメニューはレシピによって、手動で設定する必要があります。
予約機能は長時間食材を放置すると傷んでしまうので、対応メニューは炊飯だけということも珍しくありません。

自動調理や予約機能を重視する方は、自動調理や予約機能も内容もしっかりと確認しましょう。

一般的な圧力鍋よりも高価

電気圧力鍋は通常の圧力鍋よりも高価で、気軽に買える金額ではありません。
一般的な圧力鍋は5,000円ほどで購入できるのに対し、電気圧力鍋は10,000円以上のものがほとんどです。

機能性が上がるほど、値段も高くなる傾向があります。
また家電量販店での取り扱いが少なく、実物を見て購入できない点もデメリットと言えます。

再加熱に時間がかかる

作った料理を再加熱する際は圧力鍋に比較して温度が上がるの時間がかかります。
鍋に移して再加熱するとしても洗い物が増えるといったデメリットがあります。

電気圧力鍋の選び方

出典:Amazon

次に電気圧力鍋の選び方を紹介いたします。
電気圧力鍋を選ぶ際の参考にしてくださいね。

電気圧力鍋を選ぶポイント
・大きさで選ぶ
・容量で選ぶ
・デザインで選ぶ
・フタの仕様もチェック
・加熱方法はマイコン式かIH式か
・自動調理メニューの豊富さで選ぶ
・その他の機能で選ぶ

大きさで選ぶ

前述で記載した通り、電気圧力鍋は炊飯器ほどの大きさがあります。

オンラインショッピングなどで実物を確認せずに購入すると、自宅に届いたときに「想像以上の大きさでスペースがない!」なんてことに。
コンセントの近くに設置スペースを確保し、置けるサイズの電気圧力鍋を選びましょう。

容量で選ぶ

電気圧力鍋には容量が決まっており、1人暮らしでは2L前後、2〜4人は3L以上がおすすめです。
中には6Lの大容量モデルも発売されています。
大家族や作り置きに使いたい人は大きめモデルを選ぶといいでしょう。

また容量には水を目一杯まで入れられる「満水容量」と食材を入れられる「調理容量」があり、調理容量は満水容量の2/3ほどとされています。

メーカーによって容量の表記が異なる場合があるので注意しましょう。

デザインで選ぶ

電気圧力鍋は基本的に出しっぱなしになる家電製品です。
インテリアにこだわっている方は、キッチンに合うデザインのものがおすすめです。

最近ではホワイトやブラックのシンプルなモデルからレッドの明るいモデルなど、いろんなデザインがあります。
出しっぱなしになることを考えて、好みのデザインのものを見つけてくださいね。

フタの仕様もチェック

本体の大きさやデザインだけでなく、フタの仕様もチェックしたいポイント。
電気圧力鍋のフタには、プッシュ式とスライド式の2種類があります。

プッシュ式はボタンを押すだけなので、片手で開閉が可能。
フタを取り外せないモデルが多く、お手入れしにくいのが難点です。

スライド式は両手で開ける必要がありますが、フタが取り外せるので簡単にお手入れできます。
一方で、取り外したフタの置き場所に困る点や少し開けにくい点などがデメリットとして挙げられます。

それぞれメリットとデメリットがあるので、ご自身が使いやすいタイプを選びましょう。

加熱方法はマイコン式かIH式か

電気圧力鍋の加熱方式はマイコン式とIH式の2種類あります。

マイコン式は底からヒーターで加熱する方式です。
消費電力が少ないので電気代が安いですが、加熱ムラが出やすくなります。
IH式は電磁誘導によって全体的に加熱する方式です。
熱がムラなく行き渡り、料理をよりおいしく仕上げられますが、消費電力が大きく電気代が高くなりがち。

またいくつかの家電と一緒に使うと、ブレーカーが落ちてしまう可能性もあります。
日常使いするならマイコン式、料理の仕上がりを重視するならIH式がおすすめです。

自動調理メニューの豊富さで選ぶ

自動調理メニューの多さは商品ごとに異なり、数種類のものから200種類以上のものなどさまざまです。
よく作る料理や作りたい料理が内蔵されているものを選ぶといいでしょう。

また手動で設定できるモデルなら、自動調理メニュー以外の料理も作れます。
食材の柔らかさや味の染み込み具合など、自分好みの仕上がりに設定できるのもポイントです。

自動調理メニューの豊富さや手動設定できるかもチェックしてくださいね。

その他の機能で選ぶ

電気圧力鍋には予約機能や保温、低温調理、発酵調理などさまざまな機能を搭載したモデルがあります。

予約機能は食材を入れておくと設定した時間に料理ができる機能です。
食材が傷んでしまうので炊飯のみのモデルが多いですが、保温機能を搭載したモデルであればいろんな料理を予約調理できます。

食材が傷まない温度まで加熱・保温し、予約時間に合わせて調理を開始するタイプや先に調理を行って保温しておき、予約時間前に再加熱するものがあります。
予約機能が必須の方は、予約できる料理や保温方法を確認しましょう。

また低温調理や発酵調理などを搭載したものなら、料理のバリエーションが広がります。

圧力調理以外の機能もチェックしてくださいね。

最新の人気おすすめモデル10選

それでは電気圧力鍋おすすめ10選をご紹介いたします。

2022年最新の人気モデルを集めましたので、ぜひ参考にしてください!

【アイリスオーヤマ】電気圧力鍋4.0Lブラック KPC-MA4-B

出典:Amazon

電気圧力鍋の中でもアイリスオーヤマから発売されている電気圧力鍋です。

高さを抑えたデザインで、圧迫感なく使用できます。

自動調理メニューは80種類あり、圧力調理以外にも低温調理や発酵調理、鍋として使える鍋モードなどを搭載。

最大12時間の保温機能を搭載しており、炊飯だけでなくロールキャベツなどいろんな料理の予約調理ができます。

さらに内鍋を30分間、煮沸洗浄して臭いや汚れを落とすお手入れモードも搭載。

お手入れしやすく、いろんなシーンに使えるマルチな電気圧力鍋です。

サイズ約32×33.4×23.2㎝
重量約4.5kg
容量満水容量:4.0L、調理容量:2.2L
フタの仕様スライド式
加熱方式マイコン式
自動調理メニュー数80個

【ティファール】クックフォーミー 6L CY8711JP

出典:Amazon

ティファールから発売されている6Lの大容量モデルです。

自動調理メニューは250種類も内蔵されており、2・3・6人前のレシピをそれぞれ内蔵。

作りたいレシピと人数を選ぶと、食材や調味料の分量、料理の手順まで教えてくれます。

もちろん火加減は自動でコントロールするので、料理が苦手な方でも安心です。

またレシピの一覧や材料・調理工程を確認できる専用のアプリもあり、使い勝手は抜群!

日常的に電気圧力鍋を使いたい方におすすめのモデルです。

サイズ約38×35×32.5㎝
重量約6.5kg
容量満水容量:6L
フタの仕様プッシュ式
加熱方式マイコン式
自動調理メニュー数250個

【ティファール】ラクラ・クッカープラス CY352AJP

出典:Amazon

1台16役のマルチな電気圧力鍋です。

圧力、無水、発酵、蒸し、炒めなどの機能はもちろん、パンやケーキが焼けるベイク機能も搭載。

オーブンよりも低温で焼き上げるので、ふんわりと柔らかいパンが楽しめます。

またティファール独自の球状型煮込み鍋を採用。

鍋を球状型にすることで、マイコン式でも熱が均一に伝わり、おいしく仕上がります。

自動調理メニューは4種類と少ないですが、さまざまなシーンで活用できます。

電気圧力鍋でいろんな料理に挑戦したい方におすすめです。

サイズ約26×28.5×28.3㎝
重量約4.2kg
容量満水容量:3L、調理容量:2L
フタの仕様スライド式
加熱方式マイコン式
自動調理メニュー数4個

【象印】圧力IHなべ EL-MB30

出典:Amazon

象印から発売されているIH式の電気圧力鍋です。

高火力で熱を満遍なく伝えるので、本格的な味わいに仕上がります。

可変圧力と一定圧力の2つの加圧方法があり、料理によって使い分けが可能。

可変圧力は加圧と減圧の繰り返しで出汁を対流させるので、少ない出汁でも味を染み込ませられます。

一定圧力は1.2気圧の優しい圧力で加圧するので、煮崩れを防止し、柔らかい食材でも食感を残したまま仕上げることが可能。

また調理後に最長12時間、食べ頃の温度に保温する予約調理機能を搭載。

料理の仕上がりにこだわりたい方、予約機能を重視する方におすすめのモデルです。

サイズ約29×37.5×25㎝
重量約7kg
容量調理容量:1.5L
フタの仕様プッシュ式
加熱方式IH式
自動調理メニュー数65個

【パナソニック】電気圧力なべ SR-MP300

出典:Amazon

3Lとファミリーでも使える容量のコンパクトな電気圧力鍋です。

本体は3.6kgと軽量・コンパクトなので、持ち運びや収納も楽に行えます。

常設が難しいキッチンでも使いやすいモデルです。

自動調理メニューは7種類と多くはないものの、無水調理や低温調理もでき、いろんな料理に活用できます。

低温調理は70℃と85℃の2段階で温度を選べるので、料理に合った温度で調理できるのも嬉しいポイント。

パナソニックという有名メーカーなので、信頼度を重視する方にもおすすめです。

サイズ約29.2×27.8×27㎝
重量約3.6kg
容量満水容量:3.0L、調理容量:2.0L
フタの仕様スライド式
加熱方式マイコン式
自動調理メニュー数7個

【ショップジャパン】クッキングプロV2 3.2L

出典:Amazon

電気圧力鍋の市場で、3年連続売上No.1になった電気圧力鍋です。

16,800円と手に入れやすい価格でありながらも、さまざまな機能を搭載しています。

圧力以外にも炊飯、無水、発酵、スロー、蒸し、煮込み、炒め、温め直しの9通りの調理方法に対応。

自動長調理メニューは100種類も内蔵されており、ダイヤルを回してメニューを簡単に選択できます。

価格と機能のバランスがいいモデルをお探しの方におすすめです。

サイズ約29.5×29.7×29.2㎝
重量約3.8kg
容量満水容量:3.2L、調理容量:2.1L
フタの仕様スライド式
加熱方式マイコン式
自動調理メニュー数100個

【ワンダーシェフ】楽ポン OEDD40(ST)4L

出典:Amazon

圧力鍋メーカーのワンダーシェフから発売されている電気圧力鍋です。

カレーや肉じゃがなど6種類の人気メニューを自動調理メニューとして内蔵。

調理後は自動的に70℃前後で保温するので、すぐに食べられなくても温かさをキープします。

フタは片手で開けられるプッシュ式ですが、取り外し可能なのでお手入れも楽々。

取り外したフタは立つように設計されているので、置き場所にも困りません。

さらにフタがきちんと閉まっていないと調理開始しない「非ロック時の加熱防止機能」を搭載しているので、より安全に使える電気圧力鍋です。

サイズ約33×28×30㎝
重量約4kg
容量満水容量:4L、調理容量:2.6L
フタの仕様プッシュ式
加熱方式マイコン式
自動調理メニュー数6種類

【シロカ】おうちシェフPRO SP-2DM251

出典:Amazon

シンプルなデザインでインテリアに馴染みやすい電気圧力鍋です。

圧力・無水・低温・蒸し・炊飯・スロー・温め直し・炒め・発酵・温度調節の10通りの調理方法に対応しています。

おいしさと時短を実現した、シロカ独自の「スマートプレッシャー技術」を採用。

圧力を細かくコントロールすることで、味がしっかりと染み込み、より柔らかく仕上がります。

加圧が終わると自動で減圧を開始するので、減圧時間の短縮も実現しました。

また調理前に食材を加熱し、菌が繁殖しにくい75℃で保温する予約機能を搭載。

予約時刻に合わせて調理を開始するので、帰宅後すぐに出来立ての料理が食べられます。

価格は16,000円とお手頃ですが、機能性が高い電気圧力鍋です。

サイズ約24×26×27㎝
重量約3.9kg
容量満水容量:2.4L、調理容量:1.68L
フタの仕様スライド式
加熱方式マイコン式
自動調理メニュー数83種類

【エムケー精工】ヘルシーマルチポット EA130K

出典:Amazon

1万円以下で購入できる電気圧力鍋です。

圧力、炊飯、スロー、蒸し、甘酒、発酵の6通りの調理方法に対応しています。

8種類の自動調理メニューを内蔵しており、ボタンを押すだけで簡単に操作可能。

調理後は自動で保温に切り替え、加熱キーで温め直しもできるので、少し時間が空いてもアツアツの料理を楽しめます。

価格は安いですが充実した機能を搭載しているので、導入コストを抑えたい方におすすめのモデルです。

サイズ約27.8×30.4×27.5㎝
重量約4kg
容量満水容量:3L、調理容量:2L
フタの仕様スライド式
加熱方式マイコン式
自動調理メニュー数8種類

【A-Stage】 Re・De・Pot

出典:Amazon

スタイリッシュなデザインの電気圧力鍋です。

本体のカラーは5色展開となっているので、キッチンに合わせてコーディネートできます。

マットな質感は高級感があり、見える場所に置いてもインテリアの邪魔をしません。

圧力、スロー、温めのシンプルな機能で、カレーや角煮など8種類の自動調理メニューを内蔵しています。

デザインにこだわりたい方や一人暮らしの方におすすめのモデルです。

サイズ約28.8×22.2×24.4㎝
重量約2.8kg
容量満水容量:2L、調理容量:1.2L
フタの仕様スライド式
加熱方式マイコン式
自動調理メニュー数8種類

デメリットを理解して電気圧力鍋を購入しましょう!

以上、電気圧力鍋のデメリットとおすすめモデル10選をご紹介いたしました。

電気圧力鍋は便利な家電ですが、「お手入れが大変」や「調理に時間がかかる」などのデメリットがあります。

電気圧力鍋は1万円以上のものがほとんどで、決して安いものではありません。

買ってから後悔しないように、デメリットもしっかり理解しておくことが大切です。

今回は電気圧力鍋のデメリットばかりを紹介しましたが、「調理中に目を離せる」や「火加減を気にしなくていい」などメリットもたくさんあります。

メリットとデメリットを知った上で、ご自身のライフスタイルに合うか考えてみてください。

ぜひ今回の記事を電気圧力鍋選びの参考にしてくださいね!