日本製のおすすめ血中酸素濃度計5選!選び方も解説!

  

安心して使いたい

毎日の健康管理に役立てたい

採血なしで呼吸状態の悪化や肺炎などを発見するのに役立つ血中酸素濃度計。パルスオキシメーターとも呼ばれています。

近年、新型コロナウィルス感染症の影響により健康管理に気を配る方が増え、注目されているアイテムのひとつです。医療機関では欠かせない機器ですが、今では在宅介護の現場やスポーツをする際などにも利用されています。

しかし、オムロンやテルモなど日本製だけでなく海外製も多数販売されているため、どんな製品を選んだら良いかわからないといった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、血中酸素濃度計の選び方や日本製のおすすめ製品をご紹介します!

ここでの日本製とは「日本で製造しているものではなく日本のメーカーが企画・販売を行なっている」という定義といたしますのでご了承ください。

血中酸素濃度計の選び方

血中酸素濃度計とは「酸素供給が正常に行われているかを判断する医療機器」です。

指を挟んでボタンを押すだけで血中酸素飽和度(SpO2)を測定します。採血する必要がないため、身体的な負担がかからず手軽に測れるのが特徴です。普段の数値から3〜4%低下した場合、かかりつけの医師にかかるよう日本呼吸器学会で推奨されています。

数値の見方

重症度合いの基準は以下の通り

血中酸素飽和度SpO2が

96~99%標準値
90%以下呼吸不全の可能性
80%台重度の肺炎の可能性

種類が豊富な血中酸素濃度計。では、どのように選んだら良いのでしょうか?

製品選びの重要な4つのポイントをご紹介します。

ぜひ、参考にしてくださいね。

精度 

血中酸素濃度計を選ぶ際、とくに重要なのは「精度」

JISやISOの規格が表記されているものをおすすめします。この2つの表記は基本性能と安全性についての規格のため医療機器認証を受けているモデルと判断できます。一定水準の精度を満たしていないと規格の認証は受けられないため信頼性を判断する基準と考えていいでしょう。

指にしっかりフィットする?

指にしっかりフィットするモデルを選びましょう。途中で指が動いてしまうと正確に数値が測定できない可能性があります。

しっかり測定できるタイプをご紹介します。

・インナーアジャスター

指にフィットするように調節が可能なインナーアジャスター。赤ちゃんや小さい子どもの指にフィットするようにアジャスターがついています。しっかり固定できるため安心です。

・リング式センサー

挟むタイプに比べて、よりフィット感があるリング式センサー。長い時間データーをとりたい方におすすめです。さらに、毎日の測定データをスマホで記録するのも可能です。

便利機能

血中酸素濃度や脈拍を測るだけでなく、多様な機能をもつ製品が販売されています。どのような機能があるかチェックしておきましょう。

セッ
・安定した測定がされているか判断目安になる「PI値表示機能」
・暗い場所でもはっきり明るく見える「LED・有機ELディスプレイ」
・電池を何度も買い替える必要のない経済的な「充電機能」
・画面表示の向きを様々な方向から見やすく切り替えられる「マルチアングル機能」
・異常数値が出たら音が鳴り体調の悪化をすぐに知らせてくれる「アラーム機能」

保証期間・保証内容

精密機器は自分で修理できないため、保証期間や保証内容はとても重要です。

血中酸素濃度計は、日本製や海外製のものまでさまざまなメーカーが販売しています。万が一の故障で、手軽にアフターサービスが受けられないと困ります。多くの人が購入していたり、購入者の口コミを参考にするのが良いでしょう。長期の保証やアフターサービスが充実している製品を選びましょう。また、保証期間は製品により異なるため購入前にしっかりチェックするのをおすすめします。

おすすめの日本製血中酸素濃度計6選!

数値が見やすいものや便利な機能が付いているアイテムなど、人気製品をご紹介します!

ドリテック:パルスオキシメータOX-200

コンパクトでも黒い画面に赤字の数値で見やすい設計!

邪魔にならないコンパクトさ。在宅看護、運動前後、登山時の高山病の予防など幅広い用途に使えます。指ホルダ部分にはゴムが付いているため指をはさんでも痛くありません。重さは約23gと軽く、付属のストラップで身につけて持ち運べます。

頻繁に携帯して使いたい方におすすめです。

サイズ縦57×横31×高さ30mm
重量約23g(電池重量は含まず)
規格ISO規格
機能 オートパワーオフ
保証1年間

ダイキン工業:指先クリップ型パルスオキシメータ ライトテックDP1

有機ELディスプレイで明るく数値が見やすい!

4方向表示が可能なマルチディスプレイ機能搭載。指を入れると測定が開始し、抜くと自動的に電源が切れるかんたんクリップ・かんたん測定。測定後も約5秒間数値が表示されます。見やすさ重視の方におすすめです。

サイズ縦56×横34×高さ30mm
重量約48g(電池含/ストラップ含まず)
規格ISO規格
機能PI値表示、マルチアングル、自動電源OFF
保証1年間

松吉医科器械:YONKER パルスオキシメータYK-81A

ボタン1つで簡単操作!

電源のON・OFFと画面の切り替えが、ボタン1つで簡単に操作できるのが特徴。6種類のモニター画面から自分好みを選べます。軽量なので外出中でも荷物の負担にならず気軽に測定可能。また、ストラップが付いているため首からぶら下げての持ち運びもできます。電源の消し忘れを防ぐオートパワーオフ機能も魅力です。持ち運んで使いたい方におすすめです。

サイズ縦58×横36×高さ33mm
重量28g(電池含まず)
規格
機能マルチアングル、オートパワーオフ
保証1年間

ちゃいなび:パルスオキシメーターJPD-500E

無操作10秒で自動的に電源オフ!

暗い場所でも見やすい大きめの画面が特徴。ワンタッチ操作で、酸素飽和度・脈拍数

・灌流指標の測定が可能。何も操作がないと10秒後に電源が自動OFFになる省エネ設計で電源を切り忘れることもありません。

サイズ縦62×横37×高さ32mm
重量約42.5g(電池含)
規格
機能 オートパワーオフ、マルチアングル、PI値表示
保証1年間

Contec:パルスオキシメーターCMS50D

画面の明るさを5段階で調節!

体温測定と同じ感覚で、酸素飽和度と脈拍数の測定が可能。傾きに合わせ画面を自動回転するため測定値を見る人に優しい設計になっています。また、電源を長押しすると画面の明るさを5段階で調節できますよ。シンプルで操作がかんたんなものをお探しの方にぴったり。

サイズ縦58×横32×高さ33mm
重量約50g(電池を含む)
規格ISO規格
機能 オートパワーオフ、マルチアングル
保証1年間

日本製の血中酸素濃度計で健康を管理しましょう!

今回は、日本製の血中酸素濃度計5選をご紹介しました。

血中酸素濃度計はパルスオキシメーターとも呼ばれ、酸素供給が正常に行われているかを判断する医療機器です。指を挟んでボタンを押すだけで血中の酸素飽和度を測定することができます。体温を計るのと同じような感覚で手軽に測れるのが特徴です。また、採血する必要もないため身体的な負担なく測定できるのも嬉しいですよね。

多くの製品の中から血中酸素濃度計を選ぶ際の重要なポイントは

①精度

②しっかり指にフィットするか

③便利機能

④保証期間

この4つのポイントをチェックしましょう。

現在、在宅介護の現場やスポーツの前後のほか様々なシーンで活躍している血中酸素濃度計。毎日の健康チェックの習慣として今後もさらに重宝されるアイテムになるでしょう。