4人家族でタイのジャングル自給自足生活!!

先日、札幌で行われた三栗祐己さんの「4人家族でタイのジャングル自給自足生活〜海外二拠点居住というライフスタイルのリアル」に関しての講演を聞いてきました。

パーマカルチャーの実践者「三栗祐己」さんとは!?

三栗祐己さんはパーマカルチャー(持続可能な環境)をライフスタイルに取り入れ、実践することでエネルギー問題や日本のライフスタイルの問題解決を目指している方です。

以前も一度講演を聞いたことがあり、僕がバンライフを始めるにあたって考え方を学び、実行に移す決意をいっそう強めるきっかけとなった講演でした。

今回の講演ではタイのサハイナンという地域で実際に体験してきた自給自足生活を写真を交えながら面白いエピソソードと共に紹介してくれました。

サハイナンでは家やライフラインを全て自作し、自らの力で居住環境を整えています。

自給自足の仕組みはとても勉強になるだけでなく、改めて日本の環境がどれだけ整っているのかを実感することができます。

ただ整い過ぎているが故に、自ら環境を作るということをしない為、生活の自立度が下がり月々の支払いに追われ仕事に縛られる。そしてこの便利な環境が当たり前となり、感謝の気持ちを持つことを忘れ幸福度の低下にも繋がる。なんていう側面も孕んでいるのかなと思います。

実際にバンで生活をすると家賃光熱費はほとんどかからなくなるので、今まで何を毎月10万近く支払っていたんだ?と思う程です笑

こう感じれるようになったのも、個人単位でバンという空間の中にライフラインを自ら作り、生活の自立度を上げることができたからだと思います。

そんなことを考えるきっかけになるジャングルでの自給自足生活のお話でした。

パーマカルチャーの目指すライフスタイル

さらに、このパーマカルチャーを取り入れたライフスタイルを行うことで現代が抱える

世界のエネルギー問題

過酷な労働の問題

の解決にも繋がるというお話もしていただけました。

三栗さんの目指す、遊び・暮らし・仕事・学びを全て一体化した「遊暮働学」という暮らしの形態は僕も目指すところです。

週5日長時間の労働でストレスを貯め、休日には過度な遊びや消費行動で発散するなどの現代のライフスタイルは僕も普通ではないと思います。

自らで生活環境を構築し、暮らすことで学びを得て、そして好きなことをして行く中で自分の仕事を生み出して行く。仕事とプライベートを区別するのではなく、生活自体が仕事になるような、そんな状況を目指していきます。

以上のようなことを学び、考えさせてくれる講演でした。

バンライフにはミニマリズムやノマドの精神なども孕んでいるのですが、それに加え「持続的な生活」といった側面ももっと取り入れていかなければと思います。

三栗さんの考えや日々の暮らしはパーマカルチャー研究所というHPから見ることができるのでチェックしてみてください。