お家時間が増えてから今年の冬で早いもので丸2年が経ちます。外にいる時はそれほど嫌でもない寒さも、お家の中にいるとなぜだか苦痛ではないでしょうか。
「そうは言っても、うちは床暖房ではないからどうしようもないんだよね～」と、諦めてしまっている方も多いと思います。
今回はそんな冷え切った心も身体も温めてくれる、これからの季節にぴったりの暖房機、ダイキンシーズヒーター「セラムヒート」を実際に使用した様子や感想を紹介いたします。
「しっかり温まるの？」
「持ち運びはできるかな？」
「電気代は高くない？」
このような疑問をお持ちの方は、ぜひ参考になさってください。
ダイキンシーズヒーター「セラムヒート」の特徴
シーズヒーターとは「遠赤外線ヒーターの種類の1つである、発熱体を利用したヒーター」のことで、ガスファンヒーターや石油ファンヒーターなどのメジャーな暖房器具とは異なり、電気のみで運転を行うという特徴があります。
また、エアコンのように広範囲に渡る空間を暖めるものではなく、ガスや石油を燃料としたファンヒーターのように据え置きで使用する訳でも無いため、その家庭にあった使い方ができる点も特徴的です。
遠赤外線ヒーターは暖める部分の発熱体の違いによってさらに細かく分類され、ダイキンの「セラムヒート」は、遠赤外線ヒーターの中でも遠赤外線放射量が最も多い「シーズヒーター」という種類に分類されます。
まずはじめに、そんな「セラムヒート」の特徴について紹介いたします。
特徴その1：すばやくダイレクトに暖まる
特徴その2：身体の芯からしっかり温まる
特徴その3：自動で電源が切れるタイマーで切り忘れ防止
特徴その4：お手入れが簡単
特徴その1：すばやくダイレクトに暖まる
このダイキンシーズヒーター「セラムヒート」を初めて家電量販店で見つけた時、一番の衝撃は立ち上がりから暖まるまでの時間と暖められる距離の長さです。
デモンストレーション用に、1.8m離れた場所に置かれていたセラムヒートの電源を入れてもらうと、少しずつ暖かくなり出し、1.8mの距離にいながら暖かくなっていることに気付きました。
特徴その2：身体の芯からしっかり温まる
その家電量販店で暖かくなっていることに気付いた数十秒後、さらに衝撃の事実に気付きました。
それが、2つ目の特徴である、「身体の芯からしっかり温まる」です。他の暖房器具を使用していた頃は、温かくなるのはもちろんですが、今になって思えば、それは身体の表面の温かさだったような気がします。
このシーズヒーターは身体の内側から溢れ出すような温かさを感じることができます。
特徴その3：自動で電源が切れるタイマーで切り忘れ防止
自動切タイマー機能がついており、最大6時間の切タイマーが設定できます。
冬は何と言っても朝が寒いので、朝の時間帯での活用頻度が高いです。しかし、一日のうちで一番バタバタするのも朝ですね。うっかり電源を切り忘れて外出してしまった、という時も、この機能があるおかげで安心して予定通り過ごすことができます。
特徴その4：お手入れが簡単
ダイキンシーズヒーター「セラムヒート」は、本体の外側にヒーター部分に触れないようにガードが付いています。
そのガードの右側上下をカチッとはずすとガードが開いて中が掃除できるようになっています。
力もコツも不要ですぐに取り外すことができるので、汚れが気になる時やシーズンの始めと終わりの掃除も気軽に行えます。
リビングで使って台所に持って行き、脱衣所も暖めて、とフル活用していると気付けばホコリが付いてしまっている、ということも多々ありますが、いつでもキレイに使うことができます。
ダイキンシーズヒーター「セラムヒート」の電気代の目安は？
ダイキンシーズヒーター「セラムヒート」の電気代の目安はカタログ値ベースで1時間あたり6.75円～29.7円（最小～最大）となっています。
そして、まず前提として、セラムヒートは出力パワーが300W～1,100Wまで選ぶことができます。
仮に最大パワーの1,100Wで1時間使用した場合は29.7円（電力料金目安単価27円/kWh）かかりますが、実際に普段使用するパワー数は400Wや500Wでしたので、10.8円/時間～13.5円/時間程度の電気代です。
数ある暖房器具の中で、どうしても電気代が高くなりがちなシーズヒーターですが、「セラムヒート」は身体の芯から温めてくれるので、それほど強いパワーで使わなくても大丈夫で、その分電気代も抑えることが出来ます。
ダイキンシーズヒーター「セラムヒート」を実際に使用して良かった点・気になった点
実際にダイキンシーズヒーター「セラムヒート」をしようして良かった点をまとめました。
良かった点
・ヒーターから離れても身体がポカポカする
・デザイン性に富んでおり、部屋に置いても違和感が無い
・持ち運び可能で、あらゆるシーンで活用できる
ダイキンシーズヒーター「セラムヒート」の良かった点は、ヒーターで温まって離れた後もその温かさが継続される点です。朝の体温が低く動き出しにくい時間帯でも、一度温まってしまえば、身体の芯から温まっているので、ポカポカが継続されます。これは購入時のデモンストレーションで覚えた感動そのままです。
「実用性は申し分ないけど、見た目がね。。。」というものも多いですが、このセラムヒートは実用性と見た目の双方を兼ね揃えています。
そして、実用性において「身体の芯からポカポカ」と双璧をなすのが、「持ち運び可能で、あらゆるシーンで活用できる」という点です。
リビングはエアコンでカバーできたとしても、朝のキッチンや夜の脱衣所はどうしても後回しになりがちです。そんな時にいつも隣にいるのがこの「セラムヒート」です。本体裏側にとってが付いているので、ここを持っていつでも持ち運びできるのは、エアコンには無い良い点です。
気になった点
・やっぱり電気代は多少かかる
持ち運びできるという良かった点とは裏腹に、質量が8kgあり、とっては両手より片手の方が持ちやすいので、お米10kgを片手で持つのが辛い方は、少し重く感じるかもしれません。
それでも両手で持てないことはないですし、それほど長い距離を動かすこともないと思いますので、実際には階段の上り下りが少し大変になるくらいかなと思います。
そして、前述の電気代のパートでもお伝えした通り、これまでエアコン以外の暖房器具を使われていなかった方は、どうしてもその分の電気代が高くなります。これに関しては機能を駆使した上手な使い方を見つけていく楽しみに取っておきましょう。
ダイキンシーズヒーター「セラムヒート」の評判まとめ
他の方のレビューについても一部抜粋して紹介しますので、ご参考になさってください。
肯定的な意見
・速暖とパワーはもちろんですが、このデザインに惹かれて購入
・心地良さというかほんのりとした暖かみは後まで残る
・風がでないので乾燥もしない
否定的な意見
・リモコンはないので、リモコンで操作できたらなお良し
・梱包を解くのに苦労した
・どうしても転倒等をなくすため、台座が大きく重くなる
ダイキンシーズヒーター「セラムヒート」で冬を快適に過ごしましょう！
以上、ダイキンシーズヒーター「セラムヒート」の特徴や実際に使用した様子、感想を紹介しました。
身体の芯から温まり、家中どこでも活用できる、この冬の相棒にいかがでしょうか。
冬は寒いから嫌いというアナタも、今年からきっと好きになる、そんな一台になると思います。
赤外線ヒーターをご検討中の方は、是非今回の記事を参考になさってください。
【2021】電気ストーブおすすめ電気ストーブ10選！一人暮らしにおすすめのモデルや、省エネで電気代の安いモデルを紹介！
