夏の暑さ対策としてカンゲキくんの購入を考えている方も多いのではないでしょうか?
2021年にには新たに「カンゲキくん2」の販売も開始され、より一層使い勝手が向上しました。
そんなカンゲキくん2ですが
「前モデルとどのように変化したのかわからない…」
「どのくらいの冷却効果があるの?」
と疑問に思っている方も多いと思います。
そこでカンゲキくん2と前モデルの実機を実際に比較して、どのような点が異なるのか解説したいと思います。
カンゲキくん2は前モデルと何が違うの!?異なる4点を解説!

まずはカンゲキくん2は前のモデルとどのような点が違うのかを解説いたします!
大きくまとめると以下の4点がリニューアルされています。
①冷風用ダクト搭載でピンポイントで冷風が当てられるようになった
②風量がUPで冷却効果もUP
③満水ランプ搭載でドレンタンクの状態確認がしやすくなった
④本体横のフィルターの取り外しがしやすくなり、お手入れが簡単になった
①冷風用ダクト搭載でピンポイントで冷風が当てられるようになった

カンゲキくん2は冷風吹き出し口に冷風用ダクトの取り付けが可能になり、ピンポイントで冷風を当てることができるようになりました。

前モデルではルーバーを動かすことでしか風向の調整が出来ませんでしたが、冷風用ダクトを使用することで冷風を逃すことなく当てることができます。

吹き出し口のダクトの長さは約1.5mまで伸ばすことができ、離れていてもピンポイントで冷風を浴びることができます。
これによって暑さの厳しい場所での作業にもさらに使いやすくなりました。
取り外しができるので、使用シーンに合わせてお好みで使い方を選ぶこともできます。

前モデルで吹き出し口に搭載されていたLEDライトは無くなってしまった点には注意してください。
②風量がUPで冷却効果もUP

カンゲキくん2は前モデルと比較して風量もアップしています。
風量については記事後半で詳しく解説しますが、強モードで運転した場合、風速約9.7m/sを記録しました。
前モデルは風速約7.1m/sだったので、風量が上がっていることがわかります。
これにより冷却能力がさらに上がり、より快適に使用することができるようになりました。
③満水ランプ搭載でドレンタンクの状態確認がしやすくなった

コントロールパネルに満水ランプが搭載され、ドレンタンクが満水になった際はすぐに確認できるようになりました。

また、ドレンの排水口にキャップが付いたので、ドレンホースを使わずに使用することができます。
前のモデルにもドレンキャップはついていたのですが、本体と一体型ではなかったため、カンゲキくん2の方が使い勝手は良いと言えます。

前モデルは基本的に写真のようにドレンホースを繋いで使用する方式だったので、ドレンキャップがつくことで場所を選ばずに使用することができ、ドレンを受ける容器を用意する手間も必要なくなりました。
仮にダンクにドレンが溜まっても満水ランプが知らせてくれるため安心して使用することができます。
もちろん、ドレンホースを使用して長時間の連続使用も可能となっています。
④本体横のフィルターの取り外しがしやすくなり、お手入れが簡単になった

カンゲキくん2では本体横のフィルターの取り外しがしやすくなり、お手入れが簡単になりました。
前モデルはテープでフィルターを貼り付けていたため、取り外しが容易ではなく、非常に手間でした。
カンゲキくん2では簡単に取り外して、水洗いもすることができるため、常に清潔な状態で使用することができるようになりました。
以上の4点がカンゲキくん2が前モデルよりもリニューアルされた点となります。
カンゲキくん2は冷却効果だけでなく、使い勝手が大きく向上したことがわかっていただけたと思います。
カンゲキくん2と前モデルのスペックを徹底比較!
記事の前半ではカンゲキくん2と前モデルの大きな違いを紹介しましたが、次はさらに細かく比較していきたいと思います。
スペック比較まとめ
カンゲキくん2 | カンゲキくん | |
---|---|---|
価格(楽天市場参考) | 36,300円 | 36,000円 |
大きさ | 長さ587×奥204×高さ263mm(ダクトを除く) | 長さ583×奥204×高さ278mm(ダクトを除く |
重量 | 11.2kg | 11.4kg |
定格電圧 | 100V | 100V |
圧縮機 | 0.11kW | 0.11kW |
定格電力(50Hz) | 送風<強>10.2W<弱>7.1W 冷風<強>138W<弱>133W |
送風<強>6.17W<弱>4.4W 冷風<強>147W<弱>144W |
冷房能力 | 0.41kW | 0.41kW |
冷媒封入量 | 80g | 90g |
スペックをまとめると以上の表の通りとなります。

こちらは2つのモデルを比較した画像です。
画像やスペックからも見ても、大きさはほとんど変わりません。
また、重量は200g程度の違いしかないため、体感的にはどちらもあまり変わりません。
定格電圧や定格電力、冷房能力に関してもほとんど違いがないことがわかります。
これらのスペックを比較した結果、記事前半で挙げた4点以外に大きな違いがないことがわかりました。
カンゲキくん2と前モデルの吹き出す冷風の温度の違いは?


カンゲキくん2と前のモデルでの吹き出す冷風の温度の違いはあるのでしょうか?
基本的には吹き出す冷風の温度は変わらず、どちらも室温から−10℃を目安とした冷風が吹き出します。
スペックを見ても冷房能力は同じであることがわかります。
ただ、風量についてはカンゲキくん2の方が優れています。
カンゲキくん2と前モデルはどちらを買うべき?

結論から述べると、筆者は「カンゲキくん2」の購入をおすすめいたします。
その理由としては「価格やスペックはほぼ同じにもかかわらず、カンゲキくん2の方が使い勝手が良いため」です。
リニューアルに伴ってカンゲキくん2はさらに使い勝手が向上しました。
それにもかかわらず価格差はほとんど見られません。
前モデルが優れている点としては吹き出し口にLEDライトが搭載されているという点です。
一般的な使用方法ではLEDライトを使う機会はあまりなく、その代わりに吹き出しダクトを取り付けられる方が使い勝手が大きく向上します。
暗闇での作業時に使用したいという方以外は基本的にはカンゲキくん2の購入をおすすめいたします。
カンゲキくん2は価格がほぼ変わらず、使い勝手がUP!購入はカンゲキくん2がおすすめ!
以上、今回はカンゲキくん2と前モデルがどのように違うのかをスペックを比較しながら解説いたしました。
結論から述べると「カンゲキくん2」の購入をおすすめいたします。
やはり価格が同程度で、風量や使い勝手が向上したカンゲキくん2の方が魅力的であると思います。
これからカンゲキくんの購入をお考えの方は是非今回の記事を参考にしてください!
カンゲキくん2の冷房能力を検証した記事は以下をご覧ください↓↓↓
