買ってはいけないエアコンメーカーは!?エアコン購入時の失敗談を解説!最新エアコンも紹介!

夏は涼しく、冬は暖かく室内の温度を調節できるエアコン。

エアコンは長く使うものなので、エアコン選びには失敗したくないですよね。

そこで今回は買ってはいけないエアコンメーカーとその特徴を解説いたします。

エアコン購入時の失敗談やおすすめの最新エアコンも紹介いたしますので、エアコン選びの参考にしてくださいね!

買ってはいけないエアコンメーカーの特徴は?

買ってはいけないエアコンメーカーの特徴は以下の3点が挙げられます。

セッ
①シェア率が低い
②価格が安すぎる
③故障や初期不良などの不具合が多い

①シェア率が低い

家電製品を購入する際に、「業界シェアNo.1!」という言葉を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

シェア率とは、特定の市場で自社の商品が占める割合のことを言います。

それぞれのメーカーに専門分野があり、専門分野外では大手メーカーでもシェア率が低くなっていることも多いです。

シェア率の高いメーカーは長年培った経験や知識で、故障や修理など迅速に対応してくれます。

一方、シェア率が低いメーカーの場合、その業界においてまだ経験が浅く、不具合が出たり、アフターサービスが万全ではなかったりする可能性があります。

エアコンは複雑な構造の家電製品のため、シェア率が低いメーカーの商品は避けた方が無難です。

②価格が安すぎる

エアコンは決して安い家電製品ではないので、お手頃価格のエアコンはそれだけで魅力的ですよね。

しかし安いエアコンは品質に問題があったり、耐久性が低かったりする可能性があります。

度重なる故障で結局、修理費の方が高くついてしまうなんてことも・・・

エアコンは長く使う家電製品なので、安いという理由だけで選ばず、保証やアフターサービスの対応をしっかりと確認してから選びましょう。

③故障や初期不良などの不具合が多い

名の知れたメーカーだから安心!と思いがちですが、大手でもエアコンに精通していないメーカーもたくさんあります。

実際に故障や初期不良など、悪い口コミが多い大手メーカーも確認できました。

エアコンを購入する際は、シェア率や価格だけでなく、実際に購入された方の口コミや評判もしっかりとチェックすることが大切です。

買ってはいけないエアコンメーカーはどこ?メーカーごとの特徴も解説

次に実際に買ってはいけないエアコンメーカーとその特徴を解説いたします。

アイリスオーヤマ 

コスパの良い家電製品を販売しているとして人気のアイリスオーヤマですが、エアコンについては賛否両論あります。

コスパ重視のシンプルなエアコンを求めている方には評価されていますが、機能性を求める方にはイマイチのようです。

また設置時に、予定外の追加工事費用がかかるといった口コミも多く見受けられました。

エアコン事業に参入したのは2017年と最近で、長年エアコンに携わっているメーカーに比べると、シェア率や経験はどうしても劣ります。

安心してエアコンを使いたい方には、シェア率が高いメーカーを選びましょう。

ダイキン 

世界的な空調メーカーであるダイキンのエアコンは、高性能かつ故障しにくいとして人気を集めています。

とても高品質なエアコンですが、上級グレードのRシリーズには注意が必要です。

無給水で加湿できる機能となっていますが、残念ながら加湿器ほどの加湿能力はありません。

高いお金を払ってRシリーズで少しだけ加湿するよりも、安めのモデルと加湿器を併用する方が良いと思います。

また高品質な分、商品価格は少し高い傾向があり、初期費用を抑えたい方にはおすすめできません。

室外機が大きいモデルもあるので、設置スペースが限られている場合は必ず確認してから購入するようにしましょう。

東芝 

東芝は大手家電メーカーで、静電気の力で花粉やPM2.5をキャッチする空気清浄機能を搭載したエアコンなどを発売しています。

その一方、故障しやすいという口コミが多く見受けられました。

シェア率も高くないため、安心してエアコンを購入したい方は避けた方が無難です。

また東芝のエアコン事業は、中国の美的集団(マイディアグループ)の傘下に入っています。

そのためネガティブなイメージを持っている方が多いことも、シェア率が低い原因の一つと考えられます。

プライベートブランド 

家電量販店などのプライベートブランドのエアコンにも注意が必要です。

価格が安いため魅力的に見えますが、大半が他社に委託して製造されてます。

そのため故障した際、修理ではなく新品交換になることがほとんどです。

新品交換になると、どの部分で不具合が起こっているのか確認しないため、新しいエアコンも同じように故障することが考えられます。

また委託製造のため、自社で製造・販売しているメーカーよりもサポートが弱い可能性もあるので、おすすめできません。

中古のエアコン

中古のエアコンは安く手に入れられても、すぐに故障して修理が必要になることも珍しくありません。

エアコンには1〜10年の保証が付いていますが、中古の場合、保証が切れていたり、保証書

が付属していなかったりすることがあります。

結局修理代の方が高くついた」という口コミも見受けられました。

長い期間使う家電なので、新品で購入することをおすすめします。

エアコン購入時の失敗談

次に実際にエアコンを購入された方の失敗談をまとめました。

失敗談①

ネットで購入したら、販売メーカーと設置業者の連携が取れていなさすぎる。設置予定日に仕事を休んでいたのに、なかなか来ず、連絡もありませんでした。販売メーカーに連絡したら、「こちらはわからないから設置業者に連絡して」と言われるだけ。当たった設置業者が悪かったのか・・・こんな不快な思いをするなら家電量販店で買えばよかったです。

失敗談②

配送業者、設置業者、回収業者がそれぞれ別でした。きちんと説明を読んでいなかったのも悪いですが、これはなかなかめんどくさかったです。他のメーカーで購入したときは、商品が来た日にそのまま設置し、古いエアコンを引き取ってくれました。しかし今回購入したエアコンはすべて別日だったので、すぐにエアコンを使いたい人や古いエアコンを置いておくスペースがない人は気を付けたほうがいいです。

失敗談③

購入後1か月ほどで故障したので修理依頼すると、珍しい初期不良らしく新品と交換してもらいました。交換してからしばらくは快適に使えましたが、また前回と同じような故障が・・・再び新品交換となりましたが、また同じように故障しそうで心配です。決して安い買い物ではなかったので、とても悲しい気持ちになりました。

失敗談④

プライベートブランドのエアコンを購入しましたが、3度も故障しました。たまたま悪い個体に当たったのかもしれませんが、さすがにがっかりです。有名メーカーに交換してもらえたのはよかったですが、今後、プライベートブランドを買うことはないかな。

失敗談⑤

フィルターの自動掃除機能が付いているエアコンを購入しました。どんなものかとエアコンのフィルターを取り出してみたら、かなり汚れていました。故障かと思い、調べてみたら結局自分でしっかりと掃除しないとダメみたいですね。過信しすぎた自分が悪いですが、この機能に何万も払うのはちょっと・・・次からはフィルター掃除機能はなしでいいかも。

失敗談⑥

余裕のある対応畳数のエアコンを選びましたが、室外機が想像以上に大きかったです。室内機のサイズは確認してから購入したのですが、室外機まで頭が回りませんでした。エアコンの性能はばっちりですが、悪い意味で室外機が存在感を放っています。ギリギリ邪魔にならない位置に設置できましたが、前のエアコンはもっとスマートに設置できていたので、少し残念です。

最新エアコン6選!

それではおすすめの最新のエアコン6選を紹介していきます!

【ダイキン】Eシリーズ

ダイキンのベーシックモデルで、一番人気のシリーズです。

ダイキンのエアコンは他社に比べると、本体価格が少し高めですが、このEシリーズは比較的リーズナブルな価格となっています。

上位モデルに搭載されている換気機能はありませんが、浮遊ウイルスを抑制する「ストリーマ空気清浄」機能を搭載。

そのストリーマ技術を用いた「ストリーマ内部クリーン」機能で、内部のカビを抑制し、清潔に保ちます。

さらに結露水で熱交換器の汚れを洗浄する「水内部クリーン」機能を搭載しているのも嬉しいポイントです。

こちらのシリーズは室内機・室外機ともにコンパクトなので、どんな部屋でも使いやすいサイズ感となっています。

対応畳数6.8.10.12.14.18畳
サイズ室内機:約77×23.3×28.5㎝、室外機:約67.5×28.4×55㎝(6.8.10.12畳)、約79.5×30×61㎝(14.18畳)

【日立】白くまくん Gシリーズ

出典:日立

薄型ですっきりしたデザインのGシリーズです。

室内機の奥行きは約25㎝と薄型なので、狭い部屋に設置したい人やエアコンの存在感を出したくない人にもおすすめのモデルとなっています。

外出先からエアコンの操作や運転状況を確認できる白くまくんアプリにも対応。

スマホにアプリをインストールすれば、好きな場所でいつでもエアコンの操作が可能になります。

また熱交換器をしっかりと凍らせたのち、一気に溶かすことで汚れを洗い流す凍結洗浄を搭載。

室内機のホコリやカビはもちろん、ウイルスや菌までも洗い流します。

室外機の小さなホコリも洗い流せるので、目詰まりで性能が落ちるのも防止できるエアコンです。

対応畳数6.8.10.12.14.18.20.23.26.29畳
サイズ室内機:約79.8×38.5×29.5㎝、室外機:約79.9×29.9×62.9㎝(6.810.12畳)、約85.9×31.9×70.9㎝(12.14.18.20.23.26.29畳)

【日立】白くまくん Xシリーズ

出典:日立

日立のプレミアムモデルであるXシリーズです。

「凍結洗浄除菌ヒートプラス」、「ファンお掃除ロボ」、「カビバスター」、「銅合金ウイルス抑制」など室内機と室外機の内部をキレイに保つ掃除機能が充実しています。

部屋の室温だけでなく、部屋にいる人を識別するカメラAIを搭載。

部屋にいる時間と体感温度の変化を把握し、その人に合わせて気流をコントロールします。

長時間いる人には優しい送風、帰宅直後の人にはしっかり送風など、快適に過ごせる空間を実現しました。

人がいなくなると控えめ運転に切り替えるので、無駄な電力を抑え、消し忘れも防止できる賢いエアコンです。

対応畳数6.8.10.12.14.18.20.23.26.29畳
サイズ室内機:約79.8×38.5×29.5㎝、室外機:約79.9×29.9×62.9㎝(6.810.12畳)、約85.9×31.9×70.9㎝(12.14.18.20.23.26.29畳)

【三菱】霧ヶ峰 Zシリーズ

360°赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.+」と清潔機能を搭載したモデルです。

一人ひとりの体感温度や外気温の変化を先読みし、快適な温度に保つ「おまかせA.I.自動」機能を搭載しています。

人のいる場所を把握して送風することで、電力の無駄遣いを防止。

左右180°とワイドに風を届けるので、部屋の隅々まで冷暖房の効果が行き渡ります。

静電気を帯びたナノレベルのミストで空気中の菌やウイルス、花粉、カビ菌を抑制する「ピュアミスト」機能を搭載。

菌などを抑制するだけでなく、お肌の乾燥も防ぐ効果があります。

またフィルター自動掃除や内部のカビをオゾンと熱乾燥で防止するなど掃除機能も充実。

さらに内部は汚れが付きにくい仕様になっており、前面パネルやフラップは取り外しできるので、お手入れもしやすいモデルとなっています。

対応畳数6.8.10.12.14.18.20.23.26.29畳
サイズ室内機:約79.9×38.5×29.5㎝、室外機:約80×28.5×55㎝(6.8.10.12畳)、約80×28.5×63㎝(14畳)、約80×28.5×71.4㎝(18.20.23.26畳)、約84×32×80.2㎝(9畳)

【パナソニック】エオリア Jシリーズ

出典:パナソニック

パナソニック独自の「ナノイーX」を搭載したスタンダードモデルです。

空気中の菌やウイルス、カビ菌、花粉だけでなく、さらに細かいPM2.5までも抑制。

ナノイーXを出す送風のみで運転できるので、空気清浄機として冷暖房を使用しない時期でも活躍します。

また消臭効果も高いので、ニオイが気になるときはボタン1つで脱臭可能です。

さらに室内機の熱交換器のカビ菌も除菌できるので、空気とエアコンの両方を清潔に保ちます。

室外機は50℃までの高温に耐えられる仕様となっており、猛暑日でもしっかりと室内を冷やすことが可能。

外出先から操作できるエオリアアプリにも対応しており、スマホがリモコン代わりになるので使い勝手も抜群のエアコンです。

対応畳数6.8.10.14.18畳
サイズ室内機:約78×23.9×28.5㎝、室外機:約67.5×24×53.9㎝(6畳)、約65.5×27.5×53.9㎝(8.10畳)、約78×28.9×55.1㎝(14畳)、約79.9×29.9×63㎝(18畳)

【富士通ゼネラル】ノクリア SVシリーズ

出典:富士通ゼネラル

コンパクトでデザイン性が高いSVシリーズです。

どうしても無機質なデザインのエアコンが多いですが、このSVシリーズは表面にファブリック調のデザインを採用しており、柔らかい雰囲気がお部屋のインテリアとマッチします。

横幅は69.8㎝と最も横幅が小さいので、狭いお部屋でも使いやすいサイズとなっています。

リモコン操作履歴や部屋の状況を学習し、使っている人の好みを覚えて快適な温度に設定するAIを搭載。

起床や帰宅、就寝時間などの生活パターンも学習し、気象情報や建物の環境などから最適な運転時間も判断します。

その時間に合わせたタイマー設定や運転を提案するので、より快適に過ごせるようにサポートするエアコンです。

対応畳数6.8.10.14.18畳
サイズ室内機:約69.8×32.5×25㎝、室外機:約66.3×29×54.1㎝(6.8畳)、約79.9×29×54.2㎝(10畳)、約79.9×29×63.2㎝(14.18畳)

買ってはいけないエアコンメーカーの特徴を把握して、失敗のしない買い物を!

以上、買ってはいけないエアコンメーカーとその特徴、おすすめの最新エアコンを紹介いたしました。

実際に買ってはいけないエアコンメーカー名を挙げましたが、すべてのエアコンが悪いわけではありません。

メーカーの特徴を理解し、予算と機能のバランスが良いものを選びましょう。

その際、「シェア率が低い」、「価格が安すぎる」、「故障や初期不良などの不具合が多い」ものは避ける方が無難です。

ぜひ今回の記事を参考に、ご自身にぴったりのエアコンを見つけてくださいね!