「暑さで作業効率が下がる…。」
「熱中症対策におすすめのアイテムは?」
保冷剤や気化熱を利用し冷却効果が期待できる「冷却ベスト」。
着用するだけで冷水をベスト内で循環させ、体温の上昇を抑え体の熱を冷ましてくれます。
近年、一日中屋外で活動する方にとっては、もうすでに必須アイテムではないでしょうか。
年々、地球温暖化が進むにつれ熱中症にかかる人も多くなっています。少しでもリスクを減らすためには万全な対策が必要です。
そこで今回は、熱中症対策やバイクツーリングにも使えるおすすめの水冷ベスト5選、口コミやレビューを紹介します。
この夏は、快適な冷却ベストを見つけて猛暑を乗り切りましょう!
水冷ベストとは?

水冷ベストは、体を効率的に冷やしてくれる「安全対策用品」です。冷却方法は数種類あり、アイテムにもよりますが-5℃から-15℃の冷却効果を感じられます。
着用すると広範囲が冷やされ、冷えた血液が体を循環します。広い面積を冷却できるため体温が下がりやすく熱中症の予防にも。
また、暑さからくる疲労感を緩和したり、業務効率の低下も防ぐことができます。水冷ベストは体温の上昇を抑え手軽に体温を下げる方法として効率的なアイテムです。
水冷ベストの冷却方法や冷却効果
水冷ベストには、どれぐらいの冷却効果があるのでしょうか?
効果の持続時間は冷却方法によって変わってきます。ここでは、3つの冷却方法をご紹介します。着用シーンに合わせて選びましょう。
①冷却水を循環させるタイプ
タンクの冷却水をベスト全体に循環させることで冷たさを長時間持続できます。氷水がかけめぐるため、かなりのひんやり感です。ただし、タンクに氷や水を入れるため重量が重く価格は高めです。
②ドライクールタイプ
ベスト本体を数分ほど水に濡らしたり、ベストの内部に直接注水し着用します。水分が蒸発するときに熱をうばう気化熱効果を利用し冷却する方法です。長時間の冷却効果は期待できませんがすぐに冷やしたいときにおすすめです。
③保冷剤タイプ
わきの下や背中などに付いているポケットに保冷剤を入れて冷やします。大きな血管が通る部位を冷やすと効率的に冷却することができます。ただし、凍らせた保冷剤が数時間で溶けてしまうため、長時間使いたいときは交換用の保冷剤が必要です。
水冷ベストの活用シーン
夏場の屋外での工事や建築作業・野外のスポーツ観戦・バイクツーリング・釣り・登山・バーベキューなど他にも多くのシーンで重宝します。
近年、地球温暖化による気温上昇の影響で、屋内でも熱中症にかかるケースが増加しています。夏の暑さで疲れがたまりがちな時やだるさを感じる時は暑さを我慢することは避け、積極的に使用することをおすすめします。
おすすめ水冷ベスト5選!口コミやレビューも紹介!

それでは熱中症やバイクツーリングにも使える水冷ベストを紹介いたします。
口コミやレビューも合わせて紹介していますので、是非参考にしてください。
①MACNA (マクナ):クーリングベストエボ バイク用 冷却ベスト

バイカー用に開発された水冷ベストです。風が当たらないシーンでは効果が感じられない場合があります。
使い方は、胸部分にある注入口から600mlの水を入れて着用するだけ。気化熱効果で約5℃~15℃にベストの温度が下がり、8~72時間の冷却が持続します。ただし外気温によって冷却効果の持続時間は異なります。
サイズ | S-M、L-XL、2-3XL |
素材 | 表地/ポリアミド28%、ポリエステル72%、内部/レーション100% |
こりゃー涼しい!ってものでは全然ないが、気温32度の中、それなりに効果はあったと思う。炎天下で暑さを和らげてくれるなら自分は購入して良かったと思う。水で濡らすタイプのこの手のものは 自分の服も濡れてしまうし、気持ち悪いので自分は選ばなかった。
Hyper Kewl(ハイパークール):クールベスト

アメリカのTechNiche社が開発・製造した特殊素材「ハイパークール」を裏地に使用したクールベストです。水に1〜2分ほど浸すと短時間で水分をたっぷり吸収します。あとは、水を切って着用するだけ。時間をかけてゆっくり蒸発させる「蒸発冷却技術」を利用しているため冷却効果が長時間持続します。乾いたらまた水に浸せば繰り返し使えるため経済的です。熱中症対策だけでなく停電など災害対策にもおすすめです。
サイズ | XS、S、M、L、LL、XXL、XXXL |
素材 | ナイロンキルト、ナイロンポリマー、綿ポリ弾性トリム |
これを素肌の上に着てその上に空調服を着る。炎天下の作業がかなり楽になりました。数々のグッズを試して来ましたが今のとここの組み合わせが一番良い!
THANKO(サンコー):水冷冷却クールベスト

凍らせたタンクを入れ電源を入れると、冷たい水が静音ポンプを流れベスト内部を循環し上半身を全体的に冷やします。付属の専用バッテリーが最大約8時間もつため一日中安心です。水を入れて冷凍するだけで準備が完了するので手間もかかりません。一日中の屋外作業におすすめです!
サイズ | 幅約45.0×奥行約64.0×高さ12.0 |
重量 | 約1.5kg(タンク水含まず) |
バッテリー稼働時間 | 約8時間 |
ベストの中は、冷えすぎるくらい冷えます。バッテリーも6~8時間持ちました。 見た目は、ちょっとゴツいかもしれません。 バッテリーと補水パックを装着すると結構いい重さになりますが、 着るとそこまで重さは感じません。 補水パックが2個付いているともっと使い勝手がいいかもしれません。 別売りありませんか?
THANKO(サンコー):水冷クールベストLite

氷と水をリュックの中のタンクに入れ電源を入れると、ポンプで氷水がベスト内を循環します。着用から約15分で水冷ベストがあたっている部分の表面温度が2℃下がります。外気温に左右されることもなく炎天下でも確実に冷却性能を発揮してくれる優れもの! さらに、エコモードを使用すれば外気温との差-10℃を180分間以上持続させることができます。長時間の作業にぴったりです!
サイズ | フリーサイズ |
重量 | 約760g |
冷却持続時間 | 強90分/弱120分/エコ180分 |
氷1キロと水300~400mlをタンクに入れてポンプで循環させて170センチの私だと背中の中央から上と胸を冷やします。30℃近くで作業しましたが冷水が循環し続けるので涼しいです。ベストの上に1枚羽織って居たほうが冷たさが逃げない感じがします。空調服と併用するととても涼しいですが氷が早く溶けます。氷は1時間ぐらいしか持たないので氷だけではなく保冷剤などが入れられるようにできたら良いかと思います。
Fanyueng:冷却ベスト

水の蒸発冷却技術を応用した冷却効果抜群のクールベストです。保冷剤不要・化学薬品不要・電気も使わないためかなり経済的。屋外での作業から、アウトドアやスポーツなど夏の熱中症対策としておすすめです。
サイズ | フリーサイズ(65*58cm) |
カラー | ブルー |
冷却ベスト クールベスト、ウオーキング時涼しくてとても気持ちが良い。
山真製鋸:アイスマン・インナーベスト

2022年モデルはすでに完売していますが、山真製鋸のアイスマンインナーベストも人気の製品です。
来年の夏に備えて、製品情報をチェックしておきましょう。
水冷ベストを活用して熱中症対策や夏のバイクツーリングに備えましょう!

今回は、熱中症対策やバイクツーリングに使えるおすすめの水冷ベスト5選、口コミやレビューをご紹介しました。
水冷ベストはどんな炎天下でも素早くクールダウンしてくれる究極のアイテムです。とはいえ価格はまだまだ高額といったデメリットも。
しかし、一度、着用すれば「水冷ベスト」の涼しさにハマってしまうこと間違いありません。また、水冷ベストがあれば熱中症対策にもなるため、夏の楽しいイベントをわざわざ我慢する必要もありません。
ぜひこの夏は、水冷ベストと一緒に涼しく快適に過ごしましょう!