今回は2021年最新版のワークマンヒーターベストは旧モデルとどのように異なるかを解説いたします!
また、旧モデルのヒーターベストのレビューも紹介していますので、新たにワークマンのヒーターベストの購入を考えている方は是非参考にしてください。
2022年最新モデルのレビューは以下の記事をご覧ください↓
2021年ワークマンヒーターベストの発売日は?在庫はある?

ワークマンヒーターベストの2021年モデルは「すでに販売を開始しております。」
オンラインショップでは販売されておらず、店頭のみでの販売となっているので、お近くのワークマンで購入することができます。
人気の商品なので各店舗によっては売り切れの可能性もあるので、事前に問い合わせて在庫状況や入荷情報を調べておくことをおすすめいたします。
2022年ワークマンのヒーターベストは旧モデルとどこが違うの?

まずは2022年ワークマンのヒーターベストは2021年モデルとどのような点が変更されたのかを比較解説いたします。
旧モデルから変化した点は以下の3点です。
②ボタン留めからチャック方式に変更された③内側のアルミプリントが無くなった
旧モデルと大きな変更点はないものの、より日常で使いやすく、より暖かく進化しました。
①より着合わせのしやすいデザインとなった

2021年モデルよりも生地表面の光沢がマットな質感になり、ダウンの縫い目幅も広がったとこで着合わせのしやすいデザインとなりました。
上の画像が2022年モデルと2021年モデルの生地を比較した画像です。
最新モデルの方が光沢が抑えられていることがわかると思います。
また、ダウンの縫い目の幅も広くなったので、より一般的なダウンのデザインに近づいたと感じました。
新しく胸ポケットもついたので、ちょっとしたものや替えのバッテリーなどを入れておくのも良いかもしれません。
電熱ベストのデザインは安っぽくてダサい…というイメージがありましたが、年々着やすいデザインに進化しています。
②ボタン留めからチャック留めに変更された
2022年モデルはボタン留めからチャック留めに変更されました。
デザイン的にはボタン留めはおじさんっぽいように感じていたので、個人的にはチャックの方が好みです。
また、着やすくて熱も外部に逃しにくいという機能面でもチャック留めの方が優れていると思います。
③内側のアルミプリントが無くなった
ワークマンヒーターベストの大きな特徴であった背面のアルミプリントが2022年モデルからは廃止されました。
アルミプリントは熱を逃しにくいという効果があったため、暖かさという点では昨年モデルよりも劣る可能性があります。
暖かさの比較については記事後半で紹介いたします。
WORKMAN(ワークマン)電熱ベストWindCore(ウインドコア)レビュー!
それでは、WORKMAN(ワークマン)電熱ベストWindCore(ウインドコア)2022年モデルの詳細を紹介いたします。
今回紹介するカラーは「ブラック」です。
外観


外観は上の画像の通りで、薄いダウン生地で非常に軽く、さらっと着られるデザインが特徴的です。
2022年モデルは光沢の抑えられた生地が採用され、より着合わせのしやすいデザインとなっています。


ベストの内側の右胸と左裾の部分にはポケットがあり、小物であれば収納できるようになっています。


また、右ポケットにはモバイルバッテリーと接続するための配線があり、こちらにバッテリーを収納して使用します。
裏地


今年からアルミプリントが廃止されました。
サイズ感



上の写真は身長168cmの筆者がMサイズを着た様子です。ベストはヒートテックという肌着の上に着用しました。
体にちょうどフィットするサイズ感で、電熱ベストをインナーとして使用するにはちょうど良かったです。


上の画像はスウェットの上に電熱ベストを着用した様子です。
Mサイズだと少しキツく、裾の丈もわずかに短かいことがわかります。
筆者がアウターとして使用する場合はLサイズの方が適しているように感じました。
以上のように、インナーとして使用するのかアウターとして使用するのかによって適切なサイズは変わります。
ご自身の体型と使用方法を考慮に入れて適切なサイズを選びましょう。

参考までに、上の写真は筆者が肌着の上にLサイズの電熱ベスト(2020年モデル)を着た様子です。
Lサイズの場合だと肌着に着用するとお腹周りに空間ができ、電熱ベストの効果を体感しにくいように感じました。
一方で、スウェットの上から着用すると裾の丈の長さや、お腹周りの空間もちょうどよく、効率的に温熱効果を体感することができました。
これらより、168cmの筆者の体格ではインナーとしてはMサイズ、アウターとしてはLサイズが適していることがわかりました。
是非、サイズ感の参考にしてください。
電熱パッドの位置

発熱する電極パッドは赤い四角の中に取り付けられています。
電熱パッドは背中部分にのみ搭載されており、お腹側には電熱パッドはついていません。
実際に使用した感想としても、体の前面部分が暖められないのは少し残念に感じました。
撥水性

水をはじく加工が施されているので、撥水性も優れています。
屋外の作業やレジャーでも安心して使用することができ、突然の雨などでも心配はいりません。
WOKAMAN(ワークマン)電熱ベストWindCore(ウインドコア)の使用方法
WORKMAN(ワークマン)電熱ベストの使用方法は非常に簡単で、たったの3ステップで完了します。

ワークマンの電熱ベストは別売りのバッテリーが必要になるので注意してください。
①バッテリーと接続する

電熱ベストの端子をポケットから出し、バッテリーと接続します。

電熱ベストWindCore(ウインドコア)の接続端子は、一般的なUSBではなく、細いDC端子のような形状をしていました。
そのため、純正のバッテリーでなければ電熱ベストWindCore(ウインドコア)と接続することができません。
通常のモバイルバッテリーでは端子の形状が合わず、使用することができない点に注意してください。
②バッテリーの電源をいれる

端子が奥まで挿入されていることを確認したら、バッテリーのONボタンを3秒長押しして電源を入れます。
③温度を調節する
右胸にある温度調節スイッチが点滅するので、ボタンを押して温度の調節を行います。
温度は高温・中温・低音の3種類を選ぶことができます。
また、バッテリーにも強(8V)と弱(6V)の2つのモードが搭載されているため、周囲の気温や充電の残量に応じて豊富なモードの中から選択することができます。
・高温

・中温

・低音

WOKAMAN(ワークマン)電熱ベストWindCore(ウインドコア)はどのくらい暖かい?
次に、WOKAMAN(ワークマン)電熱ベストWindCore(ウインドコア)はどのくらい暖かいのか検証を行いました。
具体的に温度が何度まで上昇するのか、表面温度を測定してみました。
今回の検証は2020年モデルで行いましたが、発熱性能に関して大きな違いはないため、是非参考にしてください。
高温時の表面温度

高温モードの電熱パッド周辺の温度を測定したところ、47.4℃であることがわかりました。
実際に触った感想としては、かなり暖かく、カイロと同等かそれ以上の熱さに感じました。
着ている時も、体に密着した際はちょっと暑すぎるかな?と感じるほどの暖かさです。
周囲の寒さが厳しい時におすすめのモードです。
中温時の表面温度

中温時の電熱パッドの周辺温度は35.8℃でした。
人肌程度の温度で、優しい暖かさでした。
外はもちろんのこと、室内での仕様にも適しているモードです。
低音時の表面温度

中温時の電熱パッドの周辺温度は25.8℃でした。
触った感想としては、ほんのりと暖かいかな?くらいの温度でした。
就寝時の使用を考えている方は、布団で保温性が高くなるため、低温モードでも十分に暖かく快適に寝ることができます。
WOKAMAN(ワークマン)電熱ベストWindCore(ウインドコア)は何時間使用できる?
高温 | 中温 | 低温 | |
WZ3300 強(8V) | 約4.3時間 | 約6.5時間 | 約16時間 |
WZ3300 弱(6V) | 約5.5時間 | 約9時間 | 約23時間 |
WZ3100 強(8V) | 約8時間 | 約13時間 | 約24時間以上 |
WZ3100 中(7V) | 約9.5時間 | 約15時間 | 約24時間以上 |
WZ3100 弱(5V) | 約13時間 | 約21.5時間 | 約24時間以上 |
WOKAMAN(ワークマン)電熱ベストWindCore(ウインドコア)の使用時間目安は上記の通りとなります。
使用するバッテリーとモードによってそれぞれ時間が異なります。
寒さが厳しい環境で使用する場合は基本的に高温モードの使用時間目安を参考にすることをおすすめいたします。
実際に、弱モードで動かした場合はほぼ一日中使用することができました。
高温モードで長時間使用したい!という方は予備のバッテリーを購入して、交換しながら使用することをおすすめいたします。
WOKAMAN(ワークマン)電熱ベストWindCore(ウインドコア)を使用した感想
次に、実際にWOKAMAN(ワークマン)電熱ベストWindCore(ウインドコア)を使用して気づいた点や感想を紹介いたします。
よかった点
・作りがしっかりしている
使用して最もよかった点としては、「非常に暖かく、防寒対策としては有効」であるという点です。
購入前までは本当に効果があるのか?と不安でしたが、しっかりとその効果を実感することができました。
外出時や屋外のレジャーでももちろんのこと、家の中でも使用できる程の使い勝手の良さを感じました。
様々なシーンで体をしっかりと暖めてくれます。
また、撥水加工が施されているなど、細かいところまで機能が盛り込まれ、作りがしっかりしている点がよかったです。
気になった点
・バッテリーが専用のものしか使用できない
・高温モードでは使用時間が短い
気になった点としては上記の3点が挙げられました。
最も気になった点としては体の前面に電熱パネルが搭載されていないという点です。
他のメーカーの電熱ベストでは、前面に電熱パネルが搭載されていて、お腹をしっかりと暖めてくれるモデルも存在します。
それと比較すると、背中しか暖められないのは残念に感じました。
また、バッテリーの接続端子が特殊な形状のため、他のバッテリーを使用することができません。
使用時間を伸ばしたくても、電気容量の大きなバッテリーを使用することができないのが残念です。
高温モードで使用した場合は4~5時間程度しか使用することができません。
USBで接続できる形状であれば、様々なバッテリーと接続することができ、もっと使用の幅が広がるのではと思います。
WOKAMAN(ワークマン)電熱ベストWindCore(ウインドコア)を一般的なモバイルバッテリーで代用・互換する方法

ワークマンの電熱ベストを購入する上でネックになるのが「専用のバッテリーしか使用できない」という点です。
電熱ベストの接続プラグの形状がUSBではないため、一般的なモバイルバッテリーとの互換性がありません。
また、バッテリーだけでも5000円近くするため、結構痛い出費になります。
すでに持っているモバイルバッテリーを使用できれば良いのに…と思っている方も多いと思います。
そんな方は接続部をUSBに変換するプラグを使用することでモバイルバッテリーと互換性を持たせることができます。

上記の写真が実際に購入した商品です。

ヒーターベストへの装着も問題なく、先端がUSB端子に変換されていることがわかると思います。

モバイルバッテリーとの接続も問題なく、電源を入れてみると問題なく使用することができました。
しかし、一般的なモバイルバッテリーは電圧が5Vですが、ワークマンのバッテリーは最大8Vで使用することができます。
暖かさのパワーを最大限まで活かしたい方は純正のバッテリーを使用することをおすすめいたします。
以下のリンクの商品を使用すれば、一般的なモバイルバッテリーでも使用することができるようになります。
(※これにより発生した事故などの責任は取れませんので、自己責任でお願いいたします。)
ワークマン電熱ベストを安全に使用する方法

電熱ベストの危険性や事故事例について紹介しましたが、すべての電熱ベストが危険なわけではありません。
安全性の高い商品を選び、正しい使い方をすれば、電熱ベストは素晴らしい防寒グッズです。
ここでは電熱ベストを安全に使用する方法を紹介いたします。
・こまめに温度調節する
長時間使用しない
移動中や仕事中などに着用していると、気づかないうちに低温やけどしてしまう危険性があります。
就寝時の着用は最も低温やけどの危険性が高いので、注意が必要です。
電熱ベストを使用中はこまめに電源のON/OFFを切り替える、就寝時は使用しないなどして、長時間使わないようにしましょう。
こまめに温度調節する
外で仕事する時やツーリング・アウトドアなど、電熱ベストを長時間使用したい場合もありますよね。
長時間使いたいときは、こまめに温度調節することをおすすめします。
ある程度温まったら弱モードにしたり、電源をOFFにしたりすることで、低温やけどを防ぐことが可能です。
体温に合わせてこまめな温度調節を心がけましょう。
WOKAMAN(ワークマン)電熱ベストWindCore(ウインドコア)が手に入らない際の電熱ベストおすすめ5選
WOKAMAN(ワークマン)電熱ベストWindCore(ウインドコア)はあまりの人気のため、品切れ状態が続き入手することができません。
それでも電熱ベストが欲しい!という方におすすめの電熱ベストを紹介いたします。
CAINZ(カインズ) :ヒーターベスト

電熱線には日本製のカーボンファイバーを使用しており、品質面でも安心できるヒーターベストです。

全国のカインズホームで販売されており、現在でも比較的入手しやすい在庫状況です。

形状もワークマンの電熱ベストとほとんど変わらず、バッテリーとの接続端子がUSBなので、様々なバッテリーと接続が可能です。
性能の差はワークマンの電熱ベストとほとんどないので、是非お近くのカインズホームに問い合わせてみてください。
カインズヒーターベストのレビュー記事は以下をご覧ください↓↓↓

サイズ | S~3L |
素材 | ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン |
付属モバイルバッテリー | なし |
温度調節 | 3段階 |
カラー | ネイビー |
サンコー(THANKO):洗える!ヒーターベスト

サンコーのヒーターベストは商品名の通り洗って清潔に保つことができます。
また、ヒーターは体の前後5箇所に搭載されており、全身を包むような暖かさを感じることができます。
肩部分や胴回りでサイズ調整も可能で体型に合わせてぴったりと使用できる機能もついています。
サンコー洗える!ヒーターベストを実際に使用してレビューした記事は以下をご覧ください↓↓↓

サイズ | フリーサイズ |
素材 | ポリエステル |
充電方式 | USB駆動モバイルバッテリー |
カラー | ブラック |
マキタ(Makita):充電式暖房ベスト

フリース素材でベストだけでも温かい!マキタのバッテリーを使うので他のヒーターベストに比べより長く温められます。また、体だけでなく首元まで温められます。
サイズ | S~XXL |
素材 | ポリエステル、ポリウレタン |
充電方式 | マキタバッテリー |
カラー | ブラック |
バートル(Burtle):2022年最新作 サーモクラフト対応 防寒ベスト
ヴィンテージ感のあるデニム素材、スタンド衿廻りにジープボアを使っているため温かく快適!男女兼用でスマートなシルエットも魅力!
サイズ | S~3XL |
素材 | 9オンスデニム、製品洗い、ブラスト加工、肩部コーデュラ |
カラー | ブラック、インディゴ |
【まとめ】

以上、今回は2021年モデルと2020年モデルのヒーターベストとの違いや、実際に使用した感想を紹介いたしました。
電熱パッドによる暖かさは十分に体感することができました。
軽くてデザイン製も良いので、屋外レジャーでの使用はもちろんのこと、日常遣いにもおすすめです。
電熱パッドが前面にない点や、高温モードの場合の使用時間の短さ、バッテリーの互換性の低さが気になりました。
ワークマンの電熱ベストが入手できなくて悩んでいる方はカインズホームで販売されているDOGMANの電熱ベストもおすすめです!
是非今回の記事を参考に、自身にぴったりの電熱ベストを選んで、寒い冬を快適に過ごしましょう!
ワークマンの公式オンラインショップはこちらのリンクからご覧ください







