今回は日本メーカーソニーが販売しているポケットクーラー「REON POKET2(レオンポケット)」を購入したので、実際に使用した効果や口コミ、評判をレビューいたします!
「REON POKET2は本当に効果があるの?」
「他のネッククーラーと比較して使い勝手はどうなの?」
そんな疑問を解決できるように徹底的にレビューいたします。
【ソニー】REON POCKET2(レオンポケット)とは?従来のモデルからどのような点が進化したの?

REON POCKET2とは2021年4月にソニーが新しく販売を開始したウェアラブルクーラーです。
異なる金属を接合して電流を流すと、熱の吸収・放出が起こる効果(ペルチェ効果)を利用し、冷たくなったパネルを体に当てることで冷却効果を得るアイテムです。
高いデザイン性や携帯性から注目を集め、人気の製品となっています。
従来のモデルから進化した点
・冷却パネルがステンレス製になり、より冷却効果を感じやすい
・耐水、耐汗性能がアップ
上に挙げた点が前モデルから進化した点となり、冷却効果が大きくアップしたことがわかります。
また、耐水・耐汗性能がアップしたので、より幅広いシーンで使用できるようになりました。
専用ネックバンドやゴルフウェアの発売で使い勝手が向上
REON POKETは別売の専用のインナーウェアに装着して使用するのですが、専用のネックバンドが発売されて、より手軽に使用できるようになりました。
また、デサントやルコックなどのメーカーとコラボすることで、REON POCKET2に対応したゴルフウェアやTシャツなども発売され、よりお洒落に幅広いシーンで使用できるようになりました。
【ソニー】REON POCKET2のスペックや使用方法

セット内容は上記の通りとなっています。

ここで注意すべき点として、専用のネックバンドやインナーウェアを購入しないと使用できないという点です。
本体のみでは体に密着することができないため、合わせてネックバンドやインナーウェアも購入しておきましょう。
スペック一覧

対応機能 | 温度レベル調節機能 オートモード / マイモード ウェーブモード / ゴルフモード 風量調節機能 / クイック起動 USB給電動作 |
最大外形寸法 | 幅:約54mm 高さ:約20mm 奥行:約116mm |
温度レベル | レベル1〜4 |
冷温部表面素材 | ステンレススティール SUS316L |
重量 | 約92g |
充電池持続時間(COOLモード) | レベル1:約4時間 レベル2:約3時間 レベル3:約2.5時間 レベル4:約1時間 |
充電池持続時間(WARMモード) | レベル1:約4時間 レベル2:約3時間 レベル3:約2.5時間 レベル4:約2時間 |
充電時間 | 約2.5時間 |
価格 | メーカー希望小売価格 14,850円(税込) |
スペックは上記の表の通りとなっています。
サイズは幅54×高さ20×奥行116mmで非常にコンパクトであることがわかります。
重量が約92gと軽量なので、長時間身に付けていても肩こりなどの心配もありません。
温度は4段階調整が可能で、使用状況に応じて選ぶことができます。
充電持続時間はクールモードのレベル4で約1時間となっています。
より長時間連続で使用したい方は、別売のモバイルバッテリーを併用して使用することをおすすめいたします。
また、パネルを発熱させるWARMモードも搭載しており、冬はネックウォーマーとしても使用することができます。
使用方法
使用方法は以下の3ステップと非常に簡単です。
アプリで操作を行うので、REON POCKET2を動かすのにスマートフォンは必須となります。
STEP.1 iphoneのアプリと同期する

ダウンロードした専用アプリと本体をBluetoothで接続します。
STEP2.首に装着する

専用のネックバンドを使用して首に装着します。
インナーウェアを使用している方はワイシャツなどの下に着ることで使用します。
STEP3.アプリでお好みの運転モードを選択する

あとはアプリで運転モードを選んで使用します。
COOLまたはWARMモードで温度も4段階から選ぶこともできます。
また、風を送るFANモードも搭載されています。
以上の3STEPが大まかな使用方法となります。
スマートフォンの使用に慣れていない方は少し苦戦するかもしれませんが、特に難しい操作はありませんでした。
REON POCKET2を実際に使用した感想はぶっちゃけどう?良かった点・気になった点を紹介
それではREON POCKET2を実際に使用してどのように感じたのかを正直に紹介していこうと思います。
これから購入を考えている方は是非参考にしてください。
実際に使用した正直な感想は?
いくつものネッククーラーを実際に使用してきた筆者の感想としては「携帯性・デザイン性は非常に優れているがコスパや冷却能力は課題が残る」と感じました。
なぜそのように感じたのかは以下の良かった点、気になった点で解説していきます。
良かった点
・コンパクトで持ち運びがしやすい
・目立ちにくいので様々なシーンで使用できる
・動作音が静か
使用して良かったと感じた点としては携帯性やデザイン性です。

他社のネッククーラーと比較しても非常に小型であることがわかります。
カバンやポケットに入れて持ち運び、どこでも使用することができます。

また、装着してもほとんど目立たないため、様々なシーンで利用できる点が大きなメリットに感じました。
上の写真はネックバンドを使用して装着した様子ですが、ほとんどつけているのがわからないほどです。
通勤時や仕事中、お買い物や運動中と言った幅広いシーンで他人の目を気にすることなく使用することができます。
ネッククーラーだと周囲の目が気になって使用できない…という方にはおすすめです。
また、動作音に関しては他社のネッククーラーと比較すると非常に静かに感じました。
屋外など周囲の音がする場所では、最大モードで動かしても音は全く気になりませんでした。
また、静かな場所で使用しても神経質な方以外はほとんど気にならないと思います。
気になった点
・冷却パネルの面積が小さい
・服によっては排熱が上手く行かない
・使用するためには別売のアクセサリーを購入する必要がある
・60分での自動電源OFF機能が不要<
使用して気になった点は上記が挙げられました。
最も気になった点としてはネックバンドを使用した場合、冷却パネルが体に当たりにくかった点です。

ネックバンドはプラスチックでできており、動かせる範囲が決まっているためピンポイントで冷却パネルを当てるのが難しく感じました。
人によっては首まわりや背中の曲線も異なるため、冷却パネルが当たりにくい人もいると思います。
少なくとも筆者は体にフィットさせることができませんでした。

また、冷却パネルが1枚しかないため、パネルが2枚あるネッククーラーと比較すると冷却面積は小さいです。
それに比例して冷却効果も弱くなると考えられます。
冷却効果を最も重要視する方はネッククーラーの方が効果が高いのでおすすめです。
また、大きめのTシャツで使用していたのですが、それでも排熱が上手くいかず、長時間使用していると本体が発熱し、むしろ暑い状況を作り出していました。
ネックバンドでの使用を考えている方は、着れる服は限定されると思います。
REON POCKET2を使用するには専用のネックバンド、もしくはインナーウェアを購入する必要があります。
本体価格と合わせると1万6千円以上になり、一般的なネッククーラーは6千円前後で購入することができるため、コスパはあまり良くないように思いました。
1時間使用すると自動で電源が切れる機能も搭載されているのですが、いちいち電源を入れ直すのが面倒なため正直この機能はいらないように感じました。
以上が、REON POCKET2を実際に使用して気になった点です。
購入を考えている方は是非参考にしてください。
【ソニー】REON POCKET2の口コミまとめ
次にREON POCKET2の口コミを良い評価、悪い評価に分けてまとめました。
良い口コミ
・接触部分がステンレスになったせいか、思った以上に冷えて気持ちいいです。
この前買ったネックバンドも、自分にあった形になり、違和感無く装着できるようになりました。
・届いて思ったのが予想よりもちっこいし軽い.Waveモードで使うとバッラリーが無くなるまで首筋がちょくちょく冷えていい感じ.これで1.5万ならアリだと思う
・ネックストラップも割としっかり首元でホールドされるので、ゴルフでフルスイングしても問題なさそう。
WARMも結構温かくなるので、冬場のラウンドでも使えそう。出展:amazon
良い口コミを見ると思ったより冷える、小さくて軽い、ゴルフでも使えるという声が見られました。
しっかりと冷却パネルを体に当てることができれば効果を体感することができるようです。
否定的な口コミ
なにより最悪なのが自動停止機能で、1時間たったら勝手に停止する。毎回温度設定を開くか、電源の入れなおしをせねばならない。
設定でOFFにできないのか。
・購入する前に予想はしていたのですが、冷却した熱の排熱に問題ありです。
本体が小さいメリットの反面、冷却箇所(例えば首の下を冷やす)の近くに放熱されるというモノの道理からすると当然の事実により、シャツの上方に熱がこもり、涼しいのだけどもなんか暑いという盾と矛の諺を思い出します。
結論からすると、首周りで使用する送風機の方が、効果、コストパフォーマンスからはお勧めです。出展:amazon
否定的な意見としては冷却パネルが当たらない、自動オフモードが不必要、排熱に問題があるといった声が見られました。
筆者が実際に使用して気になった点とほぼ同様のことが挙げられていました。
購入する際はこれらのデメリットを理解した上で購入することをおすすめいたします。
REON POCKET2は携帯性やデザイン性の高さが魅力!周囲の目を気にせず使いたい方におすすめ!

以上、今回はソニーのウェアラブルクーラーREON PECKET2を実際に使用した様子や感想を紹介いたしました。
一般的なネッククーラーと比較して携帯性やデザイン性の高さが魅力であることがわかりました。
通勤時や仕事中、お買い物や運動中など幅広いシーンで他人の目を気にせず使用したい方におすすめです。
冷却効果やコストパフォーマンスについてはネッククーラーと比較するとやや劣るように感じました。
とにかく冷えるアイテムを探しているという方は一般的なネッククーラーの方がおすすめです。
筆者はいくつかのネッククーラーを使用してきましたが、個人的にはサンコーネッククーラー PROが最も冷却効果が高いように感じました。
冷却効果だけではなく、携帯性やデザイン性を重要視する方にはREON POCKET2がおすすめです。
これから購入を考えている方は是非今回の記事を参考にしてください。





