今回は2021年5月に発売されたばかりのネッククーラー である「アピロス necOn(ネックオン)」を購入したので、使用した感想をレビューしたいと思います。
「アピロス necOn(ネックオン)の冷却効果はどのくらい?」
「サンコーネッククーラーと比較するとどちらがおすすめ?」
そんな疑問を解決できるよう、詳しく解説して行きます。
これからの暑さ対策でネッククーラーの購入を考えている方は是非参考にしてください。
【アピロス】necOn(ネックオン)のスペックや特徴を紹介
まず初めに最新ネッククーラー【アピロス】necOn(ネックオン)のスペックや特徴をまとめて紹介いたします。
セット内容

・充電ケーブル×1
・取扱説明書×1
セット内容は上記の通りで、バッテリーは本体に内蔵されているので別で購入する必要はありません。
PCやモバイルバッテリーから充電しながら使用することができるので、長時間の連続使用も可能となっています。

バッテリーは本体に内蔵されており、とてもスマートでお洒落な外観となっています。
箱や製品は洗練されており、高級感を感じました。
スペックまとめ
【アピロス】necOn(ネックオン)のスペックは以下の表の通りとなります。
バッテリー容量 | 2600mAh(リチウムイオン電池) |
連続作動時間 | 約2時間(クーラー )、約2〜5時間(ウォーマー) |
クーラー設定温度 | 約15℃/約20℃/約25℃ |
ウォーマー設定温度 | 約39℃/約42℃/約45℃ |
重量 | 約230g |
サイズ | 約170×147×40mm |
価格 | 8,980円(公式サイト参考) |
【アピロス】necOn(ネックオン)の大きな特徴は「暑い季節にはネッククーラーとして、寒い季節にはネックウォーマーとして1年中使用できる」という点です。
冷やすことしかできないネッククーラー が多い中、首回りを温めることができるので、より使い勝手が広いモデルとなります。
また、バッテリーを内蔵しているハンズフリー仕様なので、屋内だけでなく外出時でも使用することができます。
バッテリーでの連続作動時間は約2時間ですが、別売のモバイルバッテリーや電源と繋いで使用することで、より長時間の使用が可能となっています。
プレート温度は合計6種類で、使用シーンに合わせてお好みで選択することができます。
【アピロス】necOn(ネックオン)とサンコーネッククーラーEVOを徹底比較!使用した感想を紹介!
次に、【アピロス】necOn(ネックオン)は他のネッククーラー と比較した場合の使い勝手はどうなのか、人気のサンコーネッククーラーEVOと比較してみました。
大きさ・重量

上の写真は2つのネッククーラーの大きさを比較したものです。
本体サイズに関してはnecOn(ネックオン)の方が大きく、首回りのボリューム感もありました。
また、重量に関してはnecOn(ネックオン)が約230g、サンコーネッククーラーEVOは約200g(バッテリー付き)なので、わずかにnecOn(ネックオン)の方が重たいことがわかりました。
どちらも軽量なので、長時間使用していても肩が凝るといったことは特にありませんが、コンパクト性や軽量性については三コーネッククーラーEVOが優れています。
フィット感
ネッククーラーを使用する上で重要なポイントの一つが「フィット感」です。
フィット感が弱いと狙った場所を冷やすことができなかったり、動きのある作業での使用が出来なくなってしまいます。
実際に使用した感想としてはフィット感はnecOn(ネックオン)の方が優れているように感じました。

necOn(ネックオン)の首回りはシリコン製で、首全体をしっかり包み込むようにホールドしてくれる感覚がありました。
肌にピタッとつくような感覚があり、首の後ろ部分で左右の揺れもしっかりとホールドしてくれます。

サンコーネッククーラー EVOはサイズ調節をすることができるのですが、プレート部分で挟んでホールドをするので、首全体を包むような感覚はありません。
そのため、フィット感に関してはnecOn(ネックオン)に軍配が上がります。
冷却能力
冷却の温度についてはどちらも大きな差は感じられませんでした。
どちらとも室温から約−15℃近くは冷やすことができる性能を持っています。

冷却プレートの大きさを比較するとサンコーネッククーラーEVOの方が大きいことがわかります。
これによって冷やせる範囲が大きいので、わずかではあるもののサンコーネッククーラー EVOの方が冷却効果を体感しやすいように感じました。
しかし、necOn(ネックオン)はクーラーだけでなく、ウォーマーとしても使用できるという特徴があります。
ウォーマーの温度は最大45℃程度まで上昇し、実際に付けてみるとかなりの暖かさを感じます。
夏にも冬にも使用できるという使用シーンの広さではnecOn(ネックオン)に軍配が上がります。
静音性

静音製に関してはnecOn(ネックオン)の方が小さく感じました。
necOn(ネックオン)の首回りはシリコン製のため振動が伝わりにくく、音がこもるような構造をしているため、小さく感じたのだと思います。
どちらのモデルも最大の冷却モードで運転している時は、静かな場所だとファンの音が気になると思います。
屋外など、周囲の音が大きい場所ではほとんど気にならないと思います。
また、最弱モードでの運転は静かな場所でも音の大きさは気になりません。
給電方式

給電方式についてはどちらも付属のバッテリーからの給電と、USB給電のどちらも使用可能です。
連続使用可能時間についても2時間程度で差はほとんどありません。

1点だけ、サンコーネッククーラーはUSB給電の際はバッテリーを外して使用することができるため、150gと軽い状態で使用することができます。
necOn(ネックオン)はバッテリーを取り外すことができないので、使い勝手という点ではサンコーネッククーラーに軍配が上がります。
価格
気になる価格についてはnecOn(ネックオン)が8,980円、サンコー ネッククーラーEVOが5,980円となっており、価格差は3,000円です。
価格だけを比較するとサンコー ネッククーラーEVOに軍配が上がります。
比較まとめ
以上の比較結果をまとめると表の通りとなります。
necOn(ネックオン) | サンコーネッククーラーEVO | |
大きさ・重量 | 230g | 150g(バッテリー装着時200g) |
フィット感 | ◯ | △ |
冷却能力 | ◯ | ◎(冷却プレートが大きい分わずかに優れている) |
ウォーマー機能 | あり | なし |
静音性 | ◯ | △ |
給電方式 | 付属バッテリー(取り外し不可)、USB給電 | 付属バッテリー(取り外し可)、USB給電 |
価格 | 8,980円 | 5.980円 |
これらの比較結果から、それぞれのモデルは以下のような方におすすめであることがわかります。
●necOn(ネックオン)
製品のクオリティやフィット感、静音製を重要視する方
・ウォーマーとしての使用も考えている方
●サンコーネッククーラーEVO
軽量性や冷却性能、コストパフォーマンスの良さを重要視する方
【アピロス】necOn(ネックオン)を使用して良かった点・気になった点
次に【アピロス】necOn(ネックオン)を使用して良かった点、気になった点をまとめました。
購入後に後悔しないように、事前にしっかりと確認しておきましょう。
良かった点
・ネックウォーマーとしても使える
製品を手にとった印象としては、高級感があり、クオリティは非常に高いように感じました。
また、ネックウォーマーとしての性能も高く、首回りが暑くなるほど暖めることができます。
以上の2点がとくに良いと感じた点であり、necOn(ネックオン)の大きな特徴であると思います。
気になった点
・他のモデルと比較すると価格が高い
使用して気になった点としては以上の2点が挙げられます。

使用中は写真のようにプレート周辺がレインボーカラーに光ります。
これがオシャレと感じる方もいると思いますが、非常に目立つので屋外では使用しにくいように感じました。
自分の家の中で使用する分には、可愛らしくて良いと思います。
価格についてですが、ネッククーラーは3000〜6000円程度のモデルが多いため、約9000円は少し高いように感じました。
ネックウォーマーとしての機能がついているので、それを考えると割安なのかもしれませんが、夏だけの使用を考えている方にとっては割高感があると思います。
【アピロス】necOn(ネックオン)で夏を快適に乗り切りましょう!

以上、今回は最新ネッククーラー 【アピロス】necOn(ネックオン)をレビューいたしました。
また、サンコーネッククラーEVOとの比較も行い、それぞれの特徴も紹介いたしました。
【アピロス】necOn(ネックオン)は製品のクオリティや、冬場はネックウォーマーとしても使用できる点が優れていることがわかりました。
オシャレでデザイン製の高いネッククーラーや、1年を通しての使用を考えている方にはおすすめのネッククーラーです。
是非今回の記事を参考に購入を検討してみてください!







