今回は夏の暑さ対策のアイテムとして注目されているパーソナルクーラー「ここひえR3」2021年最新版の効果を検証いたします!
「ここひえR3は実際にどのくらい冷房効果があるの?意味がない?」
「使用した感想や評価、評判は?」
そんな疑問にお答えできるよう、ここひえの効果を徹底検証していきたいと思います。
あわせて、ここひえR3を購入する際のクーポンの使用方法などのお得な情報も記事後半で紹介しているのでぜひご覧下さい。
2021年最新版のパーソナルクーラー「ここひえR3」の購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。

2021年最新モデルパーソナルクーラー「ここひえR3」は旧モデルと何が違うの?進化した3点を解説!
2021年最新モデルのパーソナルクーラー「ここひえR3」は昨年モデルのここひえR2と比較した場合、どのような点がパワーアップしたのでしょうか?
その大きな違いは以下の3点が挙げられます。
①首振り機能搭載!
②4段階での風量調節が可能に!
③風向の細かな調整が可能に!
①首振り機能が新たに搭載!
パーソナルクーラーここひえR3は新たに首振りの機能が搭載されました!
昨年のモデルは上下でしか風向を調整することができませんでしたが、今年のモデルは横方向にも涼しい風を送ることができるようになりました。

本体の底面にターンテーブルが搭載されており、首振りモードをONにすることで自動で左右に首振りを始めます。
②4段階での風量調整が可能に!

昨年のモデルは風量が3段階まででしたが、ここひえR3は4段階(風量1,2,3,4)での調整が可能になりました。
さらに細かな風量調整が可能になり、周囲の環境や利用シーンに合わせて適切な風量を選べるようになりました。
4段階の風量がどの程度の強さなのかについては記事の後半で検証いたします。
③風向の細かな調整が可能に!

上下に2つの風向調整つまみが搭載され、さらに細かく風向を調整することが可能になりました。

こちらは旧モデルのここひえR2の写真ですが、左側のみに調整つまみがついており、全体的な風向調整しかすることができません。
しかし、最新モデルのここひえR3は上下2つにセパレートし、それぞれ好きな風向に調整できるため、ピンポイントで涼しい風を浴びることができるようになりました。
以上が旧モデルと比較してパワーアップした3点となります。
使い勝手の良い機能が増え、旧モデルよりも確実に使い勝手は向上したと言えます。

パーソナルクーラー「ここひえR3」のセット内容

取り扱い説明書×1
ここひえ専用USB電源アダプター×1
防カビ抗菌フィルター(本体内部)×1
以上がセット内容となっています。


給電方式はUSB形式となっていますが、付属の変換アダプターを使えば家庭用コンセント(AC)でも使用可能です。
USBもACもどちらも使用できるので、給電の心配はありません。
旧モデルはUSBのコードが取り外し可能でしたが、ここひえR3からは取り外しができない構造に変更されました。
USBケーブルの長さは1.5mとなっています。
パーソナルクーラー「ここひえR3」のスペックや使用方法

ここひえの大きさは 横17.6 x奥17.3×高さ18.9cmで、昨年のモデルと比較すると高さが0.8cm大きくなっています。
重量は1.15kgで昨年よりも50g増加しています。
これらは首振り機能によって本体底面にターンテーブルが搭載されたためだと考えられます。
しかし、大きさや重量に関しては旧モデルと大きく変わらず、使用しても違いがわかるほどではありません。

変わらずコンパクトで持ち運びやすく、お好きな場所で使用しやすい形状となっています。

内部には写真のようなフィルターが付いており、水を含んだフィルターに風を通過させることで、気化熱を利用して涼しい風が吹き出します。

冷却の仕組みとしては上の画像の通りとなっています。
外部から取り入れた暖かい空気が、フィルターを通った際に水に熱を奪われ、冷気として排出されます。
ここで注意しなければいけない点が、奪った熱は水蒸気として空気中に放出されるため、部屋全体の温度は下がらないという点です。
また、狭い空間であれば水蒸気によって湿度が上昇する場合もあります。
一般的なクーラーのように熱を室外に放出することができず、湿度も上がるため、使う場所を間違えると蒸し暑い環境を作り出してしまいます。
しかし、放出される空気はしっかりと冷えており、適切なシーンで使用すればしっかりと効果は体感することができます。

水のタンク容量は600mlです。
1度の吸水で可能な連続運転の目安時間は以下の通りです。
温湿度 | 30℃-40% | 30℃-40% | 30℃-60% | 30℃-60% |
風量 | 風量1 | 風量4 | 風量1 | 風量4 |
運転時間目安 | 約7時間 | 約3.5時間 | 約9時間 | 約4.6時間 |
風量1で使用した場合(室温30℃、湿度60%)は目安として9時間連続使用可能です。
自動電源OFF機能で就寝時も安心

自動電源OFF機能も搭載されており、1・2・4時間の中から好きな時間を選択することができます。
使用方法
①USBまたはコンセントに電源を差し込む

②吸水タンクに水をいれる

③電源を入れて使用する

以上の3ステップで誰でも簡単に使用することができます。
軽くて持ち運びがしやすいので、気軽に持ち運んで使用できるのも大きな魅力です。
水が漏れる可能性があるため、傾いた場所での使用はおすすめできません。
パーソナルクーラー「ここひえR3」は涼しくない?意味がない?効果を徹底検証!

次に、パーソナルクーラーここひえを実際に使用した際の効果を吹き出る冷風の温度を測定して徹底検証いたしました。
どのくらい涼しい風が出てくるか、その効果を知りたい方は是非参考にしてください。
ここひえR3を使用した際の冷風の温度を計測!

検証はここひえR3の前に温度計を置き、吹き出る冷風の温度と湿度を10分毎に計測しました。
風量は最大の4で行いました。
・検証開始時の室温と湿度

検証を開始した際の室温は23.8℃で、湿度は43%でした。
・検証開始10分後

検証開始から10分後の冷風の温度は19.7℃、湿度は64%と表示されています。
これより室温に比べて−4.1℃の冷風が吹き出していることがわかります。
湿度に関しては+21%の冷風が吹き出していることがわかりました。
・検証開始20分後

検証開始から20分後の冷風の温度は19.1℃、湿度は68%と表示されています。
これより室温に比べて−4.7℃の冷風が吹き出していることがわかります。
湿度に関しては+25%の冷風が吹き出していることがわかりました。
この後も継続して運転を行いましたが、冷風の温度は19.1℃で下げ止まりました。
検証結果
検証開始時 | 10分後 | 20分後 | |
温度 | 23.8℃ | 19.7℃(−4.1℃) | 19.1℃(−4.7℃) |
湿度 | 43% | 64%(+21%) | 68%(+25%) |
検証結果をまとめると以上の表の通りとなりました。
これより、今回の検証では室温よりも-4.7℃程度冷たい風がここひえR3から吹き出ていることがわかりました。
ここひえは涼しくない、意味がないといった声も聞きますが、しっかりと室温に比べて涼しい風が吹き出ています。
実際に使用した感想としても、ここひえの冷たさを実感することができました。
一方で、吹き出る風の湿度については+25%の風が吹き出していました。
水の気化熱を利用する仕組みのため、どうしも湿度の高い風が吹き出してしまいます。
しかし、部屋全体の湿度を大きく上げる程の加湿能力はありません。
車内や狭い空間で使用しない限りはそこまで湿度を気にする必要はないのかと思います。
ここひえR3の風速を計測

次は、写真のようにここひえR3の風速を計測いたしました。
風量1 | 風量2 | 風量3 | 風量4 | |
風速 | 1.8m/s | 2.2m/s | 2.7m/s | 3.1m/s |
計測の結果は以上の通りとなります。
最大風量風速は3.1m/sとなっており、旧モデルのここひえR2と同じ検証結果となりました。
バージョンアップによって最大の風量は変化しておらず、細かな調整が可能になっただけということがわかりました。

風速で表示されてもイメージがつきにくいという方のために、ここひえから何cm離れた場所まで冷風を感じることができるのか検証を行いました。
最大風量4で計測した結果、約80cmの位置まで冷風を感じることができました。
体感としては風量強の場合でも、扇風機と比べると風量は弱いかな?と感じました。
この結果からも、ここひえを使用する時は、80cm以内で、なるべく近くで使用するのが良いということがわかりました。
実際にショップジャパンのサイトにも30cmまでの距離で使うと涼しさを体感できるとの記述があります。
あくまでも、近くで使用して冷風を直接浴びる使い方が適している冷房器具です。

車中泊にも使える!?温度と湿度の変化を計測!

ここひえR3は車中泊では使えるの?と気になる方も多いと思います。
そこで、夏の車内で旧モデルここひえR2を使用し、3箇所で温度・湿度の変化を測定いたしました。
旧モデルではありますが、冷房性能に大きな差はないため、参考になるデータだと思います。
測定で得た温度と湿度を表にまとめると下記のようになります。
場所 | 開始時 | 10分後 | 30分後 | 1時間後 |
ここ冷え前 | 32.3℃ 38% | 31.0℃ 49% | 32.1℃ 49% | 33.0℃ 56% |
車内後部 | 33.9℃ 34% | 33.3℃ 43% | 32.4℃ 49% | 33.4℃ 58% |
天井 | 33.9℃ 34% | 34.2℃ 34% | 33.3℃ 38% | 33.3℃ 47% |
この結果をみてわかるように、開始時は冷たい風が吹き出すものの、使用開始から1時間もすると、ぬるい風が吹き出すようになることがわかります。
そして、ここひえ前の温度変化に追従するような形で、時間差で車内後部や天井の温度も変化していくことがわかります。
また、湿度は一定して増加していくことがわかりました。
1時間以上使用していくと、さらに車内の温度と湿度が上昇していくと考えることができます。
これらの結果から「ここひえR2は車中泊での使用にはおすすめできない」という結果になりました。
同様にここひえR3も夏の車中泊での使用には適していないと考えられます。
夏の車中泊で使用できるのかの検証の詳しい内容は下記の記事または動画をご覧ください↓↓↓

音の大きさはどれくらい?
ここひえR3の音の大きさは上の動画を参考にしてください。
ボタンを押す毎に風量が1から4まで上がっています。
音の大きさの参考としては以下の通りとなります。
※騒音の目安:環境省のホームページより引用(出典「全国環境研協議会 騒音小委員会)
筆者の感想としては風量1は音がほとんど気になりませんが、風量4の場合は音が大きいように感じました。
就寝時での使用は風量4では気になってしまうと思います。
一般的な扇風機と比較すると風量に対して音は大きいように感じます。
パーソナルクーラー「ここひえR3」を実際に使用した感想
ここひえを実際に使用すると、「ピンポイントで風を浴びれば涼しく感じるが、室温を下げたり、離れて使用するにはパワーが足りない」という感想を抱きました。
風を浴びている場所は、ひんやりと涼しさを感じることができますし、検証の結果からもわかります。
しかし、ここひえはクーラーという名前がついていますが、あくまでも扇風機の延長線上にあり、室温を下げることはできません。
つまり、風が当たっている場所以外は涼しく感じません。
また、風量も80cm程度までしか感じないことから、離れて使用すると効果を体感することができません。
公式サイトにも30cmまでの距離感で使用すると涼しさを体感することができますとの記載があります。
このことから、近距離で常に風を浴びれるような使用方法が適していることがわかります。
パーソナルクーラー「ここひえR3」の評判は?2021年最新の口コミを調査しました!
次にここひえR3の口コミや評判を調査し、良い口コミと悪い口コミをまとめました。
これから購入を考えてる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
良い口コミ・評判
・風量1はとても静かで、首振り機能もあるので就寝時にぴったり!
・軽いので好きな場所に持ち運んで使える。
・大容量なので、水を満タンにしたら翌朝まで使えます。
・優しい風で冷えすぎることがなく、気に入っています。
・類似品よりもフィルターが分厚いので、しっかりと冷たい風が出る!
・涼しい風が出ます。ペットに使ってますがとても快適そうです。
2021年の最新版ここえR3から追加された「首振り機能」がとても便利だという口コミが多く見受けられました。
また軽いので好きな場所に持ち運んで使えるという意見も多かったです。
冷却能力については自然な風を感じたい方やクーラーが苦手な方から高評価を得ています。
悪い口コミ・評判
・部屋は冷えません。離れたら全然涼しくない。
・価格が高い。
・扇風機の方が風が強い。
悪い口コミや評判として一番多かったのは、「少し離れると涼しくない」といった意見でした。
ここひえR3は30㎝程度の距離で使用する冷房器具なので、部屋全体を冷やしたい方や強い風を浴びたい方には不評のようですね。
また類似品よりも価格が高いや最大風量の音がうるさいなどの口コミもありました。
パーソナルクーラー「ここひえR3」はこんな人に絶対おすすめ!
これらの結果を踏まえて、ここひえはこんな人におすすめというのをまとめました。
・デスクワーク中に涼みたい人
・就寝時に使用したい人
・お風呂上りに涼みたい人
・ペット用のクーラーとして使用したい人
ここひえに適したシーンはデスクワーク中や、就寝時など、行動範囲が狭く、近くでここひえを使用できる状況です。
静音性も高く、運転していても音はほとんど気にならないため、就寝時にも使用できます。
また、ポータブル電源を組み合わせればどこでも使用できるのがここひえのメリットなので、アウトドアにもおすすめです。
自身が主に使用するシーンを考慮に入れて購入するかしないかを判断しましょう。

パーソナルクーラー「ここひえR3」はこんな人におすすめできない
次にここひえをおすすめできないような人をまとめました。
・部屋全体の温度を下げるために使用したい人
・30℃を超えるような場所で使用したい人
・車内など締め切った狭い空間で使用したい人
ここひえに適していないシーンとしては広い場所での使用や、30℃を超えるような暑い場所での使用です。
広い場所では、風を感じることができないためあまり効果がありません。
また、30℃を超えるような場所での使用は、湿度をあげて蒸し風呂のような環境を作り上げてしまう可能性があります。
また、冷却の方式がクーラーとは異なるため、室温を下げるために使用したいと考えている人にはおすすめできません。
以上のようなシーンでの使用を考えている人は注意してください。
購入日から1年間、保証とアフターサービス付き!類似品にはご注意を!

ここひえR3には購入日より1年間の保証とアフターサービスがついているので、安心して購入することができます。
保証期間中に不具合や故障が発生した際は、規定にしたがって無償にて交換・修理の対応を受けることができます。
ここひえに類似した多くの格安冷風扇が販売されていますが、機能性や保証内容を見るとここひえが最も安心して購入できるのではないかと思います。
電気代は1時間たったの0.16円!

ここひえの魅力の一つが電気料金の安さです。
1時間の電気代がたったの0.16円で、一晩つけても約1.3円と非常に経済的です。
電気代を気にせず、ガンガン使えるところは非常に嬉しいポイントです。
【お得情報】公式サイトでの購入は送料無料!セールのタイミングを狙おう!

ショップジャパンの公式サイトでは不定期で500円割引きのセールをやっていることがあります。
また、公式サイトにおいてネットで購入すると送料無料でお得に購入することができます。
セール不定期で行われるため、下記のリンクからこまめに確認することをおすすめいたします↓↓↓
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【まとめ】室温より−4.7℃程度の冷却効果あり!適切なシーンで使用が重要!

以上、今回はパーソナルクーラー「ここひえR3」2021最新版の効果を検証してみました。
結果は、冷却効果は室温の−4.7℃、湿度は+25%、距離80cm程度まで風を感じられることがわかりました。
この結果より、「冷却効果はあり、冷風を直接浴びることのできる近い距離での使用には効果的」という結論に至りました。
また、広い室内での使用や、30℃を超えるような環境での使用には向いていないこともわかりました。
ここひえは、使用するシーンをしっかりと選べば大活躍すると思いますので、是非とも今回の記事を参考に購入を検討してみてはいかがでしょうか?
ここひえを上手に活用して、暑くて不快な夏を快適に乗り切りましょう!
もっと冷却効果の高い小型のクーラーをお探しの方はポータブルクーラー「カンゲキくん2」などもおすすめですので下記レビュー記事を参考にしてください↓↓↓




