車中泊におすすめの寝袋(シュラフ)9選!適切な寝袋の選び方も徹底解説!

車中泊に挑戦してみたいものの、夜眠れるか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は車中泊で使用する寝袋選びのポイントとおすすめモデルを紹介いたします!

どの寝袋がいいか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね!

車中泊におすすめの寝袋の選び方

寝袋には耐久温度、形、素材などさまざまなものがあり、使う地域や車の大きさによって、選ぶ寝袋も変わってきます。

そこで車中泊におすすめの寝袋の選び方を紹介します。

耐久温度 

寝袋には夏シーズン用、3シーズン用、オールシーズン用などがあり、それぞれ耐久温度が設定されています。

耐久温度は「快適温度」、「下限温度」、「限界温度」の大きく3つに分けられ、それぞれの定義は以下の通りとなります。

寝袋の最適温度
快適温度:寒さを感じず、暖かく快適に眠れる温度
下限温度:成人男性が体を丸めて8時間眠ることができる温度
限界温度:成人女性が体を丸めて6時間耐えることができる温度)

寝袋を選ぶ際は+5℃程度までは快適に使用できると考えると良いです。

耐久温度が5℃の場合は10℃くらいまでなら快適に眠ることができるということです。

ご自身がどのような温度帯で主に使用することが多いかを購入前に考えましょう。

また耐久温度が低くなるほど、寝袋のスペックも上がるので、価格も高くなります。

夏場はそれほど気にしなくても大丈夫ですが、特に冬場は使う地域、気温にあった耐久温度のものを選ぶようにしましょう。

形状

寝袋の形状には、封筒型とマミー型があります。

封筒型は名前の通り、封筒のような四角い形で中が広々としており、足を動かすこともできます。

L字のファスナーで温度調節がしやすいのも特徴です。

寝袋を開いて、敷き・掛け毛布やブランケットとしても使用できるのが魅力です。

また2つ同じものを用意すれば、連結して使うことができるものもあるので、ファミリーに人気の形です。

デメリットとして、肩のあたりから冷気が入ってきやすい、大きくて嵩張るなどが挙げられます。

マミー型は身体に密着するような形で保温性に優れています。

頭まですっぽりと覆うことができるので、より暖かく過ごすことができます。

デメリットとして、体に密着する形なので、寝返りが打ちづらい、圧迫感があるなどが挙げられます。

数人で寝たい方や布団のような感覚で広々と使いたい方は封筒型、保温性重視でより暖かくして眠りたい方はマミー型を選ぶといいでしょう。

中綿の種類

寝袋の中綿には化学繊維ダウンの2種類があり、中綿によって耐久温度も価格も大きく変わってきます。

それぞれの素材のメリット・デメリットは以下の通りです。

寝袋の素材メリットデメリット
化繊・価格が安い
・水に濡れても乾きやすく、保温力が下がりにくい
・洗濯などの手入れがしやすい
・ダウンと比較して重量が2倍程度と重い
ダウン・保温性が高い
・ふかふかで寝心地が良い
・収納性が高い
・濡れると保温力が下がる
・洗濯には専用の洗剤が必要

化学繊維は水に強く、洗濯できるものが多いので、簡単にお手入れができますし、濡れてしまっても乾燥させれば問題なく使用できます。

価格はダウンより安いものが多いですが、収納サイズが大きくなりがちです。

ダウンは化学繊維よりも保温性に優れており、柔らかく寝心地がいいとされています。

しかし水に弱いので洗濯ができなかったり、湿気でカビが生えてしまったりすることがあります。

そして化学繊維に比べると高価なものが多いです。

それぞれのメリット、デメリットがありますので、ご自身のスタイルに合った方を選ぶようにしましょう。

収納サイズ

車中泊では収納スペースに限りがあるので、車のサイズに合わせて選ぶ必要があります。

厚みにある寝袋は布団のように快適に眠ることができますが、収納サイズが大きくなったり、片づけも大変だったりします。

化学繊維の寝袋は大きくて嵩張るものが多く、ダウンの寝袋はコンパクトに収納できるものが多いです。

ダウン生地のマミー型は上の写真のようにコンパクトに収納することができます。

十分なスペースがある方は気にしなくてもいいですが、スペースに限りのある方は、収納サイズを確認してから購入するようにしましょう。

重量 

重量も寝袋によってさまざまです。

ダウンの寝袋は比較的軽いものが多く、化学繊維の寝袋はより多くの綿を使用しているので、重くなる傾向にあります。

しかし車中泊では寝袋を持ち運ぶことは基本的にないと思うので、重量はそれほど気にする必要ないと思います。

冬の車中泊におすすめの寝袋9選!

それでは車中泊におすすめの寝袋をいくつか紹介します。

KingCamp(キングキャンプ):KS2003 400XLサイズ

KingCamp(キングキャンプ)は安価で機能性の高い製品が魅力のブランドです。

今回紹介するKS2003 400XLサイズは封筒型の中でも非常に大きいサイズのモデルで、ゆったり使用した人やファミリーにおすすめです。

快適温度−1℃、下限温度−9℃で、晩夏から初冬に掛けて使用できるモデルです。

サイズが非常に大きいため、敷き・掛け布団やブランケットとしての使用はもちろんのこと、封筒型の寝袋の上に重ねて使用して防寒性を高めるといった使い方もおすすめです。

2021年2月7日現在、KingCamp(キングキャンプ)の公式サイトでは通常価格7,800円のところ26%OFF5,800円で購入することができます。

また、購入時に「JCBYR5YGP7QA」のクーポンコードを入力することで、さらに10%引きのキャンペーンも行っています!

さらに、会員登録で500円引きのクーポンも入手することができるので、非常にお得にギアをゲットすることができます。

安価で機能性の高い寝袋の購入をご希望の方は下記の公式サイトでの購入をおすすめいたします。↓↓↓

https://kingcamp.axia-shop.com/

また、KingCamp(キングキャンプ):KS2003 400XLサイズについてのレビュー記事は下記をご覧ください↓↓↓

KingCamp(キングキャンプ)寝袋KS2003 400XLサイズ使用レビュー!そのサイズ感や使い勝手は!?

Snugpak(スナグパック:ソフティーエリート4

快適温度-10℃、下限温度-15℃まで使用できる化学繊維の寝袋です。

軍規格のモデルで、靴を履いたまま寝袋に入れるほど耐久性に優れています。

またファスナーの締め込みを内側に入れると、冷気をシャットアウトしてより暖かく、開放するとゆったりとした寝袋になります。

自分好みのフィット感に調節できるのも魅力の1つです。

・冬用キャンプ用に買いましたが、普通にあったかいです。個人的には身長に合わせて長さが調節できる仕様が気に入ってます。
・最低気温-2℃で試してきました。結果としては、満足できる保温力でした。3シーズンテント+サーマレストソーライト、ヒートテック+スウェットで全く寒さを感じませんでした。
出典:Amazon

・mont-bell(モンベル):ダウンハガー650 #0

快適温度-8℃、下限温度-15℃まで使用できるダウンの寝袋です。

スーパースパイラルストレッチシステムを採用し、生地がよく伸びるので、中で動くことができます。

また高品質のダウンを使用しているので、高い保温性があり、収納サイズもコンパクトになります。

出典:mont-bell(モンベル)公式サイト

・全員に当てはまることではないかもしれませんが、オートキャンプ、最高でも標高1000m程度のキャンプ場、日常で羽毛布団を使っていること、テントの種類。。。などなどを話してスタッフの方々のリアルな話(フカフカは神、寒いと本当に眠れない、洗濯機で洗ってる等)を踏まえて、ノースフェイスのヌプシを持っていても寒がりであればお求めやすい650#0がベストではないか、ということで購入しました。
出典:amazon

mont-bell(モンベル):バロウバッグ #0

快適温度-7℃、下限温度-14℃まで使用できる化学繊維の寝袋です。

耐久温度はダウンハガーと同等ですが、より安価で手に入れることができます。

化学繊維なので収納サイズは大きくなりますが、身長190cmまで適応しているので、高身長の方も安心して使えます。

また速乾性に優れているので、メンテナンスも簡単です。

出典:mont-bell(モンベル)公式サイト

★山用にはダウンが軽くてお勧めだが車中泊やキャンプには持って来いで、厳冬期でも十分に暖かく特に車中泊なら積雪10センチ超の零下7度まで数回使用して文句無し。以前から使っていたのが少しくたびれたので自家洗濯をして使用中と二本使っているが、ダウンに比べれば手入れが簡単なことは重宝。冬季はベッドの上で毎晩使用中。
出典:amazon

NANGA(ナンガ):オーロラライト600DX

快適使用温度-4℃、下限温度-11℃まで使用できるダウンの寝袋です。

オーロラテックという防水透湿性に優れた生地を使用しており、ダウンの水に弱いというデメリットを克服しています。

またNANGAには、期間を限定せずに修理保証する「永久保証」が付いているのも魅力です。

出典:NANGA(ナンガ)公式サイト

コンパクトさ、暖かさは文句なしの性能。真冬のキャンプにはコンパクトな600が1番かなと。とにかく膨らみが凄い。が、少し収納に手間取る。それ故にコンパクトであり、全然お釣りがくるくらいの許容範囲。これで永久保証は使えば使うほどお得とすら思える。永久保証というのもナンガの魅力の一つ。
出典:amazon

スノーピーク:セパレート オフトン ワイド1400

快適温度-2℃、下限温度-8まで使用できるダウンの寝袋です。

ウォッシャブルダウンというダウン自体に撥水加工を施し、ダウンなのに洗えるという画期的な寝袋です。

両側がダブルジッパーとなっており、温度調節がしやすく、掛け布団、敷き布団を完全に切り離して使用できるので、暑いときも寒い時も使えます。

頭部についているポケットに脱いだアウター等を入れると、枕のように使用できます。

まるで家の布団で眠っているかのような使い心地が人気の寝袋です。

出典:snow peak(スノーピーク)公式サイト

元々マミー型のシュラフを使っていましたが、寝返りを打ったり、足を動かしたりしたい私にとって、窮屈でした。さらに湯タンポINすると足にダイレクトに当たって非常に煩わしい…. そんな中、メルカリでこの商品を見つけました。これぞ求めていたもの….。買うなら新しいものを長く….と思い、Amazonでポチ….。高いけどそれに見合う商品です。名前の通り、普段のフトンの様に足を動かせて、尚且つあったか….冬キャンプにもってこいの最高のシュラフです。
出典:amazon

コールマン:タスマンキャンピングマミー/L-15

快適温度-9℃、限界温度-15℃まで使用できる化学繊維の寝袋です。

マミー型でしっかりとした保温性がありながら、ゆったりめのサイズ感で寝返り可能となっています。

洗濯機で丸洗いできるのも嬉しいポイントです。

出典:Coleman(コールマン)公式サイト

冬キャンプにために購入。狙い通り氷点下5℃でのテント泊もぬくぬく状態で快眠であった。また、20回程使用したが目立った不良もなく耐久性○。ただ、化繊のため丸めてもかなり大きく場所をとるため、ある程度車の収納に余裕が必要。
出典:amazon

コールマン:マルチレイヤースリーピングバッグ

快適温度-5℃、下限温度-11℃まで使用可能で、化学繊維の寝袋です。

アウトレイヤー、ミッドレイヤー、フリースの3層構造になっており、さまざまなシーンに対応できます。

1つ持っていれば、夏から冬まで使える寝袋です。

2つ購入すれば、連結させて使用することもできます。

出典:Coleman(コールマン)公式サイト

寝心地はいいが非常に大きい。私は車中泊で使用するので多少大きくても良いがそうでない方は考慮する必要があるかと思います。また、2月に外気温マイナス9度車内温度マイナス4度の環境で使用してみたところ、若干寒くて更に毛布が一枚必要でした。それから封筒型シュラフの常として肩周りから冷気が侵入してくるのでその対策も必要になります。とはいえ寒くて眠れないというほどではありません。この価格で4シーズン使えることを考えれば十分ではないでしょうか。
出典:amazon

イスカ:アルファライト 1000EX

下限温度-12℃まで使用可能で、化学繊維の寝袋です。

化学繊維の寝袋のなかでも、軽量で比較的コンパクトに収納できます。

タイトめなサイズ感なので、より体に密着することで保温性にも優れています。

外気温0度なら余裕な暖かさです。目覚めず快適に眠れました。 氷点下はまだ体験していないのでわかりません。 化繊なので重さはありますが、ダウンより安いので秋冬キャンプする初級者にもいいかも。
出典:amazon

まとめ

車中泊におすすめの寝袋とその選び方について紹介いたしました。

快適な睡眠のためには、ご自身のスタイルや車にあった寝袋を選ぶことが大切です。

ぜひお気に入りの寝袋を見つけて、快適な車中泊をお楽しみください!