冬のキャンプや車中泊におすすめ!一酸化炭素チェッカーまとめ3選!使用時のポイントや動作確認の方法も解説!

冬のキャンプや車中泊で一番心配な点は一酸化炭素中毒です。

特に、冬場は寒さ対策のためテントや車の中でストーブを使用したり、ガスを使用した調理によって、一酸化炭素中毒を起こす危険性が高まります。

一酸化炭素中毒を防ぎ、安全に車中泊やキャンプを楽しむためには「一酸化炭素チェッカー」は重要なアイテムです。

そこで今回は、冬のキャンプや車中泊におすすめの一酸化炭素チェッカー3選と、一酸化炭素中毒にならないように注意するべきことをご紹介します。

冬のキャンプや車中泊は一酸化炭素中毒に注意!

冬のキャンプや車中泊をする時に、一酸化炭素中毒にならないように注意することをご紹介します。

まずは、一酸化炭素中毒とは一体何なのかをご紹介します。

一酸化炭素中毒とは?

一酸化炭素中毒とは、何なのでしょうか。

一酸化炭素中毒とは「一酸化炭素を取り込んでしまい、何らかの症状が出ている状態」のことを言います。

ちなみに一酸化炭素の元素記号は「CO」です。

一酸化炭素(CO)は、酸素が少ない状況で不完全燃焼が起こると発生します。

一酸化炭素中毒の症状は?

一酸化炭素(CO)は、毒性が強い気体で「空気中の濃度が0.02%(200ppm)」になると、症状が出始めます。

【一酸化炭素中毒の症状】
・頭痛
・吐き気
・めまい
・眠気
・意識障害

上の方から「初期」で、下になるほど「重症化」となります。

一酸化炭素中毒の初期症状は「ちょっと体調が良くないな」というレベルで「一酸化炭素中毒だ」と、気が付きにくいです。

この中で、一番怖い症状は「眠気」です。

火を使った調理をして「なんだか眠くなってきた。疲れているのかな」と思いながら調理をして、食後そのまま眠ってしまい、「一酸化炭素中毒が重症化」ということもあるのです。

それにキャンプのバーベキューや車中泊の時に、調理しながらお酒を飲むこともありますよね。

アルコールや疲れの眠気なのか、もしくは一酸化炭素中毒の眠気なのか、わからないこともあるでしょう。

重症化すると「意識障害が起こり始め・最悪の場合、帰らぬ人」となってしまうこともあります。

そして、一酸化炭素中毒の特徴ですが「重症化したが、症状が改善。でも数週間後に何らかの症状(意欲の低下・歩行障害)が現れる」ということもあります。

一酸化炭素を長く吸えば吸うほど、症状が重くなってくるので、一酸化炭素対策が必要です。

一酸化炭素が発生する仕組みは?

これから、一酸化炭素が発生する仕組みをご紹介していきます。

「一酸化炭素(CO)は、酸素が少ない状況で不完全燃焼が起こると発生します。」

こうして文章だけを読んでみると、ちょっと難しいですよね。

一例として、室内でストーブを使った場合に、一酸化炭素が発生する仕組みをご紹介しますね。

【室内でストーブを使った(燃焼させた)場合】
①ストーブをつけると室内の酸素を使い、燃焼していく
②燃焼した時に、排気ガスがでる
③排気ガスが室内に溜まり、室内の酸素が少なくなる
④酸素が少ないため、燃焼がうまくできなくなる(不完全燃焼)
⑤一酸化炭素が発生

以上のプロセスで一酸化炭素は発生します。

これをふまえて、一酸化炭素が発生する状況を見ていきましょう。

一酸化炭素が発生する状況は?

これから一酸化炭素が発生する状況をご紹介します。

【一酸化炭素が発生する状況】
・自宅で、ストーブ(灯油・ガス・薪)を使っている
・キャンプの場合、バーベキューのコンロやストーブをテントの中に持ち込む
・車中泊の場合、車内でガスを使った調理

不完全燃焼が発生する仕組みをご紹介していますが、発生する状況の共通点は「火を使っている(燃焼させる)」ことです。

燃焼していくと、酸素が少なくなるために、一酸化炭素が発生します。

ここで酸素が少なくならないように対策をしていれば、一酸化炭素中毒になることは無いのです。

その対策をご紹介してきますね。

一酸化炭素中毒を防ぐ方法は「換気(空気の入れ替え)をする」

一酸化炭素中毒の症状と発生する状況を上記でご紹介しましたので、これからは防ぐ方法をご紹介します。

上記で一酸化炭素中毒の症状をご紹介しましたが「そもそも一酸化炭素が発生したら気が付かないの?」と思う人もいるかもしれませんね。

答えは「一酸化炭素は、「無味無臭」の気体のため、もしも発生していても、気が付くことができない」のです。

もしも気が付く可能性がある時は「頭が痛い・気分が悪い」と、一酸化炭素中毒の症状が出始めてからでしょう。

下手をしたら、意識がもうろうとして、どうすることもできなかったということも。

そうならないように、一酸化炭素の濃度を上げないために注意しておくことは、ただ一つです。

それは「換気(空気の入れ替え)をする」ことです。

冬のキャンプや車中泊をしている場合は、「窓開けたら寒いから、と換気をしなかったので一酸化炭素中毒になってしまった」というパターンが多いのです。

「テントや車の中は、隙間風が入ってくるから大丈夫」ではなく、火を使っている場合は空気の入れ替えをすることを心がけてください。

テント内でストーブを使う場合は特に、締め切らないようにすることが大切です。

最近は、テントの裾(すそ)の部分に「スカート」が付いているテントもあります。

その場合は、特に注意が必要です。

一酸化炭素中毒を防ぐ方法「火を使わない」

一酸化炭素中毒を防ぐ手段として、「火を使わない」という方法もあります。

キャンプ時のバーベキューや焚火は必ずテントの外で行い、テント内ではポータブル電源などを使用して暖をとるということです。

車中泊の時も、ガスで調理をしないということになります。

一酸化炭素中毒を起こさず、車内やテントで安全に過ごすためには「オール電化」が一番でしょう。

ですが、ガスを使わないためには「容量の大きなポータブル電源が必要」になり、それなりの出費がかかってしまいます。

車中泊やキャンプの道具にお金をかけることができる場合ならば、問題はありません。

ですが、非常時に車の中で避難生活をおくらないといけない場合もあります。

そんな場合のために、道具を揃えておけることは理想ですが、現実的に厳しいでしょう。

オール電化はとても理想的ですが、金銭的にとても厳しいことが現状です。

ですが一酸化炭素中毒を防ぐためのアイテムもありますので、これから紹介していきますね。

一酸化炭素チェッカーってなに?

一酸化炭素チェッカーとは、何なのかをご紹介していきます。

今まで、「一酸化炭素は無味無臭で、発生しても気が付かない。そのため重症化してしまう場合もある」と紹介してきました。

一酸化炭素中毒を防ぐ方法も「換気(空気の入れ替え)をする」しかないと。

一酸化炭素は無味無臭のため、人間が自然に感知することは不可能です。

ですからここは「文明の利器」に頼りましょう!

その文明の利器は「一酸化炭素チェッカー」です。

これは、空間の一酸化炭素の濃度が上がると「ブザーやランプ」で、一酸化炭素の発生を教えてくれる機械です。

一つ注意しておくことは、一酸化炭素チェッカーは、一酸化炭素の濃度が上がった時に知らせてくれるので、発生を抑える機械ではありません。

ただ、濃度が上がった時に教えてくれるので、ブザーやランプで知らせてくれた場合は、窓を開けて換気をして、外に出て酸素を取り込むなどの行動をすることができます。

ですので、冬場のキャンプや車中泊の時に「火を使って調理する」場合は、必ず一酸化炭素チェッカーを用意しましょう。

一酸化炭素チェッカーの使い方

一酸化炭素チェッカーの使い方をご紹介します。

上記で「火を使う場合は必ず用意しましょう」とおすすめしました。

では、どのように一酸化炭素チェッカーを使うのが良いのでしょうか。

筆者がおススメする使い方は、違う製品の一酸化炭素チェッカーを二つ用意して使うことです。

一口に「一酸化炭素チェッカー」と言っても、いろいろな商品があります。

そのために二つ用意しておけば、とても安心です。

一酸化炭素チェッカーを二つ持っていた方がいい理由①

一つ目の理由は、「警報(アラーム)の鳴るタイミングが違う」という理由です。

一例として

・300ppmで点滅してアラームが鳴る商品

・50ppmが60分から90分続いたら、アラームが鳴る商品

など。

商品によって、アラーム(警報)を出すタイミングが変わってきます。

上記の「300ppmでアラームが鳴る」場合は、一酸化炭素の濃度がそれなりになってからアラームが鳴ります。

これは「最期通告」ともとれますよね。

50ppmでアラームが鳴る場合、「一酸化炭素が発生してるから、換気しないといけないよ」と、教えてくれます。

それぞれの商品の特性を理解して、一酸化炭素チェッカーを用意しましょう。

一酸化炭素チェッカーを二つ持っていた方がいい理由②

二つ持つことの2番目の理由は「故障していた場合でも安心だから」です。

一酸化炭素チェッカーを一つしか持っていなかった場合、もしも故障や電池切れで作動しなかったらどうしますか?

「一酸化炭素チェッカーを持っているから大丈夫」と言って、車の中でガス調理をしていたら、一酸化炭素チェッカーが作動せず、一酸化炭素中毒になってしまった。ということもあるのです。

一酸化炭素中毒になってしまった場合、自分で気が付く頃には自分で連絡を取ることが難しい状況になることが多いです。

一酸化炭素チェッカーは、機械ですので電池切れや故障も視野に入れないといけません。

ですので、命を守るために一酸化炭素チェッカーは二つ用意して使用しましょう。

一酸化炭素チェッカーの動作確認方法

これから一酸化炭素チェッカーの動作確認の方法をご紹介していきます。

それぞれの商品の取り扱い説明書を見れば、動作確認の方法が記載されていると思います。

ですが、本当にこれ動いてる?と、思うこともあるかもしれません。

ですので、とても簡単に確認できる方法を2種類ご紹介しますね。

鍋を使って一酸化炭素チェッカーの動作確認をする方法

[用意するもの]

・大きめのフタつきなべ

・キャンドル

・一酸化炭素チェッカー

[動作確認方法]

・鍋の中に火のついたキャンドルと一酸化炭素チェッカーを入れてフタをする

・一酸化炭素チェッカーが反応したらOK

ビニール袋を使って一酸化炭素チェッカーの動作確認する方法

[用意するもの]

・ビニール袋(一酸化炭素チェッカーが入る大きさのもの)

・タバコ

[動作確認の方法]

・タバコの煙を袋の中に入れる

・袋に一酸化炭素チェッカーを入れる(袋の口は閉める)

・一酸化炭素チェッカーが反応すればOK

今回は、大きめの蓋つき鍋とキャンドルと、ビニール袋とたばこを用意しましたが、密閉空間を作ることができるなら、どちらを使っても大丈夫です。

どちらも「火」を使っての確認になりますので、やけどをしないように注意してくださいね。

 一酸化炭素チェッカーまとめ3選!

(引用:写真AC)

ここからは、おすすめの一酸化炭素チェッカーをご紹介します。

どの商品も、キャンプや車中泊に持っていく前に、必ず動作確認テストをしてくださいね。

おすすめの一酸化炭素チェッカー「Bemixc防災グッズ キャンプ用85dB」

こちらは「Reedark JAPAN」から販売されている、一酸化炭素チェッカーです。

使用寿命は「2年」です。

キャンプ用とありますが、自宅でも車内でも使用できます。

大きな特徴は、一酸化炭素が発生したら「赤いランプとアラーム」で教えてくれるという点です。

室内の一酸化炭素の濃度がデジタルで表示され、危険なレベルで「赤いLEDランプとアラーム(最大85dB)」で知らせてくれます。

もしも、アラームを聞き逃した場合でも赤いランプの表示で、一酸化炭素の発生を知らせてくれます。

本体もとてもコンパクトなので、場所をとりません。

電池残量が低くなった場合、画面に「LB」と表示がつきます。

サイズ10×10×3.5cm
重さ120g
電池サイズ単三電池×3本(電池は付属していません)

おすすめの一酸化炭素チェッカー「Danosik一酸化炭素チェッカー」

こちらもコンパクトな一酸化炭素チェッカーです。

危険レベルの一酸化炭素が検出されると、赤いLEDランプが点滅して、アラーム音(85dB)がなります。

上記で紹介した商品よりも、赤いLEDランプ表示が小さいですが、耳と目で危険を感知することができます。

こちらも電池残量が低くなった場合、画面に「LB」と表示がつきます。

サイズ7.4×7.3×3.8cm
重さ60g
電池サイズ単4電池×2本(電池は付属していません)

おすすめの一酸化炭素チェッカー「Bemixc防災グッズキャンプ用人音ガイド搭載(BJ-002)」

最初に紹介した商品と同じ会社の商品です。

こちらも「キャンプ用」と商品にありますが、キャンプだけではなく車中泊や家の中でも使用できます。

キャンプに持って行っても邪魔にならないサイズということですね。

この商品は、液晶画面で一酸化炭素濃度が表示され、人音ガイド付きなので、一定以上の濃度になると人音とブザーで知らせてくれます。

こちらも電池残量が低くなった場合、画面に「LB」と表示がつきます。

サイズ10×10×3cm
重さ140g
電池サイズ単4電池×3本(電池は付属していません)

まとめ

今回は、冬のキャンプや車中泊におすすめの一酸化炭素チェッカー3選と、一酸化炭素中毒にならないように注意するべきことをご紹介しました。

一酸化炭素は、気が付かない間に発生して、じわじわと身体を蝕んでいきます。

たとえ気が付いたとしても、既にどうすることもできない状態になっていたという場合も多いです。

キャンプや車中泊は、自宅の室内よりも狭い空間で過ごすので、一酸化炭素中毒になりやすい傾向があります。

もちろん自宅の室内でも換気を怠れば、一酸化炭素中毒になります。

一酸化炭素チェッカーは、人間では感知できない一酸化炭素の発生を教えてくれるとても便利な機械です。

冬場のキャンプや車中泊だけではなく、災害での緊急時で「火」を使う場面でもとても有効なアイテムです。

命を預けるアイテムですから、しっかりと動作確認をして、いつでも使用できるように準備をしておきましょう。