電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)とは、昔から使われていた「湯たんぽ」や使い捨てカイロが、手軽に繰り返し使えるようになったものです。
コードレスで利用できるので、とても人気のある暖房器具となっています。
電気湯たんぽの温かさは、ホッとくつろげるような暖かさで、ストーブやエアコンとは違い、空気を乾燥させることが無いので、乾燥しやすい女性や冷え性の人たちにもオススメです。
また、様々な大きさの電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)があるので、通勤やアウトドアにも最適です。
そこで今回は、おすすめの電気湯たんぽ5選と、電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)とはどんなものなのか、その選び方をご紹介します。
電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)とは?

電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)とは、昔ながらの「お湯を入れて使う湯たんぽ」ではなく、電気を充電して利用できる湯たんぽです。
お湯を入れて使う湯たんぽは、お湯を入れる際にやけどをしてしまったり、湯たんぽの口が壊れてお湯が漏れてしまったりなどのトラブルもありました。
電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)はコンセントやUSBで充電するので、事故のリスクが低く、安全に使用することが出来ます。
また、製品によっては12時間以上使用できるモデルもあるため、通常の湯たんぽよりも長時間暖かさを維持できるというメリットもあります。
電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)の選び方
まずは電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)の選び方について解説いたします。
ご自身が使用するシーンに合わせて適切なモデルを選びましょう。
サイズ・重量
サイズや重量は携帯性に大きく影響するため、電気湯たんぽ選びにおいて重要な要素となります。
通勤や外出先で使用する機会の多い方は、小型で軽量なモデルを選ぶことをおすすめいたします。
しかし、小型になると身体を暖める能力は下がるため、室内やデスクワークなどで使用する人はある程度大きなモデルを選ぶことをおすすめします。
このように、使用するシーンによってベストな電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)は変わるので、適切なモデルを選びましょう。
コンセントタイプか充電式か
通勤や外出時の防寒対策として使用する機会の多い方は充電式湯たんぽをおすすめいたします。
一方で、室内やデスクワークで使用する場合はコンセントタイプのモデルの方が、長時間連続で使用することができるためおすすめです。
こちらも先ほどのサイズ・重量と同様に使用シーンに応じて適切なモデルを選びましょう。
室内で使用する場合の電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)におすすめの条件
室内で使用する場合の電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)選びのポイントは以下のものが挙げられます。
・電源に繋いで使用できるorコードレスでも長時間使用できる
まずは、室内で電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)を使う場合を考えてみましょう。
主に使用する場所は「寝室やリビング」だと思います。
具体的な使用方法としては布団の中やリビングで足元やお腹を温めるために使用すると思います。
このように持ち運ぶシーンが少ない場合は、「ある程度サイズが大きく、電源コードタイプor長時間使用可能なモデル」をおすすめいたします。
室内であれば電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)を繋ぐコンセントもあります。
また、長時間使用する場合が多いため、コンセントタイプまたは充電式でも使用可能時間が長いモデルが適しています。
仕事中に使用する電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)の選び方
仕事中に使用する場合の電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)選びのポイントは以下のものが挙げられます。
・膝に乗せて使う場合もあるので、コンパクトなもの
・足元を温められるもの
室内でお仕事をする場合、一番想像しやすい場面は「デスクワーク」ではないでしょうか。
パソコンを使ったデスクワークの場合には、パソコンのUSB端子から給電できれば充電を気にする必要は無くなると思います。
パソコンを使用しないデスクワークの場合は、ひざに置いたり背中に当てたりができるものがいいかもしれませんね。
移動中に使用する場合の電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)の選び方「徒歩の場合」
次に徒歩で移動する際に使用する電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)を選ぶポイントは以下の通りです。
・USBで充電ができるもの
持ち歩きの際で最も重要なポイントになるのが携帯性です。
そのため「小型で軽量」なモデルがベストです。
また、USBで充電可能なモデルであれば、外出先で電気湯たんぽの充電が切れた場合でもモバイルバッテリーで充電して再び使用することができます。
これらの条件を満たすモデルを選ぶことをおすすめいたします。
移動中に使用する場合の電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)の選び方「車での移動の場合」
次に車で移動する際に使用する電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)を選ぶポイントは以下の通りです。
・USB充電ができるもの
・電源に繋いで使用できるorコードレスでも長時間使用できる
車を使う時は、移動だけではなくアウトドアや車中泊でも使えるものがいいでしょう。
車の中に「ポータブル電源」がある場合、ACアダプタやUSBで充電できます。
ポータブル電源が無い場合でも、最近の車は「USB端子」が搭載されている車もありますよね。
USB端子が搭載されて無い場合でも、シガーソケットに差し込むだけでUSB端子が使えるようなるアイテムもあります。
それらのアイテムを導入すれば、USB端子から充電することができるようになります。
運転中に充電をして、外に出る時やエンジンを切って一休みする時に電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)を使えば、暖かさを保つことができます。
電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)のメリット
電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)のメリットを下記でご紹介していきますね。
・電気代が安い(1回の使用で約2円)
・充電時間が短い(商品による)
・蓄電できるので、外でも使用することができる
何度も繰り返し使用でき、電気代も安い
持ち運んでカイロ代わりに使用する場合、一般的なカイロであれば使い捨てですが、電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)であれば何度も使用することができます。
商品によってかかる電気代に違いがありますが、大体の電気代は一回の使用で約2円。
昔ながらのお湯を入れて使う湯たんぽは、お湯をわかすためのガス代と水道代がかかります。
使い捨てカイロを購入した場合、リーズナブルな商品でも1個で40円くらいですね。
更に、再利用ができないので一回使うごとに処分しないといけません。
それらの手間やコストを考えれば、電気式湯たんぽ(充電式湯たんぽ)はとてもリーズナブルな暖房器具ではないでしょうか。
充電時間が短い
商品にもよりますが、筆者が見た限りでの最短の充電時間は15分ほど。
これくらいの時間なら、いざ充電がなくなってもすぐに電源に繋げば、何かをしていれば時間をつぶすことができます。
ですが昔ながらの湯たんぽの場合は、お湯をわかす時間は必要で、何かあった場合のため火元を離れることができません。
電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)のデメリット
メリットだけを見ると、コスパも良くて理想的な暖房器具だと思います。
ですが、購入する前に「デメリット」もしっかり理解しておきましょう。
・電源が無いと使えなくなる
故障する
電気式(充電式湯たんぽ)は「機械」だから、故障することもあります。
最悪な場合は、購入してすぐなのに「温まらない・熱すぎて持てない」などの初期不良がある場合も…。
保証期間内であれば、返品交換も受け付けてくれますが、そのような手間はかけたくないと思う人もいるかもしれません。
機械ですので仕方ありませんが、経年劣化で使えなくなることもデメリットかもしれませんね。
電源が無いと使えない
電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)は、その名前の通り「電気」が必要になります。
自宅や職場などで、常に充電ができる場合は心配ありません。
ですが「移動や通勤途中の使いたい」という場合、充電が無くなった時用の電源が必要です。
モバイルバッテリーやポータブル電源をすでに持っていて、持ち歩くことに抵抗がない場合は問題ないでしょう。
ですが、もしも持っていない場合はモバイルバッテリーを購入しないといけないデメリットがあります。
とすれば「電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)の代金+モバイルバッテリーの代金」と費用が掛かります。
電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)やモバイルバッテリーの値段は、ピンキリですが、少なくともそれだけの費用が必要になってくるということが、デメリットかもしれません。
電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)は、リーズナブルでとても便利ですが、機械なので故障やバッテリーの問題というリスクは常にあります。
これらのメリット・デメリットをふまえて、電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)を導入するかを検討してみて下さいね。
人気の電気ゆたんぽ(充電式湯たんぽ)5選!
ここからは、人気の電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)をご紹介していきます。
あなたの求める用途に合うものがあるかもしれませんので、ぜひご覧ください!
Toyuugoのエコ充電式湯たんぽ
専用アダプタで充電ができる電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)です。
充電に必要な時間は20分ほど。
充電はカバーを外しておこない、充電が終わったらカバーをつけて使用します。(カバーのみ洗濯可能)
安全装置も付いているので、やけどや火災の心配はないですよ。
【おすすめの使用方法】
・ポータブル電源がある場合の車中泊やキャンプ
・寝室での使用やリラックス時に
サイズ | 45×215×145mm |
重さ | 1200g |
充電時間の目安 | 充電時間の目安 |
充電時間の目安 | 15分~20分 |
安全装置 | あり(通電安全装置・温度調整器・温度ヒューズ) |
付属品 | 充電専用アダプター・カバー・取り扱い説明書 |
ANKIPOの充電式湯たんぽ(商品モデル番号:QL001)
専用ACアダプターで充電ができる電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)です。
充電時間は15分ほど。充電ランプが消えたら充電を終了してください。
70℃以上になると、自動で電源が切れる自動電源オフ機能付き。
湯たんぽの温度が何℃になっているのか確認できる「温度表示計」もついています。
消費電力が400Wほどかかるので、容量の大きいポータブル電源を持っている場合、車中泊やキャンプにも利用できるでしょう。
【おすすめの使用方法】
・リビングでリラックス
・ポータブル電源がある場合の車中泊やキャンプ
サイズ | 265×180×55mm |
重さ | 1830g |
充電時間の目安 | 15分(充電が完了したら自動でオフ) |
持続時間 | 最大で12時間 |
安全装置 | あり(通電安全装置・温度調整器・温度ヒューズ)PSE認証済・METI経済省登録済・周波数50HZ/60HZに対応可能 |
付属品 | カバー・充電器・日本語の取り扱い説明書 |
BigBlueの充電式カイロ・モバイルバッテリー
1台3役で使える「USBで充電ができる電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)」です。
電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)としてだけでなく、モバイルバッテリーとしてスマートフォンを充電したり、LEDのライト付きです。
モバイルバッテリーとして使用中は、電気湯たんぽとして使用はできませんが、LEDライトも付いているので、キャンプや車中泊・非常時の時にオススメです。
冬場は電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)+モバイルバッテリーとして使用して、他の季節ではモバイルバッテリーとして使えるので、1年を通して使うことができますよ。
【おすすめの使用方法】
・キャンプや車中泊など、アウトドアに
・通勤の移動に
・デスクワークで指先が冷えた時に温めるなど
サイズ | 120×78×18.7mm |
重さ | 263g |
充電時間の目安 | 6時間 |
持続時間 | 約3~4時間 |
温度調節 | あり・高温モード…45~50℃・低温モード…40~45℃ |
容量 | 3.7V/10.000mAh |
入力 | 5V,2A |
出力 | 5V,2.1A |
LEDライト | 0.5W |
付属品 | USBケーブル・取扱説明書・2年品質保証カード |
Bestoreの猫の肉球型充電式カイロ
猫ちゃん好きにはたまらない「肉球の形をした電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)」です。
形の可愛さもおすすめポイントの一つですが、こちらもUSBで充電ができて、さらにモバイルバッテリーとして使用できます。
しかも、2個に分けて使うことができます!(二つをつなぐ配線コードは70cmまで伸びます。)
二つに分かれるということは、片方ずつ手に持てば指先を温めることができますし、ポケットに入れておけば、2か所温めることができます。
【おすすめの使用方法】
・キャンプや車中泊など、アウトドアに
・通勤の移動に
・デスクワークで指先が冷えた時に温めるなど
・猫好きな人
・かわいいものが好きな人
サイズ | 5.7×9.9×5.1cm |
重さ | 320g |
持続時間 | 4~6時間 |
温度調整 | 2段階で調整可能(45℃と55℃) |
安全装置 | 保護回路設計・安心保障つき |
付属品 | USB充電ケーブル・日本語説明書・収納袋 |
TONGMO充電蓄熱式湯たんぽ
繰り返し使うことができる、蓄熱式の湯たんぽです。
おすすめのポイントは「1回の使用で約1.5円」と、とてもリーズナブルな点です。
サイズも手ごろな大きさなので、徒歩での移動以外の用途なら、どこでも使用ができます。
【おすすめの使用方法】
・寝室やリビングでのリラックス
・デスクワーク時に
・ポータブル電源がある場合の、キャンプや車中泊に
サイズ | 約27×17cm |
重さ | 約1.4kg |
充電時間の目安 | 目安…8~12分 |
持続時間 | 6~10時間 |
電気代 | 1回の使用で約1.5円 |
安全装置 | 65℃以上になると自動通電オフ・PSE認証・METI経済省登録済 |
付属品 | 蓄電用プラグ(コードの長さ:約1M)・専用カバー・取扱説明書 |
まとめ
おすすめの電気湯たんぽ5選!電気湯たんぽの選び方や、メリット・デメリットを解説いたしました。
電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)は、とてもエコな暖房器具です。
そのために、さまざまな用途で使える電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)も発売されています。
反面、機械なので故障やバッテリー切れになったら使えないというデメリットも。
電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)のメリットとデメリットをよく理解して、自分にあった電気湯たんぽ(充電式湯たんぽ)を探してみて下さいね。




