今回は人気の「ルミエールランタン」を実際に使用したレビューを紹介いたします。
アウトドアに興味のある方なら、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?
「雰囲気を良くしてくれるランタンが欲しい」
「ルミエールランタンってよく見かけるけど、実際どうなの?」
そんな疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてみてください!
ルミエールランタンとは?

ルミエールランタンとは、アメリカのキャンプ用品メーカー「コールマン」から発売されているガスを燃料としたランタンです。
ガスランタンには、マントルを使用するものと、マントルを使用しないものがあります。
マントルとは、絹や綿、合成繊維などで作られた袋状の発光体です。
その中に溜めたガスを燃焼し、発光させることで、より強い光を出します。
逆に、マントルを使用しないランタンは、炎のみの優しい光を楽しむことができます。
マントルを使用するランタンはかなり明るいもの多く、メインのランタンとして使用可能です。
それに比べてマントルのないランタンは、キャンドルくらいの明るさなので、サブのランタンとして雰囲気作りに使われることが多いです。
今回紹介するルミエールランタンは、マントル不要のランタンで、ロウソクのようにゆらゆらと炎が揺れて、見ているだけ癒されます。
雰囲気も楽しみたい方におすすめのランタンです。
車中泊やキャンプの夜はもちろん、家で寝る前のリラックスタイムに使用する方も多いみたいですよ。
本体の大きさは約7.3×6×18.3(h)㎝、重量210gです。
別売りのガス缶を取り付けると、さらに10㎝ほど高くなります。
初めてルミエールランタンをガス缶にセットしたときは、「意外に大きいな」と思いました。
ただ、ガス缶の底以上の幅は取らないので、食事中、テーブルに置いていても邪魔にはなりません。
ホヤは透明ではなく、薄いブラウンのガラスで出来ており、より温かで優しい光を楽しむことが出来ます。
ガラス製なので、どこかにぶつけたり、落としたりすると簡単に割れてしまうので、取り扱いには注意が必要です。
持ち運ぶ際は、付属のプラスチックケースに入れておくと、安心して持ち運ぶことができます。
ルミエールランタンの使い方
①付属のプラスチックケースから本体を取り出し、ガスの丸いつまみが右方向に止まるまで回っていることを確認、ガス缶に取り付ける。
この際、ガラス製のホヤの部分を持って回すと、割れてしまう恐れがあるので、必ず金色の土台部分を持って回すようにしましょう。
②炎調節レバーが一番左側になっていることを確認、レバーの横からチャッカマンの火を近づけ、ガスの丸いつまみを左方向に回してガスを出し、着火する。
以上です。
これだけで、簡単にルミエールランタンを使用することができます。
慣れていない方でも簡単に着火できますよ。
またレバーを左側にすれば炎が小さくなり、右側にすれば炎が大きくなります。
こちらのレバーで光量を調節できるので、炎をお好みの大きさに変えることができます。
ルミエールランタンの明るさは?実際に使用した様子を紹介
ルミエールランタンは、マントルを使用したランタンに比べると光量はそこまでなく、キャンドルくらいの明るさです。
やはり明るさでは、LEDランタンやマントル使用のランタンには適いません。
光量を最大にしても、周りを優しく照らす程度なので、メインのランタンとして使用するのは難しいと思います。
ルミエールランタンには明るさや機能性は求めず、完全に雰囲気を楽しむためのランタンとして愛用しています。
テーブルの上に置き、炎を見て楽しむランタンとして使用することをおすすめします。
ルミエールランタンは何時間程度使用できるの?
ガス缶にはCB缶とOD缶があります。
CB缶は、カセットコンロなど家庭でも使用される縦長のガス缶です。
OD缶は、アウトドアで使用されるコロンとした丸い形のガス缶です。
ルミエールランタンはOD缶を使用します。
コールマンから発売されているガス缶は、230gと470gの2サイズです。
230g、470gどちらのサイズでも使用可能ですが、持ち運びのしやすさや見栄え的にも230gを使用している方が多いように思います。
コールマンのガス缶230gで、約28~38時間使用可能となっています。
筆者は、230gの新しいガス缶で5回程使用しましたが、まだたっぷりとガスが残っています。
他の器具で使用し、残り少なくなったガス缶を、ルミエールランタンで使い切るくらいでもいいかもしれません。
ルミエールランタンを使用して感じたメリット・デメリット
ルミエールランタンを実際に使用して感じたメリットとデメリットを紹介いたします。
メリット
・取り扱いが簡単で面倒なお手入れも必要ない
ルミエールランタンを購入して良かった点は、やはり圧倒的な雰囲気の良さですね。
正直なところ、ルミエールランタンはなくても困る物ではありません。
しかし、このルミエールランタンをテーブルの上に置くだけで、一気にオシャレな雰囲気になります。
またゆらゆら揺れる温かい炎をのんびり眺めると、忙しい日常を忘れて、非常にリラックスできます。
焚火が終わったあとに、ルミエールランタンを眺めながらコーヒーを一杯・・・
本当に癒されますよ。
また本体をガス缶に取り付けるだけで使用できるので、初心者でも簡単に扱うことが出来ます。
使用後も特に必要なメンテナンスなどはありません。
せっかくお気に入りのギアを購入しても、メンテナンスが面倒だと、使用頻度が下がってしまいます。
しかし、ルミエールランタンはその必要がないので、気軽に使用できる点も良いと感じました。
デメリット
・メインランタンとしては使用できない
デメリットとしては、ホヤがガラスで出来ているため、取り扱いには十分に注意しなければならない点です。
ガス缶から取り外す際に、思わずガラス部分を持って割ってしまったり、落として割ってしまったりする方が多いようです。
テーブルの上で使用することが多いと思いますが、転倒にも注意しなければなりません。
持ち運びは専用のケースに入れているので、そこまで神経質にはなりませんが、ケースから取り出す際は、落とさないように慎重に取り出す必要があります。
ガラス製のホヤだからこそ、この雰囲気の良さが出ていると思うので、ここは気を付けて使用するしかないですね。
万が一、ホヤを割ってしまっても、ホヤの部分だけの販売されているので、交換することが出来ます。
もう一つは、やはり雰囲気重視のランタンですので、光量は少ないです。
ルミエールランタンは、キャンドルくらいの明るさなので、メインで使用できるランタンをまた別で持っていく必要があります。
筆者は、ルミエールランタンに光量ではなく、癒しを求めているので、全く気になりませんが、明るさや機能性を重視する方、ランタンは1つに絞って荷物を減らしたい方には不向きなランタンかと思います。
まとめ
以上、ルミエールランタンを実際に使用したレビューを紹介いたしました。
灯すだけで周りの雰囲気を格段に良くしてくれるので、雰囲気も大事にしたい方や炎を見て癒されたい方におすすめのランタンです。
オシャレなサブランタンをお探しの方は、ぜひ検討してみてくださいね!
