冬は暖房の暖房の使用によって、部屋の空気が乾燥し、風邪を引きやすくなってしまいます。
乾燥によって引き起こされる体調不良を防ぐためにも、加湿器を使用して乾燥対策を行うことが重要です。
そこで今回は、失敗しない加湿器の選び方やおすすめの加湿器をご紹介します。
「加湿器はどのような基準で選べば良いの?」
「おすすめの加湿器が知りたい」
そんな疑問をお持ちの方は今回の記事を参考に、自身にぴったりの加湿器を選んでくださいl
加湿器選びの重要なポイントを解説
まずは加湿器の選び方について重要なポイント3点を解説いたします。
自身にぴったりの加湿器を選ぶために、是非参考にしてください。
①使用する部屋の広さ

加湿器を選ぶ上で、考慮すべき点は「使用する部屋の広さ」です。
使用する部屋の広さに適した

加湿器の加湿能力はml/h(ミリリットル/時間)で表されます。
これは1時間あたりにどの程度の水分を部屋に放出するかを表しています。
上記の表を参考に、部屋の広さに合った加湿能力のある加湿器を選びましょう。
寝室や子供部屋などの5~8畳ほどの部屋の場合は1時間あたり約200~300ミリリットルはあるとよいでしょう。
また、10畳以上のリビングや部屋の場合は、400~550ミリリットル程度が適量になります。
さらに広い12畳以上の部屋であれば600~750ミリリットル程度あると十分な加湿が可能です。
スぺ―スがあるなら、据え置き型でもいいのですが、あまりスペースがない場合は卓上型を選びましょう。
②水のタンク容量

水のタンク容量は加湿器の大きさにも比例します。
大きなタンクの加湿器だと頻繁に水を変える必要がないのですが、本体が大きくなる傾向があります。
逆に本体が小さいと置く場所には困りませんが、水はすぐになくなり、長時間の連続使用はできません、
また大きいサイズの加湿器になると、タンクが大きくなり重量があるので水の入れ替えが大変な場合があります。
そのため年配の方や女性の一人暮らしには向きません。
このように、タンク容量は連続使用時間や使い勝手の良さに影響します。
③加湿方式
加湿器の加湿方法は以下のように4種類あります。
1.スチーム式
スチーム式はタンクの水を加熱する昔からある加湿器です。
水蒸気を使うので衛生的です。
また加熱することにより除菌効果もあり、さらに保湿効果もあります。
デメリットは消費電力が他の方法と比べて高いのでややコストがかかる点です。
また吹き出し口がかなり熱いので絶対に触れないようにしてください。
小さなお子様がいるご家庭には向きません。
2.気化式
逆に必要電力が少ないのは気化式です。フィルターに水を吸わせること加熱をしないのです。
デメリットはフィルターの掃除が定期的に必要なことでしょう。
また耐久年数の長いフィルターを利用するようにしてください。
もう一つデメリットがあり、それはファンの音がすることです。そのため寝室の置くのはあまりおすすめできません。
3.超音波式
超音波式は音がほとんどしないので、寝室に置く人が多いです。
お洒落なデザインのものが多いのも特徴的です。
内容量が少ないものが多く、水の入れ替えを頻繁にする必要があります。
また水の入れっぱなしは雑菌が増えるデメリットがあります。
4.ハイブリッド式
最後にハイブリッド式ですが、他のタイプの欠点がほとんどありません。
しかし最大の欠点はコストがかかることです。
最後に消費電力ですが、加熱をするスチーム式や一部のハイブリッド式の方が高くなります。
また同じスチーム式でも大きさによって消費電力は異なります。
冬の乾燥対策に!おすすめの加湿器3選!
おすすめの加湿器3選を下記にまとめました。
サイズや消費電力など必要な項目をまとめているので、購入する際の参考にしてください。
①SHARP プラズマクラスター加湿器
550mL/hの加湿量(洋室15畳相当)あるのに、消費電力は190Wとスチーム式に比べて1/5ほどです。(同じタイプで300mL/hと750mL/hのタイプもあります。)
タンクが大きいと水の入れ替えが大変だと思うのですが、上から水を注ぐだけなので簡単です。
さらに一番の特徴はプラズマクラスターです。きれいな清潔な風を送ってくれるのです。これはハイブリッド式だからこその特徴です。
プラズマクラスターを使うことにより、浮遊カビ菌を除菌、浮遊ウイルスの作用を抑える、タバコなどの匂いを消す、静電気をおさえるといったメリットがあります。
給水トレーなどのパーツは取り外すことができ、それぞれ丸洗いをすることができます。そのため簡単に清潔さを保つことができるのです。
水のタンク容量 | 4.0L |
消費電力 | 強190W |
加湿方式 | ハイブリッド式 |
タンク丸洗い | 可能 |
価格 | Amazon 22,500円 |
②象印スチーム式加湿器
加湿器を選ぶ時に、「手入れをしたくない」を一番に選ぶひとにおすすめしたいタイプです。
スチーム式のため加熱をすることにより、殺菌作用があり、頻繁に清掃する必要はありません。
安全面でも心配ないのですが、熱い蒸気がでるので火傷には注意が必要です。
消費電力は985Wとクーラーとあまり変わらないですが、広い範囲(洋室13畳まで 木造8畳まで)に対応できるのが大きな魅力です。
紹介したのは4.0Lのタンク容量のタイプですが、他にも3.0Lと2.2Lのタイプがあります。
水のタンク容量 | 4,0L |
消費電力 | 985.0W |
加湿方式 | スチーム式 |
対応範囲 | 洋室13畳まで 木造8畳まで |
価格 | 32,800円 Amazon |
③アイリスオーヤマ HYBRID加湿器
おすすめの3つ目の加湿器はハイブリッド式をご紹介します。
この加湿器は超音波式+加熱式の両方のいいところをとっているのです。
さらにリモコン付き、デジタル表示(湿度など)、温度設定ができるなど他のタイプの加湿器ではできないことが多いです。
水のタンクは大容量であり、さらに加熱式であることから頻繁に水をかえる必要はありまえん。加湿量は350ml/hであり、洋室だと10畳くらいになります。
水のタンク容量 | 4.5L |
消費電力 | 50/60Hz:40W |
加湿方式 | ハイブリッド式 |
カラー | ホワイト、ブラウン、ブラック、木目ブラウン |
価格 | 6,480円 |
適切な加湿器を選んで、冬を快適に乗り越えましょう!
以上、今回は失敗しない加湿器の選び方や、おすすめの加湿器を紹介いたしました。
加湿器は部屋の広さや、水のタンク容量、消費電力、加湿方法を考慮して選びましょう。
自身の生活スタイルや部屋の大きさを照らし合わせて、適切な加湿器を選びましょう。
例えばスチーム式は加熱するため衛生的ですが、吹き出し口が熱くなります。
帰化式は消費電力が少ないですが、音がすることと手入れが大変です。
超音波式は静かで寝室に向いていますが、広い範囲には対応しません。
最後に最近登場しているハイブリッド式は、3つのタイプの良さを混ぜたタイプです。
しかしコストは2~4万円ほどとかかります。
このように、それぞれのメリット・デメリットを考慮し、自身に合った加湿器を選びましょう!


