今回は災害時やキャンプなどのアウトドアシーンでスマートフォンを充電することができるアイテム「ソーラー充電器」の情報をまとめました。
「ソーラー充電器は何を基準に選べば良いの?」
「人気のソーラー充電器を知りたい」
そんな疑問を解決するために、ソーラー充電器の選び方や人気のモデルを紹介いたします。
ソーラー充電器とは?

ソーラー充電器とは「ソーラー発電ができるソーラーチャージャーを搭載したモバイルバッテリー」のことを指します。
通常のモバイルバッテリーはコンセントやUSBからしか充電することができず、蓄めた電力を使い切ってしまうと、再充電するまで使用することができなくなってしまいます。
しかし、ソーラー充電器であれば搭載したソーラーチャージャーから発電することができるため、コンセントがなくてもポータブル電源を再充電することができます。
コンセントから充電することのできないアウトドアシーンや、災害時でも電力を確保することができるというメリットを持っています。
このように様々なシーンでスマホやパソコンを充電することができる便利なアイテムがソーラー充電器です。
ソーラー充電器の選び方4点

次に、ソーラー充電器を選ぶ際に重要なポイント4点を紹介いたします。
自身が主に使用するシーンを考慮に入れて、どのポイントを重要視するかで適切なソーラー充電器選びにお役立てください。
①電気容量で選ぶ

ソーラー充電器選びで重要なポイントの一つがモバイルバッテリーの「電気容量」です。
電気容量が大きくなると、スマホやパソコンを一度に充電できる回数が多くなります。
一方で電気容量が大きくなると共に、本体のサイズや重量が大きくなり、ソーラー充電に時間がかかるといったデメリットも抱えています。
単純に電気容量の大きなモデルを選ぶよりも、自身がどんなデバイスを何回充電したいかで、使用目的に合った電気容量のモデルを選ぶことをおすすめします。
②発電量で選ぶ

「発電量」もソーラー充電器を選ぶ上で重要な要素となります。
発電量が大きいモデルの方がモバイルバッテリーを早く充電することができます。
アウトドアや災害時での使用を考えている方はなるべく発電量の多いモデルを選ぶことをおすすめいたします。
発電量の大きいモデルは搭載するソーラーパネルのサイズが大きくなり、それに伴って本体サイズも大きくなります。
ちょっとした外出の備えでの使用を考えている方は発電量を抑えて、コンパクトなサイズのモデルを選ぶことをおすすめします。
③持ち運び性能で選ぶ

登山やハイキング、日常使いでカバンに入れて持ち運びたい方はサイズや重量といった「持ち運び性能」で選ぶことも重要です。
サイズや重量が小さくなると、持ち運び性能が上がる一方で電気容量や発電量が小さくなる点に注意してください。
持ち運ぶ機会の多い方は、電気容量や発電量を抑え、持ち運び性能の高いモデルを選ぶことをおすすめします。
また、災害時の備えでの使用を考えている方は持ち運び性能よりも、発電量や電気容量で選ぶことをおすすめします。
④出力ポートの種類や数で選ぶ

「出力ポート数や種類」は使い勝手に大きな影響を与えます。
出力ポートの種類はUSBやUSB Type-C、AC(家庭用コンセント)、QC(急速充電USB)など様々な種類があります。
USB Type-CはMacbookに加え、Galaxy S10、Google Pixelなどの製品を急速充電することができます。
主に充電するデバイスの充電形式を考慮に入れて適切なモデルを選びましょう。
また、出力ポート数が多いと複数デバイスの同時充電が可能になります。
複数人での使用や、同時充電を考えている方はポート数も選択の基準に入れましょう。
ソーラー充電器5選
ソーラー充電器の人気のモデルの情報をまとめました。
先ほどのソーラー充電器の選び方を参考に、自身にぴったりのソーラー充電器を選んでください!
①DeliToo 30000mAh & ケーブル内蔵

amazonので上位にいるのがDelitooのソーラー充電器です。
電気容量は30000mAhと、他のソーラー充電器の中でも大きな電気容量を誇っており、災害時の備えとしておすすめのモデルです。
充電回数の目安としてはスマートフォンが5〜7回、タブレットが3.8回程度となっています。
Lightning、microUSB、type-Cの3規格出力ケーブルが内蔵されており、充電用のコードを持ち運ぶ必要がなく、どんなタイプのデバイスにも素早く充電することができます。
サイズはW87×H172×D28mmで、重量は418gと、やや大きめのモデルとなっています。
最大で4台のデバイスの同時充電が可能で、複数人での使用にも耐えうるスペックを持っています。
ソーラーパネルを使用して本体をフル充電するには140時間程度かかるため、いざという時の補助程度の発電量となっています。
LEDライトもついており、防水性と防塵性も優れているため、キャンプを始めとしたアウトドアでの使用にも適しています。
電気容量 | 30000mAh |
価格 | 3,780円 |
サイズ | W87×H172×D28mm |
重量 | 約418g |
出力ポート | Lightning Micro USB Type-C USBポート |
②FEELLE ソーラーチャージャー 20000mAh

FEELLEのソーラー充電器は折りたたみ式のソーラーパネルを搭載していることが大きな特徴です。
ソーラーパネルによる発電量が5Wと大きく、天候が良ければ1日で満タンの88%まで電気を充電することが可能です。
電気容量は20000mAhで、スマートフォンを5〜6回、タブレットを3回程度充電することが可能です。
サイズはW85×H155×D35mm、重量が538gとなっています。
出力ポートはUSBポートが2つ搭載されています。
本体の裏面にはLEDライトも搭載されており、キャンプなどの使用にも適しています。
ソーラーパネルによる発電量が大きいモデルをお探しの方は、こちらのアイテムがおすすめです。
電気容量 | 20000mAh |
価格 | 3,999円 |
サイズ | W85×H155×D35mm |
重量 | 約538g |
出力ポート | USBポート×2 |
③モバイルバッテリー ソーラー充電器 26800mAh

電気容量とサイズのバランスが取れているのがこちらのモデルです。
電気容量は26800mAhと比較的大きく、約iPhone11を6.0回、Galaxy S9を5.5回、iPad mini は2.7回程フル充電が可能となっています。
本体サイズはW75×H150×D15mm、重量は399gで小型かつ軽量なモデルとなっています。
出力ポートはUSBポートが2つ搭載されています。
安価で、コンパクトかつ軽量が魅力のソーラー充電器となっています。
電気容量 | 26800mAh |
価格 | 2,999円 |
サイズ | W75×H150×D15mm |
重量 | 約399g |
出力ポート | USBポート×2 |
④18W急速充電 26800mAhモバイルバッテリー LEDライト付き

こちらのソーラー充電器も26800mAhと比較的大きな電気容量を持ったモデルです。
このモデルの大きな魅力は18Wでの高速充電が可能な点です。
最大18Wの出力を実現し、最大出力DC 5 V / 3.1 A((type-c / micro-USB C/lightning全部も充電でき)は通常の5 V / 2Aよりも3倍速く充電でき、充電時間をかなり短縮することができます。
出力ポートはUSB×2(内1つは急速充電に対応)、USB Type-Cの合計3口となっています。
LEDライトやコンパスといった、いざという時に役立つ機能が搭載されています。
防水&耐衝撃デザインを採用しており、アウトドアにはぴったりのソーラー充電器です。
電気容量 | 26800mAh |
価格 | 3,890円 |
サイズ | – |
重量 | 約500g |
出力ポート | USBポート×2(内一つは急速充電対応) USB Type-C |
⑤チャージックミニ 10,000mah

ソーラー発電だけでなく、手回しで充電にも対応しているのがこちらのチャージックミニです。
電気や太陽光がなくても、自力で発電することができるため、災害時には非常に役立つアイテムとなっています。
手回しハンドル発電の発電量の目安は、1分間回すことでスマートフォンを約5分間充電することが可能になります。
サイズはW68×H132×D35mm、重量は320gで非常に軽量かつコンパクトなモデルです。
出力ポートはUSBポートが2口で、2台同時充電が可能です。
電気容量が大きなモデルではないですが、ちょっとした充電には最適で、あらゆるシーンでも役立つモデルとなっています。
電気容量 | 10000mAh |
価格 | 3,380円 |
サイズ | W68×H132×D35mm |
重量 | 約320g |
出力ポート | USBポート×2(内一つは急速充電対応) USB Type-C |
ソーラー充電器はあらゆるシーンで使用可能!災害時のために1台持っていると安心!

以上、今回はソーラー充電器について、選び方や売れ筋のモデルの情報をまとめました。
電気容量やサイズ、重量、発電量などそれぞれ特徴が異なるモデルを紹介いたしました。
ソーラー充電器はアウトドアシーンだけでなく、災害時の備えとしても非常に役立ちます。
何が起こるかわからない現代ですので、いざという時のために1台備えておくのはいかがでしょうか?



