今回はEcoFlow(エコフロー)から販売されている「ソーラーチャージャー110W(折りたたみ式)」をレビューいたします。
ソーラーチャージャーを使用すると、EcoFlowエコフロー)製ポータブル電源であるEFDELTAやR500へのソーラー発電が可能になります。
「EcoFlowソーラーチャージャー110Wがどれほど発電できるのか知りたい」
「ソーラー発電の方法を知りたい」
そんな方は是非今回の記事を参考にしてください。
EcoFlowソーラーチャージャー110Wのスペック詳細

それではEcoFlow(エコフロー)ソーラーチャージャーのスペックを紹介していきます。
発電量・接続形式

発電量は110Wで、ポータブル電源の充電ように販売されているソーラーパネルは25〜160W程度のアイテムがほとんどのため、その中では比較的発電量の大きいモデルとなります。
発電量は天候に左右されるため、常に110Wの発電量を発揮できるわけではなく、実力値としては75〜80W程度になります。
パネルには単結晶シリコン製を採用し、モジュール効率20%-21%と高い変換効率を実現しています。
接続用配線は本体に付属しており、接続の形式はソーラーパネルの充電によく用いられるMC4コネクタとなっています。
MC4コネクタを搭載しているポータブル電源であれば、他のメーカーでもソーラー充電することができます。
サイズ・重量

収納時のサイズは縦52×横43で、折りたたむことでコンパクトなサイズとなっています。

専用ケースに入れて持ち運んだ場合のサイズ感は写真の通りです。
重量は3.5kgと軽量で、グリップがついているため持ち運びがしやすく、好きな場所でソーラー発電を行うことができます。

ご覧の通り、厚さも非常に薄く、約2mm程度の厚さとなっています。
この大きさと薄さであれば、収納時に大きく場所をとることはなく、サイズの小さい車でも余裕を持って積み込むことができます。

展開時のサイズは52×158㎝となっています。

ケースは写真のように開くことができ…

ケースの端についているカラビナをソーラーパネルの穴に通すことで…

ソーラーパネルを自立させることができます。

自由に角度を変えることで、効率良くソーラー発電を行うことができます。
防水防塵性能

EcoFlowソーラーチャージャー110Wは防水防塵性能も優れています。
パネルはIP67防水防塵(完全防塵、水中1.0m/30分間)規格対応のため、アウトドアの際はぜひEFDELTAとセットでご活用頂けます。
防水防塵性能が高いので、海などの水辺での使用も問題ありません。
アウトドアの際はEFDELTAとセットで持ち歩くことで、日差しがあればどこでも充電することが可能です。
EcoFlowソーラーチャージャー110Wを使って実際にソーラー発電してみた

それではEcoFlowソーラーチャージャー110Wを使用してソーラー発電を行った様子を紹介いたします。

発電は写真のような天候で行いました。

ソーラー発電の方法は非常に簡単で、ポータブル電源に付属のMC4ケーブルを使用します。

写真のように、ソーラーパネルのMC4コネクタと接続を行います。

後は、ポータブル電源横に接続して、ソーラーパネルを太陽の下に設置するだけです!

ソーラーパネルとポータブル電源を接続するだけで、誰でも簡単にソーラー発電を行うことができます。
専門的な知識等は一切必要ありません。

この状態での発電量は77Wと表示されています。
発電量が110Wのソーラーパネルでも、常に110Wで発電できる訳ではなく、天候によっては80W前後の充電になることがわかりました。
実力値が75〜80Wと表記されているため、平均的な発電量は今回の検証のように80W前後であることがわかります。
また、天候によってはもっと発電量が上がる場合もあれば、逆に下がる場合もあると認識していれば、購入後に後悔することもないと思います。
110Wってどのくらいの発電量なの?

ソーラーパネルを購入する上での大きな疑問は110Wってどれくらいの発電量なのかという点です。
それをわかりやすく解説するために、ポータブル電源を何時間でフル充電することができるかを指標とします。
今回は、ECOFLOW(エコフロー)が販売するポータブル電源EFDELTAの充電時間を参考にします。

こちらのポータブル電源の電気容量は1260Whです。
ECOFLOWソーラーチャージャー110Wを使用した場合、このポータブル電源を何時間でフル充電することができるのでしょうか?
計算は簡単で「電気容量(Wh)÷発電量(W)=充電時間(h)」で求めることが出来ます。
つまり、今回の場合は「1260(Wh)÷110(W)=11.5(h)」となり、11.5時間でフル充電できる計算となります。
しかし、ここで気をつけなくていけないのは、「常に110Wで充電できるわけではない」という点です。
ソーラーパネルの発電量は天候に大きく依存するため、最大発電量を発揮できる機会は非常に限られています。
110Wソーラーパネルの発電量は天候次第ですが、曇りの時に使用すると75-80W程度になります。
理論値では11.5時間でフル充電出来ますが、実際には15.8時間前後になることが予想されます。
このことからも、ソーラーパネルを購入する時は、天候の影響を考慮して、発電量の大きいモデルを選ぶことをおすすめいたします。

EFDELTAのように電気容量の大きいポータブル電源をソーラー発電で充電する際は複数枚のソーラーパネルを直列・並列に接続して発電量を増やすこともできます。
別売の二股ケーブルを購入すると最大で6枚接続が可能となります。
何Wのソーラーパネルを購入すれば良いの?

次に、ソーラーパネルを購入する際に多い悩みが、「何Wのソーラーパネルを購入すれば良いのかわからない」という点だと思います。
この回答は「使用するポータブル電源の電気容量による」となります。
例えば、電気容量が1000Wh近くもあるポータブル電源に50Wのソーラーパネルを使用したところで充電にかかる時間は理論値でも20時間を超えるため、実用的ではありません。
逆に、電気容量が100Whのポータブル電源に150Wのソーラーパネルを使用した場合、明らかにオーバースペックであり、ソーラーパネルが大きすぎて邪魔になります。
このように、使用するポータブル電源の電気容量に合わせてソーラーパネルの発電量を選ぶことをおすすめいたします。
ポータブル電源の電気容量に対して,おすすめの発電量をまとめた表が、下記の通りです。
ポータブル電源の電気容量 | おすすめのソーラーパネルの発電量 |
0〜199Wh | 50W |
200〜399Wh | 50Wor100W |
400〜500Wh | 100〜150W |
501Wh〜 | 150W〜 |
この表より、ECOFLOWソーラーパネル110Wは400〜500Wh前後の電気容量のポータブル電源に最も適しているといえます。
500Wh以上の電気容量のポータブル電源にも使用することはできますが、フル充電させるには複数枚での発電が必要になります。
ECOFLOW(エコフロー)ソーラーパネル110wはこんな人に絶対おすすめ!
次に、ECOFLOW(エコフロー)ソーラーパネル110Wはこんな人に絶対おすすめ!というのを下記にまとめました。
・コンパクトに折りたためるソーラーパネルを求めている人
・400Wh以上のポータブル電源の充電に使用した人
・ECOFLOW製のポータブル電源を使用している人
以上の項目に該当する人には、ECOFLOWソーラーパネル110Wは非常におすすめです!
特に、4つ折りでコンパクトに収納できる点が大きな特徴で、持ち運んで使用したい人にはぴったりのソーラーパネルです。
また、ECOFLOW製のポータブル電源を使用している人も互換性があり、安心して充電を行うことができるため、おすすめです。
R500をソーラー充電するには別売のMC4 TO TYPE-C ケーブルが必要となりますので注意してください。
EFDELTA(イーエフデルタ)とセットでお得に購入!

EFDELTA(イーエフデルタ)とソーラーパネルをセットで購入するとソーラーパネル1枚につき5000円の割引を受けることができます!
ソーラーパネル1枚との購入で5000円、2枚で10,000円、3枚で15,000円もお得になっています。
また、ソーラーパネルとセットでの購入を考えている方は、各ショッピングサイトで期間限定同時購入キャンペーンをやっているようなので要チェックです!
※時期によりキャンペーン内容が異なるためご注意ください。
【まとめ】ECOFLOWソーラーパネル110Wはコンパクトでどこでもソーラー発電を行えるのが魅力!

以上、今回はECOFLOWソーラーパネル110Wのスペックや実際に使用した様子を紹介いたしました。
実際に使用してみると「コンパクトに折りたたむことができて、どこでもソーラー発電を行うことができるのが大きな魅力」であることがわかりました。
キャンプや車中泊などのアウトドアシーンでソーラー発電を行いたい人にとっては便利なソーラーパネルとなっています。
もちろん、ECOFLOW製のポータブル電源を使用している人にもおすすめです。
ポータブル電源とセットで購入すると1枚あたり5000円の割引を受けることができるので非常におトクです。(2020/8/4現在)
ソーラーパネルの購入を考えている方は是非今回の記事を参考にしてください。





