ポータブルバッテリーのおすすめランキング10選!

近年のアウトドアブームや災害対策への意識の高まりから、どこでも電気を給電することができる「ポータブルバッテリー」への注目が高まっています。

そこで今回は数多くのポータブルバッテリーを使用してきた筆者がおすすめするポータブルバッテリーのおすすめランキング10選を紹介いたします。

合わせてポータブルバッテリーの選び方も紹介いたします。

自身にあったポータブルバッテリー選びに是非お役立てください。

ポータブルバッテリーの選び方

まず初めに、数あるポータブルバッテリーの中から自身にあった製品の選び方を解説いたします。

ポータブルバッテリー選びにおいて重要な要素となるので、主に使用するシーンと照らし合わせながら選びましょう。

主に使用するシーンにあった電気容量で選ぶ

まず初めに、主に使用するシーンにあった電気容量で選びましょう。

 ポータブルバッテリーの電気容量については、「mAh(ミリアンペアアワー)」と「Wh(ワットアワー)」の2つの単位が記載されており、どちらを見れば良いかわからないという方が多いと思います。

そこで、簡単に考えてもらうために、電気容量を比較する際には「Wh(ワットアワー)」だけの値を比較すれば問題ありません

mAhは放電容量を表す値であり、たとえ同じ数値だとしても電圧(V)によって電気量(Wh)が変化するため、正確な電気容量を表してはいません。

以上の理由から、ポータブル電源の電気容量をみるためにはWh(ワットアワー)の数字の大きさを比較すれば良いのです。

この見方を前提に、それぞれの電気容量がどのようなシーンに向いているのかを下記の表でまとめました。

電気容量向いている使用方法
1〜299Wh(小容量)ピクニック、デイキャンプ、夜釣り、登山
300〜499Wh(中容量)1〜2泊の短期車中泊やキャンプ
500〜999Wh(大容量)1週間前後の中期間の車中泊やキャンプ、災害対策
1000Wh〜(超大容量)長期間の車中泊やキャンプ、災害対策

ピクニックやデイキャンプなど、スマホやカメラの充電などのちょっとした電力しか使用しない方は1〜299Wh程度の小容量のポータブルバッテリーがおすすめです。

電気容量が小さい分、コンパクトかつ軽量で持ち運び安いモデルが多いのが小容量ポータブルバッテリーの特徴です。

1〜2泊の短期間の車中泊やキャンプには300~499Whの中容量がおすすめです。

400Wh程度あれば、スマホやパソコンの充電、照明の電力として使用しても2〜3日分の電力は補うことができます。

500Wh以上の電気容量を持つポータブルバッテリーは中・長期間の車中泊やキャンプ、災害対策に向いています。

本格的に生活の電力を補いたい方や、災害時に安心して電力を確保した方はなるべく大きな電気容量を持ったポータブル電源をおすすめいたします。

ポート数や種類で選ぶ

ポート数」とは、充電口となるコンセントやUSBの数のことです。

ポート数はポータブル電源の使い勝手の良さに大きな影響を与えます。

特に使用する頻度の多いAC(家庭用コンセント)電源やUSBのポートの数は重要な要素となってきますので、しっかりと確認しましょう。

大人数での使用や、複数のデバイスを同時に充電にしたい方にとっては重要な指標となります。

重量やサイズで選ぶ

重量 サイズ」などの携帯性も、持ち運ぶ機会が多い方にとっては重要な指標となります。

車中泊で使用する方は、車内に据え置くことが多いため、重量はあまり重要な指標とはなりません。

しかし、キャンプなどで持ち運んで使用する機会が多い方にとっては、重要な指標となります。

自分が使用するシーンを考慮に入れて、ポータブル電源選びの基準の一つに加えてください。

使用したい家電製品で選ぶ

使用した家電製品から選ぶことも重要なポイントとなってきます。

どのような家電製品が使用できるかはポータブルバッテリーの定格出力を見ることで判断することができます。

ポータブルバッテリーのモデルによって定格出力は200〜1600Wと幅広いです。

電子レンジやドライヤーなど、多くの電力を消費する家電製品を使用したい方は定格出力が大きいポータブルバッテリーを選びましょう。

家庭で使用する電化製品の使用W数目安は下記の表の通りです。

電化製品消費電力(W)
電子レンジ1300W
ドライヤー600〜1200W
冷蔵庫150〜500W
電気毛布50〜90W
炊飯器350〜1200W
電子ケトル700〜1000W

この消費電力目安の一覧表より、出力が1500Wあれば、どの家電製品も問題なく動かすことができるということがわかります。

停電や災害時でもほとんどの家電製品を動かすことができるため、通常のコンセントと同様の感覚で使用することができます。

特に災害時の備えとしての使用を考えている方は、ポータブルバッテリーの定格出力を確認しましょう。

ポータブルバッテリーおすすめランキング10選!

それでは、以上のことを踏まえて、ポータブルバッテリーのおすすめランキング10選を紹介いたします。

多くのポータブルバッテリーの中から、特に優れたスペックを持つモデルを厳選いたしましたので、是非参考にしてください。

10位:suaoki「G-1200」

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超大容量!ハイスペックポータブルバッテリー!

12000Whと非常に大きい電気容量を持っているポータブルバッテリーが「G1200」です。

出力ポートはAC(家庭用電源)×2、DC×1、USBポート×4、シガーソケット×1と豊富で使い勝手も抜群です。

G1200についての詳しい記事は下記をご覧ください↓↓↓

最強クラスポータブル電源suaoki 332000mAh/1200Wh ポータブル電源G1200は車中泊にも最適!
電気容量1200Wh
価格169880円
ポートの種類と数AC(家庭用電源)×2、DC×1、USBポート×4、シガーソケット×1

重量12.6kg
サイズ293mm(L)x 165mm(W)x 364mm(H)

9位:MAXOAK「 BLUETTIE EB-150」

1500Whと最強クラスの電気容量!

EB-150の特徴は電気容量が1500Whもあり、他のメーカーよりも頭一つ抜き出ているという点です。

充電可能目安としてはスマホが100回以上、ノートパソコンが25回以上となっています。

10位のG1200と比較して、300Whも電気容量が大きいモデルです。

とにかく大容量のポータブルバッテリーを求めている方にはEB-150がおすすめです。

EB-150に関しての詳しい記事は下記をご覧ください↓↓↓

最強クラスの超大容量ポータブル電源「BLUETTI EB-150」実機レビュー!1500Wh/415,000mAh超え!電子レンジは動かせない!?
電気容量1500Wh
価格189,880円
ポートの種類と数AC電源×2、USB×4、Type-c×1、シガーソケット×1
重量17.2kg
サイズ37.1×36.5×16.5cm

8位:SmartTap「PowerArQ2」

PowerArQのライトモデル!ワイヤレス充電など最新機能も搭載!

PowerArQ2」はスマホのワイヤレス充電への対応や、Type-Cの搭載、周波数の切り替えが可能など、最新のデバイスに合わせた機能を搭載しています。

電気容量は500Whで、一般的な使用方法ではちょうど良い電気容量を持っています。

より、使い勝手がよく、幅広い機能性を持ったポータブルバッテリーがこのPowerArQ2です。

電気容量500Wh
価格59800円
ポートの種類と数AC(家庭用電源)×2、DC×2、USBポート×4、Type-C×1、シガーソケット×1、ワイヤレス充電
重量7kg
サイズ295mm(L)x 195mm(W)x 191mm(H)

7位:suaoki「S270」

コスパ良し!ポート数も豊富で使い勝手抜群の人気モデル!

suaokiの「S270」は軽くて小さくてモバイルバッテリーよりも電気容量が大きいことが特徴的なアイテムです。

1万円代で購入できる価格の安さと、使い勝手の良さが魅力のモデルです。

電気容量は150Whとポータブルバッテリーの中では小さいため、携帯やカメラの充電などに向いています。

アウトドアで持ち運ぶ機会が多く、かつモバイルバッテリーよりも多くの電気容量を求める方はこちらのアイテムがおすすめです。

LEDライトも搭載しており、キャンプや夜釣りで大活躍するアイテムです。

S270についての詳しい記事は下記をご覧ください↓↓↓

[必見!]suaoki ポータブル電源 S270 40540mAh/150Wh購入レビュー!車中泊におすすめ?
電気容量150Wh
価格13280円
ポートの種類と数AC(家庭用電源)×2、USBポート×4
重量1.3kg
サイズ184.5mm(L)x 109.5mm(W)x 118.5mm(H)

6位:suaoki「S670」

電気容量・ポート数・コストパフォーマンスどれをとってもトップクラス

suaoki ポータブルバッテリーS670は2020年3月13日に発売されたばかりの新商品です。

電気容量は720Whと非常に大きな電気容量を持っています。

充電回数の目安としてはスマホが57回、パソコンが11回程度充電可能です。

長期間のキャンプや車中泊、災害時の備えとしても使えるモデルです。

家庭用コンセントのAC電源が4口、USBのTypeーCも搭載されており、使い勝手の良いポート構成となっています。

最大出力1000Wで複数台の同時充電にも向いています。

電気容量1Whあたりの価格が110.9円とコストパフォーマンスが良いのも魅力です。

少しでも安く、大容量のポータブルバッテリーを欲しい方にとってもおすすめです。

S670について解説した記事は以下をご覧ください↓↓↓

[最新版!]suaoki ポータブル電源S670 [720Wh/200000mAh]は購入すべき!?徹底検証!
電気容量720Wh
価格79880円
ポートの種類と数AC(家庭用電源)×4、USBポート×4、Type-C×1、QC×2、DC×2、シガーソケット×1
重量7.85kg
サイズ350mm(L)x 170mm(W)x 235mm(H)

5位:Jackery「400」

丁度良い電気容量とコストパフォーマンスが良い!

Jackery400は電気容量400Whと、ちょうど良い電気容量で、安く購入できることが魅力のポータブルバッテリーです。

400Whの電気容量がありながらも、3万円代で購入できるコストパフォーマンスの良さが魅力的です。

電気容量400Wh
価格35840円
ポートの種類と数AC電源×1、DC×1、USBポート×2
重量3.6kg
サイズ230mm(L)x 167mm(W)x 133mm(H)

4位:suaoki「PS5B」

amazonランキングで常に上位にいる超人気モデル

多くの車中泊者やキャンパーに人気のアイテムがsuaokiの「PS5B」です。

電気容量は400Whと大きく、シンプルなデザインと操作性のしやすさから高い人気と評価を誇っています。

amazonでベストセラーに選ばれるほどの人気商品で、初めてポータブルバッテリーを購入する方にとっては非常におすすめのポータブルバッテリーです。

ジャンプスターター機能搭載で、車のバッテリーが上がりにも対応できるため、車中泊者にとっては心強い味方となります。

詳しいレビューは下記の記事をご覧ください。↓↓↓

【必見!】suaokiポータブル電源PS5B徹底レビュー!【120000mAh/400Wh】【改良版】
電気容量400Wh
価格41980円
ポートの種類と数AC(家庭用電源)×2、DC×2、USBポート×4、シガーソケット×1
サイズ230mm(L)x 140mm(W)x 230mm(H)
重量5.6kg

3位:「GP1000」

コスパ最強!安価で超大容量ポータブルバッテリーが手に入る!

おすすめポータブルバッテリーの第3位は安価で超大容量が特徴の「GP1000」です。

安価で超大容量のポータブルバッテリーを購入できるということで注目を浴びているのがGPシリーズの中で、GP100078,000円と、現実的に一番購入しやすいモデルです。

電気容量1Whあたりの価格は78円と他のポータブルバッテリーよりも圧倒的にコスパが良いのが特徴で、入荷するとすぐに売り切れてしまう程の人気ぶりです。

長期のキャンプや車中泊、災害時にも使える超大容量高コスパのポータブルバッテリーです。

少しでも安く電気容量が大きいポータブルバッテリーを求める方には最もおすすめのモデルです。

電容量1000Wh
価格79,800円
ポートの種類と数AC電源×2、USB×4、Type-c×1、シガーソケット×1、DC×2
重量11.5kg
サイズ38.5×23.8×19cm

2位:ECOFLOW「R500」

超高速充電が魅力の最新おすすめポータブルバッテリー!

おすすめポータブルバッテリーの第2位に選ばれたのがECOFLOWの「R500」です。

電気容量は403Whで、人気ポータブル電源であるsuaoki「PS5B」とほぼ同じ電気容量ながら、さらにコンパクトで軽量なポータブル電源となっています。

ポート数も合計9口と豊富で、使い勝手もバツグンに優れています。

さらに独自技術のX-Streamテクノロジーにより、3.5時間でフル充電ができ、他のポータブルバッテリーと比較すると圧倒的な充電スピードを実現しています。

使い勝手、充電スピード、デザイン、どれをとっても素晴らしいポータブル電源です。

R500についてのレビューは下記の記事をご覧ください↓↓↓

ECOFLOWポータブルバッテリー「R500」実機レビュー!高速充電が魅力の最新ポータブル電源
電気容量403Wh
価格52,800円
ポートの種類と数AC(家庭用電源)×2、DCポート×2、QCポート×2、Type-C×2、シガーソケット×1
サイズ250mm(L)x 160mm(W)x 208mm(H)
重量5.2kg

1位:ECOFLOW「EFDELTA」

電気容量1260Wh!X-Stream充電テクノロジー搭載で充電時間が圧倒的に短い

おすすめポータブルバッテリーの第1位に選ばれたのがECOFLOWの「EFDELTA」です。

日本で販売されているポータブルバッテリーにおいて、総合力ではNo.1に最も近いとの呼び名も高いのがEcoFlow製の「EFDELTA」です。

あまりの人気で常に品薄状態が続いている程の人気モデルとなっています。

電気容量1260Whと超大容量に加え、その他のスペックも非常に優れています。

特に、独自のX-Stream充電テクノロジーによって、通常10時間程度かかるポータブル電源の充電をたったの2時間でフル充電できてしまうという他のモデルにはない機能を備えています。

また、最大出力も1500Wを超え、家庭用コンセントと変わらない感覚でほとんどの家電製品を使用することができます。

出力ポートはAC(家庭用電源)×6、QC(急速充電USB)×2、USB×2、Type-C×2、シガーソケット×1の合計13口も搭載。

電気容量・充電速度・最大出力・使い勝手どれをとってもトップクラスで今最も注目されているポータブル電源です!

EFDELTAに関しての詳しい記事は下記のリンクをご覧ください↓↓↓

EFDELATA(イーエフデルタ)実機レビュー!その評判や口コミは!?寿命やメリット・デメリットについても解説
電気容量1260Wh
価格159,500円
ポートの種類と数AC(家庭用電源)×6、QC(急速充電USB)×2、USB×2、Type-C×2、シガーソケット×1
重量13.6kg
サイズ40×21×27cm

【まとめ】ポータブルバッテリーは日々進化している!最新機種が特におすすめ!

今回はおすすめポータブルバッテリー10選をご紹介いたしました。

ポータブルバッテリーは、今までに無かった機能を備えているモデルや、コストパフォーマンスが良いモデルなど、次々と新しいモデルが生み出されています。

中でも、特にコスパが良いという理由でGP1000を3位に、高速充電という他のポータブル電源には無い機能を備えているという点でEFDELTAとR500を1位、2位に選びました。

実際に筆者も利用しましたが、あまりの機能性の高さに驚かされました。

買って後悔することは無いポータブルバッテリーとなっています。

ポータブルバッテリーは車中泊やキャンプはもちろんのこと、災害時の備えにも役立ちます。

是非、今回の記事を参考に、自身にあったポータブルバッテリー選びにお役立てください。

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