[最新版!]suaoki ポータブル電源S670 [720Wh/200000mAh]は購入すべき!?徹底検証!

今回はsuaokiが2020年3月13日に発売したばかりの新商品suaoki ポータブル電源 S670 [720Wh/200000mAh]について、徹底検証いたします。

これからポータブル電源の購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

[結論]suaoki ポータブル電源S670[720Wh/200000mAh]は予算に余裕があれば買い!

まず初めに結論から述べると、suaokib ポータブル電源 S670は予算に余裕があれば買いです!

筆者は現在までに多くのポータブル電源のスペックを見てきましたが、その中でもトップクラスのスペックを誇ったポータブル電源であることがわかります。

suaokiの新商品として期待しておりましたが、期待通りのアイテムと言っても良いでしょう。

スペックは最高峰のため、価格が約8万円程します。

そのため、今回は予算に余裕があれば買いという結論になりました。

[結論]suaoki ポータブル電源S670[720Wh/200000mAh]が買いの理由3選

それではsuaoki ポータブル電源S670[720Wh/200000mAh]が買いの理由3選を解説していきます。

①720Whと超大容量

まず最も注目すべきが720Whと非常に大容量である点です。

suaoki製のポータブル電源全10種の電気容量を比較した一覧が下記の通りです。

電気容量ランキング
1位:G1200
2位:G1000
3位:S670
4位:G500
5位:PS5B
6位:S200
7位:S270、S370
9位:S88
10位:S170

これより、S670はsuaoki製ポータブル電源10種の中でも3番目に大きな電気容量を誇るモデルであることがわかります。

今までsuaokiの製品では無かった600〜1000Whの中間をカバーした大容量かつ、使い勝手の良いモデルとなっています。

このように非常に大容量のポータブル電源であり、キャンプや車中泊、災害時にも大きな力を発揮するポータブル電源です。

②1Whあたり110.9円とコストパフォーマンスが良い

コストパフォーマンスが良いのもこのポータブル電源をおすすめする理由です。

コストパフォーマンスの指標としては、ポータブル電源の電気容量1Whあたりの価格(本体価格÷電気容量)を用います。

suaoki製のポータブル電源の1Whあたりの価格をまとめた結果が以下の通りです。

コストパフォーマンスランキング
1位:S270 88.5円
2位:PS5B 99.5円
3位:S670 110.9円
4位:S88 113.4円
5位:G500 119.76円
6位:S200 125.0円
7位:G1200 141.6円
8位:S170 144.2円
9位:G1000 179.9円
10位:S370 258.7円

これより、S670はコストパフォーマンスにおいても3位で1Whあたり110.9円と高いコストパフォーマンスを持っています。

電気容量が大きいため、価格は8万円程度しますが、電気容量1Whあたりで見るとお得なモデルなのです。

③出力ポート数が12個と非常に豊富

3つ目の理由としては出力ポート数が12個と非常に充実している点です。

suaoki ポータブル電源S670[720Wh/200000mAh]に搭載されている出力ポートは以下の通りです。

搭載されている出力ポート
AC(家庭用電源)×4
DC×2
USB×4
USB Type-c×1
シガーソケット×1

注目すべきは通常のコンセントと同様のAC電源が4つ搭載されている点と、USB Type-Cが搭載されている点です。

ポートの中で最も使い勝手の良いAC電源が4つも搭載されているため、スマートフォンやパソコン、カメラなど複数台を同時に充電することができます。

また、USB Type-Cはパソコンの充電する際の規格に採用されていることが多く、Mac製品の充電に適しています。

充実したポートの数と種類の多さがsuaoki ポータブル電源 S670が買いの理由の一つです。

ポータブル電源の容量の大きさはどうやって比較する?

ポータブル電源を選ぶ上で重要な評価基準の1つが「電気容量」です。

ポータブル電源のスペックをみるとmAhやWhと行った単位が表記されていますが、一般の方にとっては馴染みのない単位です。

そこでまずはじめに電気容量はどの数値を見れば良いのかを説明いたします。

結論から述べると、電気容量の単位は「Wh(ワットアワー)」で表されます。

この数値が大きければ大きいほどバッテリーに蓄えている電気の容量が多いということです。

mAhも電気容量の指標の一つではあるのですが、バッテリーの電圧によって電気容量の計算が変わるため、Whで比較することをおすすめします

suaoki ポータブル電源 S670の電気容量[720Wh/200000mAh]ってどのくらい使用できるの?


suaoki ポータブル電源G500の電気容量は「720Wh」です。

これがどの程度使用できるのかの目安としてスマートフォンとパソコンの1回の充電で消費する電気容量は以下の通りです。

1回の充電で消費する電気容量目安
・スマートフォン:5〜13Wh
・パソコン:40〜60Wh

※使用する機器によって異なります

何回使用できるかの目安は、「ポータブル電源の電気容量÷電子機器の消費電気容量」で求めることができます。

これより、電気容量が720Whのポータブル電源G500では、スマートフォンのみの充電は約55回(720÷13)以上、パソコンのみでは約12回(720÷60)前後充電可能ということがわかります。
(※あくまでも目安値であり、実際には使用する機種や、変換効率などで変化します)

メーカーが公表している使用回数目安が以下の画像の通りです。

iphone Xの充電だと約57回、Goproは117回も充電することができることがわかります。

ポータブル電源がどの程度充電可能なのかを計算する時には先ほどの計算方法をぜひ活用してください。

搭載されているUSB Type-Cを用いでMacシリーズのパソコンを充電した際の目安がこちらです。

10回以上パソコンを充電することが可能であることがわかります。

車中泊やキャンプで使用した際には、目安として1週間以上はポータブル電源を充電することなく使用できることが可能な電気容量です。

suaoki ポータブル電源 S670[720Wh/200000mAh]は「正弦波」でコンセントと同様に使用できる!

suaoki ポータブル電源 S670[720Wh/200000mAh]の出力波形は上の画像のような「正弦波」です。

ポータブル電源の出力波形には「正弦波」や「修正正弦波」、「矩形波」などが存在します。

一般の家庭に供給されている電気(家庭用コンセント)は、交流(AC)電源の「正弦波」で、簡単に言えば安定した出力形式のことです。

つまり正弦波のポータブル電源は家庭用のコンセントと同様の使い方で使用することができます

安価なポータブル電源は、矩形波・修正正弦波と呼ばれる非正弦波のものが多く、電気毛布や扇風機、パソコンなどを使用することができません。

ポータブル電源の価格を抑えるために非正弦波を採用している商品が多いため、購入前にはしっかりと確認をしましょう。

suaoki ポータブル電源 S670[720Wh/200000mAh]は正弦波のため、安心して電子機器類を使用することができます。

suaoki ポータブル電源 S670[720Wh/200000mAh]を充電するにはどのくらいの時間がかかるの?

次に、suaoki ポータブル電源 S670[720Wh/200000mAh]を充電するのにかかる時間を解説いたします。

ACアダプターを使用した充電

まず最初にACアダプターを使用し、家庭用のコンセントで充電した際にかかる充電時間を解説いたします。

ACアダプターを使用して充電した際は160Wでの充電が可能です。

これより充電にかかる時間は720Wh÷160W=4.5hと求めることができます。

これに変換効率などのロスなどを考慮に入れると5〜6時間程度となります。

ソーラーパネルを使用した充電

次にソーラーパネルを使用した場合の充電にかかる時間を解説したいします。

今回の計算にはsuaoki製のソーラパネル 150Wを例に解説いたします。

こちらのソーラーパネルの発電量は150Wです。

先ほどの計算方法だと720Wh÷150W=4.8hと求めることができ、ロスを考慮すると6時間程度となることがわかります。

しかし、これはあくまでも常に150Wで充電できた場合の計算です。

実際に150Wのソーラーパネルを使用して充電すると、天候の影響で平均100W程度になることが多いです

そのため、720Wh÷100W=7.2hとなり、ロスを考慮すると8〜9時間程度かかると予想されます。

ソーラーパネルでの充電を考えている方は天候やロスによる影響を考慮して発電量の大きい商品を選ぶことをおすすめいたします

実際に150Wのソーラーパネルを使用してポータブル電源を充電した経過をまとめた記事は下記をご覧ください↓↓↓

[必見!]suaoki ソーラーパネル150W購入レビュー!絶対おすすめ間違いなしのソーラーパネル!

シガーソケットを使用した充電

シガーソケットを使用して充電した場合は120Wでの充電が可能です。

つまり、720Wh÷120W=6h、ロスなどを考慮して7〜8時間程度での充電が可能です。

運転の際にシガーソケットから充電できるのは、車中泊を考えている人にとっては嬉しい機能です。

車中泊で使用したい方は移動中のシガーソケットでの充電や、ソーラー発電の充電を組み合わせることで、十分電力を確保することができます。

suaoki ポータブル電源 S670[720Wh/200000mAh]の充電におすすめのソーラーパネル

suaoki ポータブル電源 S670[720Wh/200000mAh]におすすめのソーラーパネルは折りたたみ式ソーラーチャージャー160Wです。

suaoki製品の中で最も発電量が大きく、さらに折りたたみ式で携帯性も高い商品です。

コンパクトに折り畳むことはできるものの、重量は8.5kgあるため、オートキャンプのように長時間持ち運ぶ必要のないシーンでの利用が最もおすすめです。

発電量、コンパクト性共にハイスペックのため、おすすめのソーラーパネルです。

高い発電量のため、大型のポータブル電源との組み合わせに向いています

50Wや100W程度の発電量では、S670を充電するのに膨大な時間がかかるため、実用的ではありません。

そのため、S670を充電するためのソーラーパネルは最大発電量160Wの物が最もおすすめです。

[まとめ]suaoki ポータブル電源 S670[720Wh/200000mAh]は予算に余裕があれば非常におすすめ

以上、今回はsuaoki ポータブル電源 S670 [720Wh/200000mAh]について検証いたしました。

スペックは最高峰で、使い勝手も非常に優れています。

キャンプや車中泊でたっぷりと電力を使用したい方にはおすすめのポータブル電源となっています。

本体価格は8万円と決して安い価格ではありませんが、スペックの割には割安なモデルです。

高性能のポータブル電源の購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

suaoki製ポータブル電源全10種をまとめた記事は下記になります↓↓↓

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