ポップアップルーフは導入すべき?そのメリット・デメリットを実体験からご紹介!

今回はキャンピングカーにポップアップルーフは導入すべきか?

そしてポップアップルーフのメリット・デメリットを実際に使用した経験からご紹介いたします!

ポップアップルーフの導入を考えているけど実際はどうなの?

そんな疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

ポップアップルーフとは?

まずはポップアップルーフとは何か?について解説いたします。

ポップアップルーフとは上の写真のように、車の屋根を上にあげることで、車内の空間を広くする装備のことを指します。

基本的にサイドはナイロン等のテント生地で作られているものが多く、走行時は折りたたんで収納します。

ポップアップルーフは大きく2種類に別れ、前方または後方のみがポップアップして斜めに上がるタイプと、屋根全体が水平に上がるタイプがあります。

こちらの写真が水平に上がるタイプでエレベータールーフと呼ばれています。

斜めに上がるタイプと比べると、構造的にポップアップする高さが低いため、ルール内に2段ベッドの作成などは難しいですが、水平に上がることで車内全体が広くなり、より家に近い感覚でキャンピングカーを使用することができます。

ポップアップルーフのメリット5点!

それではポップアップルーフを導入した際のメリット5点を、自身の体験談を踏まえてご紹介いたします。

①車内空間が広くなり、直立できる

ポップアップルーフのメリットの一つとして、車内空間が広くなり、直立できるようになることが挙げられます。

このメリットは車中泊など、長時間車内にいる際は非常に大きなメリットとなります。

長時間車内に滞在する際は、首を曲げていると首を痛めたり、肩こりの原因になります。

また、ルーフをあげると車内の料理も非常に楽チンになります。

車内で直立できるというのは、ポップアップルーフの大きなメリットと言えるでしょう。

②風通しが良くなり涼しい

ポップアップルーフを使用すると風通しが良くなり、車内が涼しくなるため夏には大活躍します。

ポップアップルーフには基本的に網戸がついており、窓を開け、ルーフをあげることで、窓からルーフに風が向ける気流の流れができるため涼しく感じます。

また、空間が広くなることで、車内の温度上昇の速度を抑える効果もあります。

このように、夏の快適性をあげる効果もあります。

③ベッドスペースを増やすことができる

斜めに上がるタイプのポップアップルーフは、生まれた空間にベッドを設営することもできます。

僕の車では普段はこのように収納しているベッドも、ポップアップ時にはこのようにベッドとして使用することができます。

複数人での車中泊や、子供連れの家族にはとてもおすすめの機能です。

④使用しない時は収納できる

ポップアップルーフは使用しない時は、収納し通常の車高に戻すことができます。

必要な時だけ車内のスペースを広くすることができ、俺以外の時は通常の車と同様の使用方法をすることができます。

⑤コンパクトな車でも搭載可能!

ポップアップルーフは軽自動車などのコンパクトな車にも搭載可能です。

コンパクトカーだからと言って車中泊を諦めることはありません。

最近ではN-VANなどの軽自動車でもポップアップルーフを搭載できる車種が増えてきています。

通常の軽自動車では狭く感じる場合でも、ポップアップルーフを活用することで、快適に車中泊をすることも可能です。

ポップアップルーフのデメリット

次はポップアップルーフのデメリットをご紹介いたします。

①断熱、防音性が低い

ポップアップルーフのデメリットとしては断熱・防音性が低いという点が挙げられます。

ポップアップルーフの性質上、サイドはテント生地になってしまうため、どうしても断熱・防音性が低下してしまいます。

キャンプ場や道の駅などでポップアップルーフを使用すると、密閉された車内と比較すると防音性が下がり、周囲の音が気になることがあります。

また、寒い時期にポップアップルーフを使用すると車内の温度低下が早くなるだけでなく、テント生地で囲まれた2段ベッドは寒くなります。

断熱シートを貼るなどの対処法はありますが、一つのデメリットとして挙げておきます、

②雨で濡れると乾かさなければいけない

雨天時にポップアップルーフを使用し、濡れた場合は、しっかりと乾かす必要があります。

また、雨天時に使用していなくても、ルーフのシーリングが甘い場合は水が侵入し、テントが濡れてしまいます。

特に2段ベッドを搭載している場合は、ルーフとベッドの間で湿気がこもり、カビの温床となります。

車内のルーフにカビが発生してしまうため、適宜ルーフテントを乾かす必要があります。

③設置に費用がかかる

車にポップアップルーフを搭載する場合は、費用が結構かかる点もデメリットです。

快適な車中泊を送るためには重要な機能ですが、取り付ける際には数十万円の費用がかかります。

自身の使用する頻度や車中泊スタイルと、資金を天秤にかけて、導入を検討しましょう。

[まとめ]ポップアップルーフを導入すれば快適性が向上すること間違いなし!

以上、今回はポップアップルーフのメリット・デメリットをご紹介いたしました。

ポップアップルーフはやはり非常に便利で、車内の快適性は確実に向上します。

デメリットとして上げましたが、導入には費用がかかるため、使用頻度やお財布と相談して検討しましょう。

普段からよく車中泊をするという方は、ぜひポップアップルーフを導入することをおすすめいたします。

ポップアップルーフで快適な車中泊旅を楽しみましょう!