冬の北海道での車中泊は危険!?北海道での車中泊に潜むトラブルとその対処法をご紹介!

こんにちは!北海道でバンライフを実践しているユウイチロウです!Instagramfacebook)

今回は冬の北海道での車中泊は危険なのか?合わせて冬の北海道に潜む危険性とその対処法をご紹介いたします。

冬の北海道で車中泊できるか不安に感じている方はぜひ参考にしてください。

[結論]冬の北海道の車中泊はポイントを抑えれば安全!!

結論から述べると冬の北海道の車中泊はポイントを抑えれば安全です!

実際に僕自身も2度北海道での冬を車中泊で過ごしましたが、命の危険を感じることは一度もありませんでした。

しっかりとポイントを抑えることでどなたでも安全に冬の北海道での車中泊を楽しむことができます。

冬の北海道の車中泊に潜む危険性は!?

冬の北海道での車中泊に潜む危険性は大きく3つ挙げられます。

それは「一酸化炭素中毒」、「凍死」、「吹雪やスリップによる事故」の3点です。

この3点に注意すれば、比較的安全に冬の北海道で車中泊をすることができます。

一酸化炭素中毒

冬の北海道の車中泊での事故で最も注意しなければいけないのが「一酸化炭素中毒」です。

一酸化炭素は無色無臭で人体にとって非常に有毒な気体です。

一酸化炭素が充満した空間にいると、気づかぬ内に意識を失い、最悪の場合死に至ることもあります。

実際に、夜間にエンジンをかけっぱなしで寝た際に、積雪で排気口が塞がれ、車内に一酸化炭素が充満して死亡するケースが起こっています。

また、寒さを凌ぐために、車内で練炭や灯油ストーブを使用することでも死亡事故が起こっています。

このことから、夜間にエンジンをかけっぱなしにしての就寝や、密室でのストーブの使用は絶対にやめましょう。

凍死

次に潜む危険性が「凍死」です。

一酸化炭素中毒と比べると危険性は低いですが、北海道の場合、夜間の間は−20℃にもなることがあります。

防寒着や、冬用の寝袋、布団、断熱などの防寒対策をしっかりと行って、備えましょう。

吹雪やスリップによる交通事故

非常に危険性が高いのが「吹雪やスリップによる交通事故」です。

冬の北海道は天気が変わりやすく、視界や路面状況も大きく変化します。

冬道での交通事故を防ぐためには、スタッドレスタイヤの装着、スピードを出さない、悪天候の時は運転をしないといった対策をしっかりととりましょう。

冬の北海道のNGな防寒方法

北海道の車中泊におけるNGな防寒方法は「エンジンをかけながらエアコンを動かす」。「密室の車内で練炭や灯油ストーブを使用する」の2点です。

北海道は夜間の間数十センチも雪が積もることがあり、排気口を雪が塞ぐことで一酸化炭素中毒を起こす原因となります。

車内を暖めるために、エンジンをかけてエアコンを使用する人がいますが、それは一酸化炭素中毒に繋がる非常に危険な行為です。

また、練炭や灯油ストーブなどを密閉した車内で使用することも一酸化炭素中毒の原因となります。

基本的には使用しない、仮に使用する場合は換気をしっかり行い、一酸化炭素濃度計を使用するなどの対策を行いましょう。

冬の北海道での運転のポイント

冬の北海道での運転のポイントは大きく2点挙げられます。

それでは、それぞれ詳しくご紹介していきます。

夜間の移動はなるべく避ける

冬の北海道での夜間の移動はなるべく避けることをおすすめします。

その理由としては夜間には「ブラックアイスバーンが発生する」ためです。

ブラックアイスバーンとは路面に薄い氷が張った状態であり、一見すると路面が濡れている状態に見えるのですが、非常に滑りやすい危険な路面です。

日中気温が上がって溶けた雪が、夜間に冷えてブラックアイスバーンとなるため非常に危険です。

また、夜間に吹雪が発生した際は1m先の視界も奪われ、衝突の危険性が高まります。

以上の理由から冬の北海道の夜間の移動は避けるべきです。

僕は基本的に、天候の良い日中のみ移動するようにしています。

峠や山道はなるべく避ける

冬の北海道の移動のポイントとして「峠や山道を避ける」という点も挙げられます。

スタッドレスタイヤを履いているからと言っても、どこの雪道を走っても良いというわけではありません。

峠や山道は勾配によってスピードコントロールが難しく、下り坂で車がスリップするということはよく起こります。

また、峠や山道は天候も変化しやすいため、晴れていたと思ったら突然の吹雪で前が見えなくなることもあります。

以上のことから峠や山道を避けて、少しい遠回りでも平坦な道を利用することをおすすめします。

冬の道の駅での車中泊はおすすめできない!

冬の道の駅での車中泊はおすすめできません

その理由は夜間の間に除雪が入るからです

除雪は基本的に夜中に行われるため、道の駅で寝ていると夜中に除雪車の音で目覚めることとなります。

また、車を停めていると除雪の邪魔になってしまいます。

道の駅によっては、冬季間の間は車中泊を禁止している場所もあるため、事前に確認しましょう。

冬季間の間は、冬でも営業しているキャンプ場などを利用することをおすすめします。

しっかりと対策をして、安全に冬の車中泊を楽しもう!

以上、今回は冬の北海道の車中泊は危険なのか?潜む危険性や対処法をご紹介いたしました。

しっかりと対策をすれば、冬の車中泊も安全に楽しむことができます。

今回ご紹介したポイントをしっかりと抑え、安全な冬の車中泊を楽しみましょう!

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