こんにちは!北海道でバンライフを実践しているユウイチロウです!(Instagram、facebook)
今回は移動する家であるモバイルハウスを自作・製作する過程をご紹介いたします。
「モバイルハウスを自作したいけどやり方がわからない…」
「どのように製作していくのか概要を知りたい」
そんな方に向けて、モバイルハウスを自作する過程の概要をご紹介いたします。
そこで、今回は2019年2月から自作のモバイルハウスで生活している「赤井成彰」さんの製作過程をお手本に紹介していきます。
モバイルハウスを自作してみたいと考えている方はぜひ参考にしてください!
モバイルハウスの製作過程概要
まずはモバイルハウス製作過程の概要を紹介いたします。
モバイルハウスを自作するには大まかに以下の流れとなります。
②床の作成
③壁の作成
④屋根の作成
⑤防水・断熱対策
⑥外装・内装
モバイルハウスの製作過程を解説!
それでは、先ほど紹介したモバイルハウス製作過程を解説していきます。
①イメージ・図面の作成
まずはじめに理想のモバイルハウスのイメージを固め、図面に起こします。
どんなコンセプトのモバイルハウスを作るか、収納スペースの大きさや欠かせない機能を盛り込みます。

この写真は赤井成彰さんのモバイルハウスTobyの製作時の写真です。
②床の作成
図面が完成したら、材料を買い出し、トラックの荷台のサイズにあった大きさの床を作成します。

図面通りの長さに切り出した木材を写真のように組み立てます。

次に防水性を高めるため、屋根の材料に使われるガルバリウム鋼板を床に貼り付けます。

貼り付けのポイントとしては防水性を高めるため接着剤にシリコーンシーラントを使用します。
接着後、釘で打ち付けしっかりと固定をします。
次は断熱材をいれる工程に入ります。

ホームセンター等で売られているスタイロフォームを切り、ガルバリウムの裏面に貼り付けます。

最後に、床となる木材の合板をガルバリウムの表面に貼り付けて完成です。
これで床の完成です!
③壁の作成
次の製作工程は壁の作成です。

床を作成したときのように、木材を切り出し、上記の画像のように枠組みを組み立てます。
④屋根の作成

こちらの写真が製作した屋根の写真です。
基本的な作り方は床と同じで、枠を作り、防水・断熱を行って、木材の合板を貼り付けることで完成します。
⑤組み立て・透湿防水シートの貼り付け

作成した、床と壁、屋根を箱型に組み立てます。
この工程までいくと一気にモバイルハウスらしさが出てきます。
箱状に組み立てたあとは、外面に透湿防水シートを貼り付けます。
⑥外装・内装
最後に、内装に木材の壁をつけたり、外装を自分の理想通りにアレンジを行います。

好みの形に切り出した木材を…

貼り付けることで鱗状の外壁に!

屋根もお好みのデザインにアレンジします。
モバイルハウスは自身の感覚やスタイルを表現する場でもあるのです。
⑦完成!!!

以上のような製作工程を経て、モバイルハウスの完成です!
モバイルハウスの製作にかかる期間や費用は?

今回紹介した生活冒険家「赤井成彰」さんは、当時DIY初心者でしたが初めてのモバイルハウス製作では3ヶ月の時間を要しました。
また、外装に約半分の期間を費やしているため、初めての方でも1〜2ヶ月程度で完成させることができます。
現在ではモバイルハウス製作のワークショップを開催しており、軽トラサイズであれば1週間で完成させることができるようです。
DIY初心者でも決して高いハードルではなく、どなたでもモバイルハウス作りに挑戦することができます。
また、費用に関してはトラックをのぞいて29万円で自作しました。
廃材を使用するなど、材料を工夫すればコストをもっと抑えることができます。
モバイルハウスの製作過程を動画で学ぶ
今回はモバイルハウス自作・製作の流れを大まかにご紹介いたしました。
もっと深くモバイルハウスの製作過程を動画で学びたい方は赤井成彰のチャンネルである「生き方冒険家ナル」でご覧になることができます。
今回は画像のみでの紹介のため、細かいところまでは紹介することができませんでしたが、この動画をみることで初めての方もモバイルハウス製作のイメージを固めることができると思います。
興味のある方は必見ですので、ぜひ参考にしてください!
モバイルハウスを自作して、自分らしい豊かな生活を手に入れよう

以上、今回はモバイルハウスを自作・製作する過程をご紹介いたしました。
モバイルハウスは人生において新しい住まい方、生き方を提案します。
モバイルハウスで生活した時間はあなたの人生にとってかけがえのない経験や出会いをもたらしてくれることは間違いありません。
興味のある方は、ぜひその一歩を踏み出してみたください。

