今回の記事では「suaoki ポータブル電源 PS5B【120000mAh/400Wh】」を実際に使用した感想やスペックについて徹底解説いたします。
「suaoki PS5Bはどのくらいの家電製品を使用できるの?」
「ポータブル電源の購入を考えているけどどれが良いかわからない」
そんな疑問や悩みをお持ちの方は是非参考にしてください!
suaoki PS5B(120000mAh/400Wh)とは?

PS5Bは中国に本社を置くsuaokiが販売している大人気のポータブル電源です。
使い勝手やコストパフォーマンスの良さから、amazonの売れ筋ランキングでも常に上位にいる程の人気を誇っています。
初めてポータブル電源を購入する方や、数日間の車中泊やキャンプに使用する方にとってはちょうど良いスペックを備えているのがPS5Bです。
多くの方に愛用されている実績があるため、「初めてポータブル電源を買うけどどれが良いかわからない…」そんなポータブル電源初心者の方にとってはぴったりのモデルとなっています。
suaokiポータブル電源 PS5B【120000mAh/400Wh】をおすすめする理由4点!
まず初めに、僕がsuaokiポータブル電源PS5Bをおすすめする理由4点を紹介いたします!
①120000mAh/400Whとちょうど良い電気容量

ポータブル電源の購入を考える際に最も気になる点は電池容量です。
その点に関して、PS5Bは120000mAh/400Whとちょうど良い電池容量です。
現在、ポータブル電源は100Wh程度の小容量のモデルから、1500Wh以上の超大容量バッテリーまで幅広く販売されています。
しかし、数日間の車中泊やキャンプなど一般的な使い方においては400〜500Wh程度がちょうど良いです。
超大容量のモデルは価格が高く、重量も重くて、サイズも大きくなります。
長期間の車中泊などでは無い限り、そこまで大きな電気容量は必要としません。
価格、重量、大きさ、使い勝手のバランスが取れているのがこの12000mAh/400Whという電気容量なのです。
②バッテリー上がりの強い味方!ジャンプスターター機能も搭載!
特に車中泊におすすめする理由が、ポータブル電源では唯一ジャンプスターター機能を搭載しており、車のバッテリーが上がった際にも、エンジンを始動させることができる点です!

ジャンプスターターのやり方は簡単で、付属のジャンプスタートのコードを本体に差し込んで、救援される車のバッテリーに繋ぐだけです。

実際に僕も一度車のバッテリーが上がってしまったのですが、この機能によって救われました!
車中泊での使用を考えている人にはあると安心できる機能です。
PS5Bを使用した、ジャンプスタートのやり方について詳しく解説した記事は下記をご覧ください↓↓↓

③簡単にソーラー発電ができる!

次に、車中泊やアウトドアシーンで強い力を発揮するのが「ソーラーパネルを使用した充電」です。

suaoki製のソーラーパネルと、ポータブル電源を接続して、外に放置するだけで充電ができてしまうのです。
これで、家庭用電源がない場所でも充電することができます。
ソーラパネルでも天候次第では3〜4時間でフル充電することができるので十分な電気量を確保することができます。
車中泊をする人にとっては、どこでも充電できるソーラー発電は重要だね!
バンくん
ソーラー発電についての詳しい記事はこちらをご覧ください!↓↓↓↓

④PS5Bはコスパが良い!
PS5Bの優れている点として、電気容量1Whあたりの価格が安いことが挙げられます。
suaoki製ポータブル電源の電気容量1Whあたりの価格(本体価格÷電気容量)を比較したランキングが以下の通りです。
2位:PS5B(99.5円)
3位:S670(110.9円)
4位:S88(113.4円)
5位:G500(119.76円)
6位:S370(120.4円)
7位:S200(125.0円)
8位:G1200(141.6円)
9位:S170(144.2円)
10位:G1000(179.9円)
これより、PS5Bは1Whあたりの価格が99.5円で、suaoki製のポータブル電源の中では2番目にコストパフォーマンスの良いモデルとなっています。
PS5Bは安く、たっぷりの電気を使用できるため、大変人気となっています。
suaokiポータブル電源PS5Bの電気容量は?
次に、suaokiポータブル電源PS5Bがどのくらいの電気容量を持っているかを解説いたします。
電圧:3.6V
PS5Bの電気容量は12000mAh/400Whと記載されていますが、電気に詳しい方で無い限り、この数値をみてもピンとこない方がほとんどだと思います。
そこで、主に使用する家電製品の使用回数の目安を下記にまとめました。
・スマートフォン:23回
・タブレット:20回
・ノートパソコン:6回
・USB扇風機:100時間
・ビデオカメラ:80回
・電気毛布:10時間
・LED照明:13時間
・小型冷蔵庫7時間
※あくまで目安の値であり、使用する機器の種類によって異なります
120000mAh/400Whの電気容量での使用目安は上記の通りとなっており、筆者が車中泊に使用した場合、3日前後の電気を補うことが出来ています。
ポータブル電源の電気容量ってどう見るの?

ポータブル電源の電気容量については、mAhとWhの2つの単位が記載されており、どちらを見たら良いかわからないという方が多いと思います。
そこで、まずは電源の電気容量の見方、比較方法を解説いたします。
電気容量をみる際には基本的には「Wh」だけの値を見れば大丈夫です!
mAhは放電容量を表す値であり、たとえ同じ数値だとしても電圧(V)によって電気量(Wh)が変化するため、正確な電気容量を表してはいません。
以上の理由から、ポータブル電源の電気容量をみるためにはWhの数字の大きさを比較すれば良いのです。
どれくらいの家電製品を使用できるかの計算方法
ポータブル電源の購入の際に悩むのが、「どれくらい電気を使用できるのか?」という点です
電気に詳しい方や、ポータブル電源を使用したことがある人以外はイメージすることが出来ません。
先ほど解説したように、電気容量の見方がわかった上で、suaoki ポータブル電源 PS5B[120000mAh/400Wh]がどの程度使用できるのかを見ていきましょう。
このPS5Bの電気容量は「400Wh」です。
何回使用できるかの目安は、「ポータブル電源の電気容量÷電子機器の消費電気容量」で求めることができます。(電力のロス等によって、実際の充電回数はこれよりも少なくなります)
スマートフォンとパソコンの1回の充電で消費する電気容量は以下の通りです。
・パソコン:40〜60Wh
※使用する機器によって異なります
これより、電気容量が400Whのポータブル電源PS5Bでは、スマートフォンのみの充電(17Wh)は400÷17=約23回、パソコン(60Wh)のみでは約6回前後充電可能ということがわかります。
suaoki PS5Bの出力規格
suaoki PS5Bの出力規格についてそれぞれ詳しく解説いたします。
AC出力ポート

・定格出力300W
・最大出力600W
・純正弦波
AC出力とは家庭用コンセントのことで、家電製品を使用する上で最も使い勝手が良い形状です。
PS5Bの電圧は110Vで、一般家庭の電気とほぼ同じ電圧となっています。
定格出力とは連続して出力できる電力の値のことです。
つまり、300Wまでの電化製品が使用可能であることを意味しています。
ドライヤーや電子レンジ、電気ケトルなどは多くの電力を消費するためPS5Bでは動かすことは出来ません。
使用したい家電が何Wの電力を必要とするかを事前に確認しておきましょう。
USB出力ポート

USB出力ポートは全部で4口搭載されています。

写真のように複数台のデバイスの充電も可能となっています。
AC電源の次に使用する機会が多い出力ポートです。
DC出力ポート・シガーソケット

DC出力ポート2口、シガーソケット1口も搭載されています。
シガーソケットはポータブル冷蔵庫など、カー用品を動かすのに使用することができる出力ポートです。
ただ、個人的にはDCポートとシガーソケットは使用したことがありません。
ほとんどがAC電源かUSBポートで補うことができるので、ポータブル電源選びにおいてあまり重要視する必要は無いと思います。
suaoki PS5Bの入力規格
次はsuaoki PS5Bの充電にはどのような方法があり、充電にどれくらいの時間がかかるかを紹介いたします。
PS5Bの充電方法は大きく「コンセントからの充電」と「ソーラー発電」の2つの方法があります。
コンセントからの充電

アダプターを使用した充電は写真のように接続し、コンセントに差し込むだけです。
アダプターを使用して充電した場合、57〜60W程度で充電することができるため、目安としては約4時間ほどでフル充電することができます。
ソーラー発電による充電

それでは実際にソーラーパネルを使用して充電した様子をご紹介いたします。
今回の充電には、同じsuaoki製のソーラーパネル150Wを使用いたしました。

接続は簡単で、ソーラーパネルの配線を、ポータブル電源のコネクタに差込むだけです。

電気についての配線がわからない方でも、差し込むだけで簡単にソーラー発電を始めることが出来ます。
後はソーラーパネルを太陽に向けて設置するだけで、ソーラー発電を開始できます。
①充電開始

充電開始時のバッテリー残量は0です。
繋いだ直後にはINPUTの値は「105W」で発電できていることがわかります。
②充電開始から1時間後

撮影時にソーラーパネルを外したため、INPUTの値は0になっていますが、電池残量は2本と増えていることがわかります。
充電開始から1時間でバッテリー容量の2/5を充電することができています。
③充電開始から2時間後

天候が少し悪化したため、INPUTの値は73Wと充電開始時よりも30Wほど落ちていました。
充電開始から2時間後にはバッテリー容量の3/5を充電することができています。
④充電開始から4時間後

充電開始から4時間でポータブル電源をフル充電することができました。
以上の結果から、150Wのソーラーパネルはsuaoki PS5Bポータブル電源を約4時間でフル充電できることがわかります。
(※天候や、ポータブル電源の種類によって充電時間は変化します。)
suaoki PS5Bの大きさ・重さ

大きさは縦237×横230×奥148mmで、手に持ったサイズ感は下の画像の通りです。

スリムな四角い形状のため、大きく場所を取ることもありません。

測定した重量は5.4kgで、長時間持ち運ぶのには重すぎますが、キャンプで車からテントまで運ぶ程度であれば問題ありません。

取手もついているので、持ち運びしやすい形状となっています。
PS5Bはリコール問題があったけど安全なの?

結論から述べるとsuaokiの製品は「安全」です。
確かに2017年にPS5BのACアダプターにおいて爆発を伴う事故が発生し、経済産業省によって一度ACアダプターがリコールにかけられたことがあります。
ポータブル電源本体が爆発した訳ではなく、充電用のACアダプターに不備があったようです。
しかし、現在ではリコール対策が行われ、市場ではリコール対策品が販売されているため問題はありません。
実際に、現在は多くの方に愛用されており、筆者も車中泊で1年以上使用していますが、事故などのトラブルは一度もありません。
安全性を心配する方もいるかもしれませんが、PSE認証などの日本が定める電気用品安全法による認証なども取得しているため、「安全」であるとの結論に至りました。
・PSE(電気用品安全法による認証)、FCC、UN38.8、ROHSなど様々な安全認証も取得。
実際に使用した感想
僕は半年以上この1台で生活していますが、電力不足で困ったことは一度もありません。
そして、発熱や動かないなどのトラブルも一度も経験したことがありません。
安定して使用できているので大きな不満点もありません。
お世辞を抜きにしても、本当にこれは購入して良かったと思える商品です。
ps5b[suaoki 120000mAh /400Wh ポータブル電源PS5B]はこんな人に絶対オススメ!
ポータブル電源を初めて購入するという方にはsuaoki 120000mAh /400Wh ポータブル電源PS5Bは特にオススメです。
その理由は
・初心者でも簡単にソーラー発電ができる
・大きな電気容量
・操作が簡単
・多くの人に愛用されている
などが挙げられます。
amazonでもベストセラーになり、多くの人が愛用している商品ですので、初めてポータブル電源を購入する方にとっては間違いのないアイテムです。
・長期の車中泊旅行を考えている人
・複数人での使用、もしくは複数の家電製品を同時に使用したい人
・持ち運ぶ必要の無い環境で使用する人
こんな人は買わない方が良い!

次にこんな人は買わない方が良いというケースをご紹介いたします。
まずは、ポータブル電源をスマートフォンのみの充電程度でしか使用しない人です。
このポータブル電源は大容量が特徴ですので、ハードに使用しない方にとってはオーバースペックなバッテリーとなります。
軽い充電のみに使用する方は充電容量が小さく、携帯性が高く、価格が安いポータブル電源を購入することをオススメします。
・ポータブル電源を持ち運ぶ環境下で使用する人
[まとめ]suaoki 120000mAh /400Wh ポータブル電源 PS5Bは間違いなし!
以上、今回は僕が使用している「suaoki 120000mAh /400Wh ポータブル電源 PS5B」を紹介いたしました。
このアイテムを選んで失敗だったということはまずないので、ポータブル電源でどれにしようか悩んでいる方、特に初めてポータブル電源を購入される方はこちらのアイテムをオススメいたします。
車中泊旅をしている方の多くは、皆このバッテリーを使用しており、信頼性はバツグンです!
ポータブル電源の購入を考えている人は是非参考にしてくださいね!!



