ポータブル電源は防災・災害対策に必要か?選び方や防災に必要な電気容量を解説!

今や地震はもちろん、あらゆる災害に備えて電気などのライフラインをストックする時代です。

近年、ポータブル電源の必要性はますます広がっており、災害時にあれば重宝する製品が多く販売されています。いつ起きるかわからない災害に対する意識が高まっていると言えるでしょう。

とはいえ、買うべきかどうか迷っているうちに先延ばしになってしまう方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ポータブル電源は防災・災害対策に必要か?選び方や防災に必要な電気容量を解説します。

災害時に適した安心できるポータブル電源が見つかるでしょう。

ポータブル電源は防災・災害に必要か?使い道を解説!

ポータブル電源は防災・災害に必須と言えます

内閣府防災担当によると、災害発生から行政の支援が届くまでに3日ほどかかるとされています。そのため災害発生から最初の3日間は、自力で生き抜くだけの備えが必要です。ポータブル電源が1台あるだけで最低限の電力の確保が可能です。

ポータブル電源の使い道

ふだん当たり前のように電気を使っていますが、いざ使えなくなった場合、さまざまなことに不便を感じるでしょう。

たとえば、停電時はあらゆる電気が止まるため何が起きたのか情報を得たくてもテレビも観れません。スマホなどでの情報が頼りになりますが、使っていればスマホの電池も減り充電が必要な状況になります。

また、災害が夜に起きた場合、暗闇の中で動くと思わぬ二次災害に繋がる危険性も。そんなときポータブル電源さえあれば災害時でも必要な電源を確保できます。

ポータブル電源の使い道は以下の通りです。

ポータブル電源の使い道
①スマホの充電ができるため情報収集が可能
②扇風機や電気毛布などで夏の暑さや冬の寒さに対する温度調整ができる
③冷蔵庫にある食料が腐敗することなく確保できる
④電子レンジや炊飯器が使えるため食事に困らない

災害や防災に適したポータブル電源の選び方

ポータブル電源は、いつでもどこでも電源が確保できる便利な製品です。

ここでは、災害や防災に適したポータブル電源の選び方を解説します。

ポータブル電源4つの選び方

・動作温度
・定格出力>接続したい電気製品の消費電力
・安全性
・ソーラーパネルでの充電

動作温度

ポータブル電源は気温によって使えなくなる製品もあります。たとえば寒い地域で使用する場合、冬場の氷点下に対応できるポータブル電源が必要です。一方、高温の地域なら放熱システムを搭載している製品が適していると言えます。災害時はいつどのような状況で使用するかわかりません。そのため動作温度もチェックしておきましょう。

定格出力>使用する電気製品の消費電力

定格出力は使用する電気製品の消費電力より大きいものを選びましょう。定格出力とは、ポータブル電源が安定して供給できる電力のことです。一般的に「500W」のように表記されます。消費電力が400Wの電動工具を動かすには400W以上の定格出力に対応している必要があります。

安全性や保証期間

安全性の基準として「防災安全協会推奨」「PSE」のマークが目安となりますが、ポータブル電源はこの法律の対象外のためマークの取得は義務化されていません。そのため、保証の有無や期間をしっかりチェックしましょう。

ソーラーパネルでの充電

ポータブル電源も使っていればバッテリーが減ってしまいます。災害時に充電ができないことを想定した場合、ソーラーパネルを接続し充電が可能な製品であれば、より電気の確保に困らないでしょう。

防災・災害に適したポータブル電源の容量は?

災害時に最低限必要な電気容量は900VAとされていますが、これは最低限必要な通信機器などのライフラインをまかなえるぐらいの容量です。そのため余裕をもって1000Wh以上の製品をおすすめします。1000Whのポータブル電源があれば突然の停電でも約2~4日ほどは緊急の電源として対応できます。災害時に使用する電化製品を想定したうえで十分な電気容量を選びましょう。

家電の使用時間は以下の計算式で算出できます。

【使用時間の目安】
ポータブル電源の電気容量(Wh)÷ 電化製品の消費電力(W)

※Wh(ワットアワー)は家電を使える時間
※W(ワット)は使える家電の範囲

たとえば、1000Wh(ワットアワー)のポータブル電源で100W(ワット)の電化製品は10時間の使用が可能です。

災害時の使用が想定されるワット数の目安は以下のとおり。

【ワット数の目安】
・スマホの充電 20~30w
・冷蔵庫    150~300w
・小型炊飯器  360w
・扇風機    30~40w
・ヒーター   450~1,200w
・電気毛布   5~100w

防災・災害に適したポータブル電源5選!

ポータブル電源は、いつでもどこでも自由に電気を使えるのが最大の特徴です。一台あれば、万が一の災害時にも安心です。ここでは、防災・災害に適したポータブル電源を紹介します!

Jackery(ジャクリ)

災害時の長時間の停電でも安心!

1002Whのバッテリーを搭載したポータブル電源とソーラーパネル「SolarSaga 100」のセットです。災害時の緊急電源として大活躍します。また、ポータブル電源の充電にも対応しているため太陽光さえあればさらに電力の確保が可能です。スマホやタブレットなどが充電できるUSB-Aを2口、USB-Cポート2口、パソコンの充電や電気毛布などに利用できるAC100Vコンセントは3口、車載冷蔵庫などが使用できるシガーソケットを1口搭載しており、数日間電気が使えない状況でも安心です。

容量約1,002Wh(リチウムイオン電池)
出力ポートACコンセント×3 USB Type-A ×2 USB-Type C×1シガーソケット×1(DC12V/10A)
特徴過負荷保護、自動電圧調整、折り畳みハンドル

JVCケンウッド 

高速給電でいざというときも安心!

1,002Whのバッテリーを備えた大容量モデル。出力端子はACコンセント×3、USB Type-Aポート×2、USB Type-Cポート×2、シガーソケット×1、DC出力ポートを装備。小型炊飯器や小型ポット、小型IHコンロなども使用できるので、災害時の備えとしてもピッタリ。別売りでソーラーパネルも用意されています。

容量1,002Wh(リチウムイオン電池)
出力ポートACコンセント×3 USB Type-A×2 USB Type-C×2 シガーソケット×1(12V/10A)DCポート(最大120W)
特徴高速給電
JVCケンウッド(Jvc Kenwood Corporation)
¥103,515 (2023/09/08 15:36:11時点 Amazon調べ-詳細)

EcoFlow(エコフロー)

1年間放置しても完全に放電しないポータブル電源!

緊急時用にフル充電して備えても、ポータブル電源のバッテリーは自然放電によって残量が減っていきます。なんと「EFDELTA」にはECOFLOW独自の機能が搭載されており、1年放置しても自然放電を数%に抑えられます。使いたい時に使えるまさに災害時に頼りになるポータブル電源です。

容量1260Wh(三元素リチウムイオン電池)
出力ポートACコンセント×6 USB Type-A×4 USB Type-C×2
特徴高速充電 自然放電を抑える
【クーポン利用で139,500円→111,600円!! 11/26(金)23時59分まで】EcoFlow ポータブル電源 大容量 EFDELTA 1260Wh/350,000mAh AC出力 1600W (瞬間最大3100W) 急速充電 非常用電源 車中泊 防災グッズ 停電対策 家庭用蓄電池 バッテリー 4way充電 エコフロー 蓄電池 キャンプ

Anker (アンカー)

大容量・高出力・長寿命設計!

高耐久性・耐衝撃性のフレーム構造や高性能なバッテリー管理システムを採用した実用性の高い製品です。1台で生活家電のほとんどが使用可能です。スマホなら約100回・50WのPCなら約20回も充電できます。また、LEDライトが備わり、フル充電はたったの1.5時間で完了するため非常時

の強い味方となります。保証も5年間と長く災害対策用ポータブル電源としておすすめです。

容量1229Wh
出力ポートAC×2、DC×1、USB×6、シガーソケット×1
特徴高速充電 LEDライト

ASAGAO

安心のサポート体制が魅力!

超急速充電できる高性能ポータブル電源です。充電完了までが2時間以下と、緊急時でもすばやく準備が可能です。また、-10℃~40℃に対応できるため気温が低くても動作が劣ることなく高性能を維持したまま使用できます。また、国内にサポートデスクが設置されており日本人スタッフによるサポート体制が万全な点も安心です。

容量2028Wh
出力ポートAC出力x6 USB-Ax2 USB-A(急速充電)x2 USB-C(100V)x2、DCx2(センタープラス) ACC出力x1 XT60x1
特徴サポート体制 高速充電

ポータブル電源で防災・災害対策の準備を整えましょう!

以上、今回はポータブル電源は防災・災害対策に必要かどうか解説をしました。

災害時は電力の確保が重要な要素となります。

今回の記事を参考に、防災・災害対策に適したポータブル電源を購入しましょう!