年々、夏の暑さが厳しくなってきていますね。
近年は、夜中でも気温が下がらず、熱帯夜が続く夏になっています。
そのため毎年、熱中症で搬送される人も増えてきていますよね。
そこで今回は、2022年おすすめの暑さ対策グッズ6選と、熱中症対策について改めてご紹介します。
熱中症対策のポイントを解説!

熱中症対策のポイントを知るうえで、知っておきたいことも紹介していきますね。熱中症は、毎年たくさんの人が熱中症になってしまい、救急搬送されています。
そこで、熱中症とはどのような状況でかかり、どのような症状が現れるのか解説します。
熱中症とは?
熱中症とは「気温や湿気が高い環境で、運動や仕事をして、体温が上昇したままの状態が続き、水分補給も満足にできず、身体に熱が溜まってしまった状態」のことです。
熱中症は、下記の3つの要因が重なり引き起こされます。
・からだ…体内の発熱・暑い環境になじめない(汗が出にくい)
・行動…運動や活動で体温が上昇・水分がなかなか取れない状況
(参照:環境省「熱中症予防情報サイト」)
簡単に言えば、身体に熱がこもってしまって、その熱を発散できない状態になっていることですね。
さらに熱中症の要因の一つとして、空気の流れ(風)も重要なポイントになります。
そのため、室外だけでなく室内でも熱中症にかかる恐れがあるのです。
熱中症の症状
熱中症にかかってしまったら、どのような症状が出るのでしょうか。
場合によっては、命の危険もありますので、しっかり確認して注意しておきましょう。
② 筋肉痛・筋肉のけいれん…こむら返り(足がツル)や、筋肉がピクピクするなど
③ 身体のだるさ・吐き気
④ 汗のかき方がおかしい…汗が大量に出ている、まったく汗が出ていないなど
⑤ 体温が高い・皮膚の異常
⑥ 呼びかけに反応しない(意識がない)・まっすぐ歩けない
⑦ 水分補給ができなくなる
(参照:「熱中症ゼロへ」日本気象協会推進サイト)
症状が軽い順から紹介しています。
もしも、⑥の「呼びかけに反応しない」という場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
自分で水分補給ができる場合は、涼しい場所で休みながら水分補給して、症状が治まったら、自宅に戻り身体をゆっくり休めてください。
水分補給が自力でできない場合は、無理に水を飲ませずに、病院で点滴を打ってもらった方が安全ですので、無理はしないようにしましょう。
熱中症の予防方法

熱中症の予防方法をご紹介します。
普段なら「これくらいなら大丈夫」という場合でも、体調を崩していたり、いつもよりも気温や湿度が高い場合は、熱中症にかかることが多いので、注意しておきましょうね。
熱中症を予防する方法を、下記でご紹介します。
・涼しい服装
・部屋の換気をして風を通す(熱をこもらせない)
・木陰などの日陰に入る
・日傘や帽子を使って、直射日光を浴びないようにする
(参照:環境省「熱中症予防情報サイト」)
熱中症は、外気の影響や身体の熱が溜まった状態ですので、熱を下げる・熱が上がらないようにする工夫が必要です。
水分補給はもちろんですが、室内にいる時はエアコンや扇風機を使って、空気の流れを作りましょう。
外でも日差しを遮るために帽子をかぶったりと、工夫することは可能ですので、熱中症にならないように気を付けていきましょうね。
熱中症かなと思ったときは
どんなに気を付けていても、熱中症にかかってしまうこともあります。
外で仕事をしているときは、集中してしまい、なかなか水分補給が難しい場合もありますよね。
上記でご紹介した熱中症の症状がある場合は、下記のような対応が必要です。
・意識がない場合(呼びかけても答えない)は、すぐに救急車を呼ぶ
・涼しい場所で休む
・服を緩める
・首・わきの下・股関節を冷やす
・うちわや手持ちの小型扇風機で風を送る
・水分(塩分)を取らせる
(参照:「熱中症ゼロへ」日本気象協会推進サイト)
意識が無くて、救急車を呼んで待っている間も、同じような対処が必要です。救急車が到着するまでは、涼しい場所に運び、身体を冷やして、風を送りましょう。
救急車は、思っているよりも早く来ることができません。
救急車が到着しても、病院までの搬送時間もかかります。
熱中症を悪化させないようにするためには、倒れてしまった人を、安全な場所に移して冷やして風を送ることが大切なポイントです。
もしも周囲の人がそうなった場合は、手に持っているアイテムを駆使して風を送りましょう。
自分が「ちょっとヤバいな」と感じた時は、日陰に入り座って水分補給をしっかりして、周囲の人に助けを求めることも大切ですよ。
2022年暑さ対策グッズ6選!
熱中症は、しっかり対策をしていれば、熱中症になりにくいです。
そのため、様々な対策が呼びかけられていますが、つい熱中してしまい、気が付いたら…ということもよくあります。
エアコンや扇風機のつけられる室内だけではなく、室外での活動(仕事やアウトドア)中は、特に暑さ対策に気を付けたいところですね。
そこで熱中症対策に有効な、暑さ対策グッズをご紹介します。
【SUO】アイスリング

28℃以下で自然に凍結する植物由来の素材が使われている、首に巻くリングです。
サイズは、子供用から大人用、そしてペット用と多岐にわたります。
首もとにピッタリフィットしますので、ずれ落ちたり・何度もつけなおしたりという手間がありません。
アイスリングのレビュー記事は以下をご覧ください↓↓↓
サイズ | 子供用・大人用(M・L)・ペット用(XS・SS) |
機能 | 28℃以下で凍結・水滴も発生しない・持続時間60分ほど・水につければ冷えます |
【THANKO】ネッククーラーSlim

ペルチェ素子を利用した2022年最新のネッククーラーです。
今までのモデルよりも、首回りがフィットしやすく、重さを感じさせない作りになっています。
そして、スイッチを入れたら速冷2秒と、すぐに涼しさを体感することができるようになりました。
首回りのサイズが、最小約37cmで最大約50cmまで可能です。
ネッククーラーSlimのレビュー記事は以下をご覧ください↓↓↓
サイズ | 最小:幅130×高さ45×奥行80mm・最大:幅160×高さ45×奥行160mm |
重量 | 本体:約140g・専用バッテリー:約80g |
機能 | 3段階温度調節可能(強モード:外気温より-10~-17℃・弱モード:外気温より-4℃~-8.5℃・揺らぎモード) |
稼働時間 | 専用バッテリー:強モード…約1時間・弱モード…約2時間・モバイルバッテリー(別売)強モード…約5時間15分:弱モード…約10時間30分 |
付属品 | 専用バッテリー・USB- Type-Cケーブル・日本語説明書 |
【THANKO】 ネッククーラー Pro R4

2022年の改良モデルは、見た目がとてもゴツ目のネッククーラーになりました。
ペルチェ素材の冷却プレートを4枚利用しているので、首回りの冷却力がかなりパワーアップしています。
専用のバッテリーで4時間持ちますが、別売りのモバイルバッテリーでも使用ができますので、長時間、外で活動をする場合は、バッテリーの用意をしておきましょう。
首のサイズ、35~50cmに対応しています。
ネッククーラーPro R4のレビュー記事は以下をご覧ください↓↓↓
サイズ | 最小:幅約110×高さ約40×奥行130mm・最大:幅約215×高さ約40×奥行約210mm |
重量 | 本体:約300g・専用バッテリー:約140g |
機能 | 3段階温度調節可能(ハイパワー…外気温より-10~-15℃・強モード…外気温より-8~13℃・弱モード…外気温より-4~-9℃) |
稼働時間 | 専用バッテリー:弱…約4時間・強…約3時間・ハイパワー約2時間・モバイルバッテリー(別売り):弱…約7時間15分・強…約3時間30分 |
付属品 | 専用バッテリー・USB-TypeCケーブル、落下防止用ストラップ・六角レンチ2個・日本語説明書 |
【Lecone】充電式手持ち扇風機

3WAY(手持ち・首掛け・卓上)で使用ができる、ハンディファンです。
首に掛ければ、両手が空きますし、風を直に感じることができるので、自分だけではなく、他の人が熱中症で倒れてしまった場合でも、風を送ることができます。
USBで充電ができるので、オフィスワーク中にも使用できますよ。
サイズ | 9×18.5×2.5cm |
重量 | 122g |
機能 | 3段階風量調節可能(弱・中・強(ドライヤー並みの風量)) |
容量 | 2000Mah |
【森永製菓】タブレット塩分プラス80g×6袋

熱中症対策として、身体の熱を逃すことや風を送り、身体を冷やすことも大切ですが、塩分補給も大切になります。
塩味の飴もありますが、暑さで溶けてしまうこともありますので、夏の間はタブレットタイプがおすすめです。
塩分を含む飲み物で補給も出来ればいいのですが、飲み物にはそれぞれ好みがありますから、塩分を含むタブレットを持ち歩いておけば、いつでも塩分の補給ができますよ。
【極涼】接触冷感敷パット(シングルサイズ)

熱中症は、室内でもなります。
とくに夜寝ている時、エアコンの風が苦手でエアコンを切って休んでいる場合は、身体に熱がこもって熱中症にかかってしまう恐れがあります。
そこで、触れれば冷たさを感じることができる、接触冷感敷パットがおすすめです。
とくに、車中泊やキャンプなど、エアコンが使えない時にも便利ですよ。
こちらの製品は、シングルサイズの敷パットですが、他にもタオルケットタイプやボックスシーツもありますので、様々なシーンで利用ができますよ。
サイズ | 100×205cm(シングル) |
機能 | ウイルスバリア・抗菌防臭・吸水速乾・通気性抜群・洗濯機で洗濯可能 |
適切な暑さ対策で熱中症を予防しましょう!

そこで今回は、2022年おすすめの暑さ対策グッズ6選と、熱中症対策についてご紹介しました。
熱中症は、対策をしていれば防ぐことができます。
ですが、仕事中や野外での活動で熱中してしまい、水分補給ができなかったりと、熱中症になってしまうパターンはいろいろありますよね。
とくに、仕事中は水分補給のタイミングを逃してしまうこともよくあります。
そのため、自分で自衛することも大切です。
そして、もしも周囲の人が熱中症になってしまった場合、適切な処置ができるように知っておくこともとても大切です。
年々、暑さが厳しい夏になってきていますが、暑さに負けないように、元気に過ごしていきましょう。

